こんにちは。チョッピーです。
本日の記事の内容について
本日は前回に引き続き以下のイベントのレポートをお届けします。
今回は上記イベントの以下のプログラムが対象です。
以下の様な方にとって参考になると思います。
- WEB・SNSを活用した集客のリアルな経験談を聞きたい方
なお、前回の記事はこちらです。
それでは本編をどうぞ。
実際どうなの!? 起業時の集客&ファンづくりトークセッション
登壇者・ファシリテーター情報
登壇者1:横尾 マイコー 美徳 氏(株式会社Mr.Bliss 代表取締役)
産創館のイベントページに掲載されている内容をそのまま引用します。
10年以上大手企業の広告デザインに携わり、
ECサイトを運営するレディースファッションブランドの制作チーフとして就任。
6年後、デブ男性に魅了されすぎて40歳を記念に起業。
お小遣いは月2万円。(昼食代込み)2016年 大阪府主催ビジネスプランコンテスト入賞。
起業 STEP UPフェスタ 2019|大阪産業創造館
2017年 10人のデブ達と真冬にQZILLAロゴTシャツ1枚で大阪の街を練り歩くイベントを開催。
2018年 関西テレビ「よ~いドン!」人気コーナー「隣の人間国宝さん」に認定される。2019年 試着でのほとばしる汗から解放させるため、5トン冷凍トラックをマイナス10℃の冷凍ショールームに変貌させてイベントに出展。
※色々やっておりますが、ECサイト運営会社です。
登壇者2:藤井 治子氏(SAY株式会社 代表取締役)
産創館のイベントページに掲載されている内容をそのまま引用します。
2000年関西大学(商学部)卒業。東京海上日動火災保険(株)にて15年間勤務。2013年より『エイジレスバレエ・ストレッチ』の前身となるボランティアを立ちあげ、2015年起業。自身が、30歳から始めたバレエで体調改善した(肩こり・腰痛・頭痛・冷え性が改善、それに痩せた!)経験から、不調に悩む中高齢女性を元気にしたいと考え、6年間の実証実験の繰り返しと医師の協力を得てプログラムを確立した。将来は全国へ拡げたいと考えている。
起業 STEP UPフェスタ 2019|大阪産業創造館
ファシリテーター:今井 ひろこ氏(コムサポートオフィス 代表)
産創館のイベントページに掲載されている内容をそのまま引用します。
1968年生まれ。大阪府出身。
起業 STEP UPフェスタ 2019|大阪産業創造館
大阪府立女子大学卒業後、住友精化(株)に17年、研究職として勤務。
在職中に環境教育を支援するNPOを設立。自然豊かな暮らしに憧れ、日本海に面する兵庫県北部・香美町へ移住。
夫が経営する民宿で2年経験を積んだ後、2010年8月より香美町観光商工課で観光まちづくり施策に携わる。
2014年9月、コムサポートオフィスを設立し現在に至る。
民宿・ゲストハウスなどの小規模の宿泊施設や小売・サービス業に対するSNS・ソーシャルマーケティングの集客支援は約100社に及ぶ。
マーケティングセミナーを月1-2回自主開催する他、商工会、企業でのセミナー・研修実績が豊富。趣味はスキューバダイビングと観光ガイド。
内容
パネルディスカッション形式でしたので、各議題ごとにそれぞれの登壇者の方の意見をまとめていきます。
起業当初の販売・集客方法は?
- サイトは構築したが、更新やSEO対策などは何もしていなかった。失敗した(藤井氏)
- 健康に関するビジネスという事で自治体との提携が出来、自治体が広報をしてくれた。(藤井氏)
- 起業1年前からデブに関するブログを書いており、店のオープン前からアクセス数は伸びていた。そのドメインをそのまま使ってサイトをオープンした。ほとんどネット上でのみ活動していた(横尾 マイコー氏)
販売・集客で苦労、失敗したことは?
- SNSを運用していたが「いいね!」も「フォロー」も全然つかない。物を売ろうとする投稿は全く見られない。どうでもいい投稿に「いいね!」がつく。(横尾 マイコー氏)
- 広報に力を入れておらず、プログラム作成(商品開発)ばかりに注力していた。商品開発と同じくらいのリソースを広報活動に費やすべきだった。(藤井氏)
- サイトは構築しても客の目に届かないと意味が無い。現在、サイト再構築中。(藤井氏)
- 株式会社Mr.Blissはスタッフが全てWEB・広告のデザイナー。サイト更新は彼らが担当範囲の責任を持って毎日実施している。常に楽しい事を発信している。(横尾 マイコー氏)
販売・集客に挑戦するなかでの成果
- サイト更新、特にランディングページの改修に力を入れたところ会社自体の信頼感が増した様でテレビ局や顧客からの反応が格段に良くなった。ランディングページの作成には160万円かけた。サイト作成業者やデザイナーは無数に存在するので、会社とマッチする人を選ぶのが大変。(藤井氏)
- Twitterでデブ川柳を募集したところ3日程度で300個ほど集まった。一方、サイトでアンケートを募ったところ最初は全然、反応が無かった。クーポンをつけてもダメ。アンケートが1つ届くたびに社長がハンバーガーを1つ食べてYoutubeに上げる企画を行ったところアンケートが沢山、届くようになった。面白さが大事。ハンバーガーは嫌いになった。(横尾 マイコー氏)
- オフラインのイベントに参加してくれるくらいのファンは必ず商品を買ってくれる。しかも物凄くたくさん買ってくれる。値段も見ずに買ってくれる。1回の買い物で30万円くらい出す人もいる。(横尾 マイコー氏)
- クーポンやまとめ売りを止めると売上は上がった。安売りは意味もメリットも無い。(横尾 マイコー氏)
経営者のセルフブランディングについて
- 経営者はセルフブランディングも大事だが、それ以上に自分らしさが大事。自分らしさを失くすくらいなら嫌な事はしなくてもいいのでは(藤井氏)
- 恥ずかしがらずに人とは違うアプローチをするのが大事。自分のファッションはダサさを大事にしている。(横尾 マイコー氏)
これから起業したい人へのメッセージ
- 広報戦略をちゃんと考えること。失敗を沢山した上で、その原因を分析し、それを反映してビジネスのブラッシュアップを図ること(藤井氏)
- ベンチャーは大企業がやる事をやる必要は無い。極力、まだこの世に無いモノを作るべき。セグメントを狭くすればするほどコアなファンが生まれる。大きくせずに小さくやるとよい。周りにヒントはたくさんある。しかしながらビジネスのヒントとなる人は自分のニーズに気付いていない事が多いので、その方々に対する提案力は大事(横尾 マイコー氏)
おわりに
講演内容等は以上です。参考になりましたでしょうか?
本日もふらとぴに訪問頂きありがとうございます。
実際に起業を行いビジネスを行っている経営者の方々の経験談は非常に参考になりますね。僕もふらとぴを社会的な価値の提供と経済的な持続性を両立できるように頑張りたいと思います。