こんにちは。常にメリット・デメリットを考える男、チョッピーです。
大学生の傾向
NHKの記事によれば、2023年卒の大学生は就職先に大手企業を選ぶ傾向があるらしい。
この結果を受けて、該当の調査を行った株式会社ディスコの社員は
まだコロナ禍が収束したとは言えないので、将来の不安から学生の安定志向が続いていると思います。今後も情勢は変わる可能性があるので、視野を広く持ち、いろいろな企業に興味を持って活動してほしいと思います
23年卒就活生に人気の業界は?大手志向に変化はあった?|NHK就活応援ニュースゼミ|NHK
と述べている。
安定志向が続いている…。
しかし、大学生が安定志向でなかった時代なんてあるのだろうか?
僕は2008年に大学を卒業しているが、少なくともその時代にはすでに「今年の大学生は安定志向」と言われていた気がする。さらに、それ以降もずっと同じ言葉が囁かれ続けている気がする。
あくまでも「気がする」だけであって、統計データなどの根拠があるわけではありません。
さらに「安定志向」という言葉にはどうにも批判的なニュアンスを感じる。「挑戦しない逃げ腰の姿勢」みたいな…。
なお、こちらもチョッピーがそう感じているだけで根拠などはありません。
僕個人としては就活時には「安定」を判断基準には入れていなかった。就職した会社は結果的には「安定している」と評される会社だったのだが。
むしろ僕個人としては「知らない土地(関東)で生活をする」と「門外漢の業界(IT業界)に進む」という2つの挑戦をしたつもりの就職でした。
なので、僕としては自分を「安定志向」だとは思っていない。とはいえ、別に「安定志向」な人に対してマイナスイメージを持っているわけでもない。
「安定志向だろうが挑戦志向だろうが、どちらでもいい。好きにしろ。」が正直なところの意見です。
「安定」にも「挑戦」にも、それぞれのメリット・デメリットがあるだろう。個々人の判断で境遇に適した態度を取ればいいと思う。
ゲームと人生には共通点がある!?
先日、複数のブラウザゲームをプレイしている…という旨の記事を公開した。
『Daily Choppy !』第981回だ。
こちらの記事に書いた通り、僕は現在3つのブラウザゲームを同時並行でプレイしている。
3つのゲームを同時並行でプレイなんて出来るの?
それが出来るのだ。なぜならば、これらは全てブラウザゲームだから。
?
ブラウザゲームは基本的に「スキマ時間に遊ぶ」というプレイスタイルを念頭に開発されているモノが多い。そのため、それらには基本的に「スキップ」や「自動化」などの機能が盛り込まれている。
中にはソフトを起動させているだけでゲームが有利に進んでいく「放置ゲー」なんていうジャンルもあるくらいだ。
僕が今、プレイしている3つのゲームも例外ではない。
『千年戦争アイギス』と『モンスター娘TD』には「スキップ機能」があるため、戦闘は一瞬で終わる。『ミストトレインガールズ』には「自動化機能」があるため、全く操作しなくても延々と戦い続けてくれる。
結果、これらのゲームを実際に自分が触って操作している時間は、3つ合わせても1日1時間も無いのではないかと思う。
そもそも『モンスター娘TD』と『ミストトレインガールズ』はシナリオもシステム説明文も1文字も読んでいないし。
そんなプレイスタイルの何が楽しいんだ。
そう言われると、なかなか回答は難しいのだけれど…。
「数字が上がっていくのが面白い」とか、そんな感じ。
ふ~ん…。無為だね。
そんなことを言い始めたら人生だってそうだろうが!
なんて極端な虚無主義。
依存という表現が適切なのかどうかはわからないけれど
そんなわけで3つのブラウザゲームを同時にプレイしている僕。
この生活を始めてから、そろそろ1週間が経つ。
そこで実感したのだが…あきらかにひとつのゲームに対する関心が薄れているのだ。
具体的には『千年戦争アイギス』に費やしていた心理的な関心が明らかに減った。
チョッピーは長い間ブラウザゲームとしては『千年戦争アイギス』だけをプレイしていました。残りの2つに手を出したのは最近の話です。
単純にゲームに飽きたわけではない。
その証拠に、この生活を始めてからも毎日欠かさずゲームを起動し1日に必要な作業は全て行っている。
しかし、脳内で『千年戦争アイギス』が占めていた量は確実に減った。それについて考える時間が激減している。
これはもしかすると「依存先を増やすと、ひとつのモノへの依存が減る」というネット上でよく言われる説の実証だと言えるのかもしれない。
これに関しては東京大学先端科学技術研究センター准教授の熊谷 晋一郎という方が「自立とは依存先を増やすこと」という言葉でよく語られています。興味のある方は調べてみて下さい。
そのメリット
本記事の冒頭で、僕は『「安定」にも「挑戦」にも、それぞれのメリット・デメリットがあるだろう』と書いた。
おそらく僕はあまり安定志向ではないため「安定」のメリット・デメリットはよくわからない。
安定志向の人間は起業なんてしませんからね、たぶん。わかりませんけど。
かと言って「挑戦のメリット・デメリットに明るいのか?」と問われると、それもよくわからない。
別に挑戦したくて挑戦しているわけではないからだ。挑戦しないでも楽しく生きていられるのであれば、それが一番な気もする。
ただ、今回、「多くのブラウザゲームを同時にプレイする」という極めて小市民的な挑戦の結果、「依存先を増やすことによる効果」みたいなモノは実感できた。
「挑戦」には、少なくとも「それを経た結果、なにかしらの変化を実感できる」というメリットはあるのかもしれない。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
大学生の大多数が挑戦志向だったら、それはそれでどうなのか…という気がします。