こんにちは。一人会社なので誰を取り締まっているのかよくわからない代表取締役、チョッピーです。
最近、「Daily Choppy !」でビジネスチックなお話をあまりしていない。今日は趣向を変えてビジネス全振りの記事を書いてみようと思う。内容は記事のタイトルにある通り「ふらとぴの戦略と課題」について。
具体的には今時点で考えられている『ふらとぴ』の戦略と課題および今後の戦略と課題について書いていくつもりだ。なお、現時点の戦略と課題については基本的にふらとぴ編集部メンバー間(チョッピー・こむぎ・横道それ夫)で認識の共有は図れているつもりなのだが、今後の戦略と課題については一部、僕の頭の中にしかないモノも含まれている可能性がある。
チョッピーは記憶力がポンコツなので「何を話して何を話していないか」をすぐに忘れるのです。だから折に触れて今回のような記事を書いて編集部内での共有を計っているところもあります。
なお、ふらとぴ編集部には(どこにも明文化していないものの)「他社のインサイダー情報およびセキュリティに関する情報以外はフルオープンにする」というポリシーもある。なので読者の皆様にも『Daily Choppy !』の記事という形で共有させて頂いている。
これもある意味「ふらとぴの戦略」でもあります。『ふらとぴ』は出来るだけ多くの方のお力を借りて事業を成長させていきたいと考えており、そのための前提条件として「情報のフルオープン」が必要だと考えているのです。「情報を隠したがるヤツ」って胡散臭いし、あんまり協力したくないじゃないですか。僕だったらそう思うので。もっと直接的に言うと「情報の隠蔽」って「権力の固定化」に繋がります。僕はそういう体質の組織は嫌いなのです。
ふらとぴの戦略と課題
現在のふらとぴの戦略と課題
戦略
現在の『ふらとぴ』の戦略はひとつだけ。「想定ビジネスモデルを完成させる」だ。
今の『ふらとぴ』は上のイラストで表されているところの「ふらとぴの顧客①」と「ふらとぴの顧客④」に関わる事業だけが実現できている状態。残りの「ふらとぴの顧客②」と「ふらとぴの顧客③」に関わる事業も完成させるのが目下の戦略だ。
想定実現手段と手順
上のビジネスモデルを実現させるために想定している具体的な手段と手順は次の通り。
- 営業(テレアポ&対面)により「顧客①」の数を増やす
- 「顧客①」になって頂いた施設の利用者の方を中心に「顧客②」の数を増やす
- 営業(テレアポ&対面)により「顧客③」の数を増やす
基本的には日々のコンテンツ作成により「顧客④(つまり皆様)」の興味関心の維持と新規ユーザの獲得を目指しつつ、「顧客①」と「顧客③」を営業により増やし、それらの実績をもって「顧客④」に営業を行う…という戦略だ。
『ふらとぴ』にマトモな売上が立つのは顧客④の獲得以降となります。それまでは僕達は無給でなんとか頑張るしかない。生活費が枯渇したら? 僕はバイトか副業可能なお仕事を探し、日々の糧を得ながらふらとぴ事業を続ける予定です。それらが見つからなかった場合どうするかは今時点では考えていません。その時、考えます。
課題
現在の課題は次の通り。
- 顧客①への営業力が未知数
- 顧客②へのリーチ方法があまり考えられていない
- 顧客③への営業力が未知数
下にいけばいくほど課題の度合いは高い。それぞれの具体的な内容は次の通り。
顧客①への営業力が未知数
現在の『ふらとぴ』には「新規顧客開拓の営業経験者」がいない。一応、僕は前職で「IT業界における既存顧客への営業」も業務として行ってはいたが「新規顧客開拓型の営業」の経験はほとんどない。
今『ふらとぴ』に掲載されている3施設への営業経験しかありません。
そのため顧客①への営業力は未知数だ。ただ、まぁ、正直、ここに関しては少ないながらも実績はあるので「数うちゃ当たる方式」で頑張ればなんとかなるのでは…と考えている。甘い考えかもしれないが。
顧客①の数が増えていけば、それが実績として営業力に繋がる側面もあると思う。最初が一番大変だろう。頑張ります。
現在の僕の主要なタスクはこちらの営業に使うための汎用的な資料の作成になっています。来週中には完成させたいなぁ…。
顧客②へのリーチ方法があまり考えられていない
顧客②の候補となる方へのリーチ方法としては今のところ「顧客①になって頂いた施設にふらとぴクリエイター募集のパンフレットを置いてもらい興味がある利用者の方に応募して頂く」という形を考えている。
だが、それだけだとリーチ可能な数に限りがあるし「ふらとぴクリエイターになりたい」というタイプの「働く事に困難を抱えている方」へのリーチ方法としては確実性に欠けるのではないか…とも感じている。
顧客①…つまり就労系の障害福祉施設の利用者の方は基本的に「施設で福祉サービスを受けられる」状態にある方です。でも「『ふらとぴ』に掲載するコンテンツを載せたい方」ってむしろ「様々な理由により施設での福祉サービスを受ける事が困難な方」の方にマッチするのでは…という印象があります。
ここに関しては今後「ふらとぴクリエイターになりたい方とは具体的にどういう人か」の分析と「ふらとぴクリエイターになりたい方に確実にリーチするにはどうすればよいのか」の調査が必要になるのかもしれない…と考えている。
最近はアート活動を行う障害福祉施設等も増えているみたいなので、そのような活動を行っている施設に相談させて頂くのも良いかもしれません。
顧客③への営業力が未知数
ここは今のところ本当に対策が何も考えられていない。「ふらとぴ事業に関心を持って頂ける企業」がどういう企業なのかもよくわかっていないし、それらに対する効果的な営業手法もわかっていない。
