【Daily Choppy !】第94回:ふらとぴのビジネスモデルについて⑤ – コンテンツ作成方針について

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こんにちは。チョッピーです。

今回は久しぶりにふらとぴのビジネスモデルに関して現時点で僕が考えている事をダラダラと一方的に話し続ける「ふらとぴのビジネスモデル」シリーズの一遍を書いてみようかと思います。先日から「Daily Choppy !」にて少しずつ書いていた内容に関して、現時点での弊社なりの結論が出たからですね。ズバリ「コンテンツ作成方針について」です。

ちなみに過去の「ふらとぴのビジネスモデル」シリーズは以下の通りです。

興味のある方はご一読頂けると嬉しいです。

さて、ふらとぴの「コンテンツ作成方針」についてですが…最初に結論を言うと「ふらとぴ」は以下の方針でコンテンツ作成を行っていこうと考えています。

まず第一にコンテンツ作成者が「HAPPY」になれるコンテンツであること

はい、要は「ふらとぴのコンテンツ作成方針は顧客志向ではなくクリエイター志向である」…という事です。通常のビジネス思考の方からは「顧客第一で考えないとは何事だ!」と怒られてしまいそうな内容ですね。何故この様な方針にしたのかは以下で説明いたします。

なお、ここでいう「HAPPY」の形を「ふらとぴ」として定義する事はしません。
「何がどうなれば、その人はHAPPYになれるのか」は価値観に依拠するものであり、それは個人個人で異なるモノである…と僕は考えるためです。

なので「私は自分が作ったコンテンツを読む事で顧客が喜んでくれる事にHAPPYを感じます」という方がコンテンツを作る場合は「顧客第一でのコンテンツ作成」をして頂いて構いません。逆に「私は自分が作りたいコンテンツを作る事にこそHAPPYを感じます」という方がコンテンツを作る場合は「自分第一のコンテンツ作成」をして頂ければと思います。とにかく、それが「個々人のHAPPYに繋がる」のであれば「ふらとぴ」はコンテンツを掲載させて頂きます。

その最大の理由は、もちろん「ふらとぴ」には「ふらとぴの存在意義である【Make everyone happy !!】を実現するためにはクリエイターも幸せでなければならない」という理念があるからです。ただ、実は僕は「コンテンツの品質」という観点から考えても、これが最適な方針なのではないかと考えています。理由は以下の2点です。

  • クリエイターが高品質なコンテンツを創るにあたって一番大切なのは「クリエイターの魂をコンテンツに込めること」であって、それが一番達成されやすい条件とは「クリエイター自身が一番HAPPYになれるコンテンツを作ること」ではないかと考えるため。
    あえて通常の商品開発の文脈で言い換えるのであれば「最高品質のプロダクトを開発するためには最高の環境を整備する必要がある」のであって、ふらとぴにおける「最高の環境」とは「クリエイターがHAPPYな気持ちでコンテンツを創れること」だと考えるため…となります。
  • 仮にターゲット分析を行いペルソナ等を設定したところで、そのペルソナが好むコンテンツが結局、何であるのかはよくわからないと考えるため。さらに仮に「このペルソナはこのジャンルの記事が好き」だと決めつける事が出来たとして「特定のジャンルに特化した記事を作成する能力」に関して「ふらとぴクリエイターが専門誌や専門サイトのクリエイターに勝てる」とは思えず、さらに、そもそも、その様な考え方に基づいて競争を挑む事自体が消耗戦のようでありHAPPYではないと考えるため。どうせ競争をするのであれば「クリエイター自身がHAPPYを感じられるジャンル」で競争を行った方がよいと考える。

つまり僕はこの方針でコンテンツを作成する事こそが「ふらとぴの存在意義」と「ふらとぴ所属クリエイターが実現可能な最高品質コンテンツの作成」の両方の条件を満たす道なのではないかと考えているのです。

以上がふらとぴのコンテンツ作成方針が「まず第一にコンテンツ作成者が「HAPPY」になれるコンテンツであること」の理由です。結局のところ「ふらとぴのビジネスモデルについて③ -広告戦略編」で書いていた内容に戻ってきた感もありますが、いいんです。「アクセス数を増大させるためにはどうすればよいのか?」という悩みを経由した果てに最初の結論に戻ってきただけなので、この結論には当初よりも深みが増しているハズです。具体的には「理念を実現するため」という理由の他に「コンテンツの品質という観点から考えても、それが最適解」という風に理由が強化されています。それが深みです。

さて、ここから先は「コンテンツ作成方針」とは異なるのですが「ふらとぴ」という事業を継続させるためには絶対に考えなければならない「で、どうやってアクセス数を増やすの?」という問いに関しての考え方を述べていきたいと思います。

もちろん僕は「良いコンテンツを作れば、それでアクセス数は増えるハズだ」とは考えていません。一般的な表現に変換すると「良い商品を作っても、それだけでお客さんは商品を買ってくれるわけではない」と考えている…という事になりますね。「良い商品を作ること」は「お客さんが商品を買ってくれること」の必要条件ではありますが、十分条件では無いと考えている…という事です。「お客さんが商品を買ってくれること」を達成するためには「コンテンツ作成方針」とは別の施策を打つ必要があると考えています。

別の施策とは一体、何か…ですが、色々な方法論があるとは思います。
たとえば「すでにコンテンツ力の高い人材を獲得すること、もしくは協力を得ること」かもしれませんし、やはり「SNS広告を打つこと」なのかもしれません。

これらの個別の方法論に関しても色々と作戦を考えて実施していかなければなりませんが、おそらく、どの施策を打つにしても「クリエイターが一番HAPPYになるためには?」を考えて実施する事が各施策のクオリティを最高にする一番の近道だと思いますので、何を考える場合においても、その方針で考えていきたいと思います。

本日もふらとぴに訪問頂きありがとうございます。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。

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