【Daily Choppy !】第479回:増強ではなく維持のための継続

Daily Choppy ! アイキャッチ画像2Daily Choppy!

こんにちは。良くも悪くもしつこい、チョッピーです。

今回の記事について

増強ではなく維持のための継続
増強ではなく維持のための継続

今回はチョッピーの考える継続の意義についてのお話です。

最も大事なのは継続ではなく成果

いきなり結論めいた見出しですね。今回の「Daily Choppy !」はこの様な構成でお届けしていきたいと思います。

さて、一般的に「継続」は美徳とされていると思います。「継続は力なり」という言葉もありますね。卵か先は鶏が先かはわかりませんが。

ちなみに「継続は力なり」という言葉、有名なわりには慣用句としてはあまり認められていないみたいです。「国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベース」であるレファレンス協同データベースによると出典は不明、かつ、故事成語の辞典類にも掲載されていないとのこと。

とはいえ、この言葉が人口に膾炙しているのは事実。「Weblio辞書」から、その言葉の意味を引用してみましょう。

続けることの重要性、弛まず挫けずに続けていくことの大切さを端的に述べた表現。格言。いくつかの意味合いに解釈できる。

・ 個々の成果は微々たるものであっても、地道に成果を積み重ねていけば、やがて大きな事業を達成できる。目標を達成できる。
・ 今は実力不足であっても、挫けずに修練を積んでいけば、いずれ大成できる。
・ 物事を成し遂げるまで諦めずに取り組み続けるということは、それ自体、優れた能力のひとつである。

「継続は力なり(けいぞくはちからなり)」の意味や使い方|Weblio辞書

「weblio辞書」のこの説明も「実用日本語表現辞典」というイマイチ正体のよくわからない辞書サイトからの引用。個人的には信憑性は疑わしく感じます。ただ、まぁ、少なくとも「継続は力なり」という言葉に関しては、内容を読む限り一般的な認識とそんなに離れているとは思えません。

ここでは、いったん、こちらの引用を正として話を進めていきたいと思います。

チョッピー
チョッピー

引用しておきながら偉そうな態度でスマン。でも、僕は出来るだけ正確性を重視して記事を書きたいのです。

こちらの引用では3つの解釈が紹介されています。最初の2つは目標達成のための手段としての継続の重要性について語っています。対して最後の1つは、継続できる人は、それだけで優れた能力を持っているといえる…という説明になっています。

僕は個人的には、この3つの説明はどれもイマイチ納得がいきません。

最初の2つは目標達成を重視しているので、考え方自体は良いとは思います。ただ、継続し続けていれば必ずしも目標が達成できるのか…と言われれば、そうではありません。端的に言えば、最初の2つの説明の内容はウソです。目標達成には継続以外にも色々な要素が関係してきます。時の運とか。

最後の1つは考え方からして僕とは合いません。継続したからと言って必ずしも目標を達成できるわけではありません。ただ、継続していれば確かに目標達成の可能性が上がる場合もあるでしょう。そのためになんらかの努力を継続し続けるのは普通のことです。それが出来たからと言って、その人自身の何かが取り立てて優れているわけではない。それをもって「優れている」と評するのは個人的には基準が低すぎるように感じます。

チョッピー
チョッピー

もちろん、定めた目標が達成できなかったときの慰めの言葉として努力を称えるのは良いと思います。でも、それは「努力は尊い」という話であって「継続できるから優れている」という話とは別だと感じます。目標を達成できなかった以上、優れてはいない。

チョッピーは継続が嫌いでもないし、苦手でもない

自分で思っている以上に「継続」に対して辛口の評価になってしまいました。僕は「継続」に対して何か恨みでもあるのでしょうか? 別にそういうわけではありません。自己評価で言えば、それなりに継続できる方の人間だと思っています。実際、継続して色々な事を成した経験もあります。