顧客①・②・④の数が増えれば増える程、顧客③に対する訴求力は上がるのであろう…という想像はつくのだが具体的にその数がどうなれば営業に効果的に響くのかもよくわかっていない。
ここに関してはトライ&エラーで泥臭く営業を続けていくしかないのではないか…?と考えている。
本記事を読んで「こうすればいいよ」等の案がある方は是非、やり方を教えてください。僕のTwitterのDMかふらとぴ編集部の連絡窓口に連絡頂けると助かります。
今後のふらとぴの戦略と課題
正直、まだこれを考えるのは時期尚早。ただ、何も考えないのも経営者としてアレなので「想定ビジネスモデル完成後の『ふらとぴ』の戦略」について僕がボンヤリと考えている内容について書いてみたいと思う。
戦略
- なにかしらのストック型のビジネスが欲しい
- 外部リソースの活用を図っていきたい
- ウェブサイトを超えた活動をしていける体制を構築したい
それぞれの詳細は以下。
なにかしらのストック型のビジネスが欲しい
現在の『ふらとぴ』の想定ビジネスモデルはフロー型である。
フロービジネス・ストックビジネス
ビジネスモデルの種類。「フロービジネス」とは、顧客との関係は1回の取引で終わり、その顧客からの利益を継続的に伸ばすことが担保されないビジネス形態のことを指す。飲食業や小売業などがこれにあたる。開業してすぐに集客できれば早い段階で利益を得られる点でメリットがあるが、収益が安定しにくいデメリットがある。対して「ストックビジネス」とは、会員を確保したり、顧客と契約を結んだりすることで、継続的な利益を得ることができるビジネス形態のことを指す。通信事業やインフラ事業、塾事業などがこれにあたる。開業してから収益が安定するまでに時間がかかるが、一定数の会員や契約を確保できれば収益が安定するメリットがある。
フロービジネス・ストックビジネスとは|コトバンク
フロー型のビジネスモデルだけでは経営の安定性に欠ける(ような気がする)。なにかしらのストック型のビジネスも行っていきたいところ。…が、今のところ何のアイディアも無い。
「ストック型のビジネスモデルが考えられていない」は現在の『ふらとぴ』の想定ビジネスモデルの非モダンな部分として意識しておきたいと思う。
「想定ビジネスモデルが完成したら上がり!」じゃないのよ。常にビジネスモデルは改善させていかなければ。
外部リソースの活用を図っていきたい
顧客③からの売上が獲得できる様になったら、主に「営業」と「コンテンツ作成」に関して外部リソースの活用を図っていきたいと考えている。
『ふらとぴ』には「地元志向」という考え方はない。日本・世界を対象として規模の拡大を目指している。そのためには外部リソースの活用が必須(だと考えている)。
これはふらとぴ運営企業であるEgeneが「株式会社」という法人形態を採用している理由のひとつでもあります。今の資本主義の仕組みにおいて規模の拡大を目指すには、この形が最適であるように思えるのです。
とはいえ現時点の『ふらとぴ』には外部リソースの獲得手段も活用ノウハウもない。顧客③の獲得が出来次第、対応を考えたいと思う。
ウェブサイトを超えた活動をしていける体制を構築したい
現在の『ふらとぴ』はウェブサイトを中心とした活動を行っている。ただ、ウェブサイトにこだわっているわけではない。
ふらとぴ運営企業のEgeneの企業理念「コンテンツの制作・提供を通じて、全ての人を幸せにする」を実現するための方法として「ウェブサイト」という形の実現可能性が一番高いように思われたので最初の手段としてそれを採用しただけである。
実は僕の「代表あいさつ」にも『そのための手段は問いません。テキスト・映像・音楽・イラスト・ライブパフォーマンス・物体…など。実現可能性と相談しながら、あらゆる手段を用いてコンテンツの制作・提供を行っていきます。』と書かれています。
ただ、現実的には現在のふらとぴ編集部はウェブサイト以外のコンテンツ作成を行える体制にはなっていない。「外部リソースの活用」とも関係するかもしれないが、将来的にはふらとぴクリエイターが希望する様々なコンテンツ形式を実現できる体制を構築していきたいと考えている。
まとめ
現在・将来のふらとぴの戦略と課題について今時点でふらとぴ編集部および僕が考えているモノを色々と書いてみた。なにはともあれ今の僕達に必要なのは顧客①(ふらとぴ掲載障害福祉施設)である。日々のコンテンツ作成を行いながら顧客①の数を増やせるように頑張りたいと思う。
本日の締め
今回は現在・将来それぞれの「ふらとぴの戦略と課題」について書いてみました。
最近、僕の活動がコンテンツ作成に注力しすぎている気がしたので自戒の意味も込めて書きました。僕は「ふらとぴ編集部員 兼 ふらとぴクリエイター」でもありますが、同時に「ふらとぴ営業担当者」や「Egene代表取締役」でもあるので、そちらの活動も精力的に行っていきたいと思います。
実は「ふらとぴシステム担当」でもある。そちらのタスクでやりたい事もあるのですが、ちょっと今はこちらのタスク優先度は下げています。一応『ふらとぴ』はシステム的には安定稼働していますので…。
『ふらとぴ』では皆様のご意見をお待ちしています。本記事の内容について思うところがありましたらどしどしご連絡ください! まぁ、それを採用するか否かは意見の内容と僕達の意向次第ですが…。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
「ビジネス」という言葉、それなりに意識的に使っています。