チョッピー
チョッピー

わかりやすいところで言えば「Daily Choppy !」も毎日掲載を479日連続で続けています。また、僕は前職システムエンジニアだったのですが、学生時代は文系学生でシステムに関する知識はゼロでした。ただ、入社してからはシステムの勉強を継続し続けたおかげで業務はなんとかこなせていましたし、一般的に難関と言われるシステム関連の国家試験も2つ合格しました。情報処理技術者試験の高度と言われるヤツです。業務をしながら大学院通学も継続させて卒業もしました。趣味の面でも10年以上、歌を歌い続けています。

これらは別に自慢ではありません。特に資格取得や大学院卒業は、それだけでは何の意味もありませんし。基本的に僕は「何かを継続し続けられるタイプの人間である」という事の証明としてお伝えさせて頂いただけです。

ダイエットのための運動は継続がムッチャ難しい

さて、そんな僕ですが、継続が出来なくなるタイプのモノもあります。なんだと思いますか? そう、見出しにも書いている通りダイエットのための運動です。

僕はずっと継続的にダイエットをし続けています。ただ、全く成果が出ないのですね。運動も食事制限もしているのですが。運動はリングフィットアドベンチャーというゲームを使って行っています。食事制限は主食をあまり食べない…という方法で行っています。

これ、どちらも最高にキツいです。特にリングフィットアドベンチャーのキツさは常軌を逸しています。これは僕がヘボいからそう感じるわけではないと思います。実際「リングフィットアドベンチャー きつい」で検索すれば色々な方の同様の感想が読めます。

そんなにキツいのに全然、痩せない。大学時代は運動をして食事制限をすれば簡単に痩せたのにな…。35歳の体はそんなに甘いモノではないという事なのか…。

チョッピー
チョッピー

チョッピーは1985年生まれの35歳です

そんなわけで先々月くらいからリングフィットアドベンチャーをサボりがちになってしまっていました。体重は微増を続けています。うーん…。

運動を再開したら体重増加が止まった

先日「これではいけない!」と一念発起して運動を再開しました。筋肉のために良いのかは微妙ですが、毎日リングフィットアドベンチャーでトレーニングを行っています。

すると、体重の増加傾向が収まりました。減ってはいませんが増えてもいません。まだ3日くらいしか継続していないので、このまま体重維持が出来るのかはわかりませんが。でも、とにもかくにも今のところ体重の維持は出来ています。

この経験を経て、僕の「継続」に対する考え方が少し変わりました。僕は今まで「継続」は「向上のために必要なモノ」という認識でした。ダイエットの場合で言えば「体重減少や筋肉増強のために継続的なトレーニングが必要」という認識だったという事です。

ただ、これはもしかしたら若い人にのみ適応できる考え方なのかもしれません。僕は前述した通り35歳。社会的にはまだまだ若造の部類かもしれません。でも肉体的にはそんなに若いと言えるわけではありません。

肉体的に若くない人間にとっては「維持」をするためにも「継続」が必要なのかもしれません。それをしないと衰えていく一方です。これはなかなか厳しい現実ですが「向上できなかったとしても維持が出来ていれば成功とする」という考え方は、30歳以上の人間にとっては必要なモノであるような気もします。

チョッピー
チョッピー

しかし、トレーニングと食事制限でやっと維持が出来るレベルであるならば、痩せるためには追加で何をする必要があるのだろう…。もっと激しいトレーニングや科学的な食事が必要なのかもしれない…。

本日の締め

今回は僕の考える継続の意義についてのお話を書いてみました。

「継続」って難しいテーマです。人によっては成功のための必要条件にも十分条件にもなり得ますし、成功と継続に全く関連性がない人もいます。間違った方向に継続した場合、悪影響にすらなり得る。

何かを継続する場合は、常にその方向性と結果を確認する必要があると考える次第です。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

今後のダイエットは食事内容にも少し気を使ってみる事にします。

タイトルとURLをコピーしました