こんにちは。ふらとぴ編集部の横道それ夫です。
久しぶりの単発記事での登場です。
今回、僕は7月10日(金)より解禁されたプロ野球の有観客試合に行って参りました。
観戦したのは7月12日(日)<巨人 対 ヤクルト 5回戦> ほっともっとフィールド神戸(神戸総合運動公園野球場)で開催された巨人主催試合です。
withコロナで野球観戦はどう変わったのか。結構レアなほっともっとフィールド神戸での観戦の魅力と共にお伝えします!
試合観戦の前に
今回の観戦時に必要なチケット類がこちら。
- 入場券
通常のチケットと相違ありません。
今回は1塁側A席を確保できました。ライトポール際ファールゾーンあたりの席です。
- 駐車券
通常だと公共交通機関の利用を促される野球観戦ですが、3密回避のため今回は各試合先着1000名に無料の駐車券が発行されます。
- 入場者情報記入券
名前・連絡先と当日座るシート番号を記入して球場で提出します。万が一、入場者からウイルス感染者が出た際、濃厚接触者情報を迅速に把握するためのものです。個人情報ですが虚偽の情報を書いたりせずキチンと記入します!
さらに今回の観戦時には、いろいろ【注意事項】があります。マスク着用の義務といった基本的なところから球場や試合演出に関する留意事項まで。本記事では割愛しますが、当日までにしっかり読み込みました!
あとは当日の運転ルートを確認して、体調管理を徹底します!
試合当日
入場まで
無料駐車券もあるのでやはり車での来場が多かったみたい
自宅から高速を使って車で1時間半ほど。球場近くに到着したのが16:15頃でした。
敷地内の駐車場はすでに満車になっており2ブロックほど離れた臨時駐車場に誘導され、徒歩で球場に向かいました。
道中、他の観戦客も多くいましたが、みんなマスク着用かつ歩く距離も離しながら球場に歩きました。徒歩20分くらい。
球場に続く歩道橋から撮影。ここから球場に降りていく螺旋スロープが結構長い。
入場ゲートはライト側レフト側それぞれ1か所ずつ(たぶん)
通常は複数のゲートから入場できますが今回は入り口が制限されていました。
僕はライトスタンド側からの入場でした。確認はしていませんが、おそらくレフトスタンド側にも1か所入場ゲートがあったと思われます。
スムーズな移動を行うため、ゲート前で立ち止まっての撮影はしませんでした。
入り口で検温と消毒。チケットのモギリなし
僕が入場ゲートに到着したのが16:45頃。入場ゲートの混雑はありませんでした。
入り口では
- サーモグラフィの前に立ち検温(36.9℃でした)
- 係員にチケットを見せ、手荷物チェック
- 手に消毒用アルコールを噴霧
- 所定のボックスに入場者情報記入券を投入
- 来場者特典の受け取り
これらを入場者同士が一定の距離を置きながら行っていきます。
極力接触を避ける目的からかチケットはモギられませんでした。
なお、このチケットは観戦日から14日間は手もとに残しておくよう、繰り返し場内アナウンスがありました。
スタッフの誘導に従って移動したので、こちらも立ち止まっての撮影はできませんでした。なんとなくイメージしてね。
球場内
密っぽく見えるけど実際は結構間が空いてる客席
僕は通路側の席でしたが隣の人まで3席空いていました。(横〇〇〇客)
列ごとに互い違いに座る感じになっており、ちょうどサイコロの5の目みたいな間隔で有人シートが設置されていました。
僕の席から見たスタンドの様子がこちら。縦横で一定の間隔が空いているのがお分かりでしょうか。
1塁側A席Sブロック付近はホームチームのブルペンが目の前!!
神戸ほっともっとスタジアムは屋外ブルペンです。
そしてなんと僕が座ったシートはそのブルペンが目の前!!
写真右の膝を立てているのは宮本コーチです。試合開始前にブルペンにやってきて、客席に笑顔で手を振ってくれました(^_^)/
微観客の屋外ブルペンはファン垂涎!!
声を出しての応援や応援団による楽器の演奏がないためブルペンで投げ込むボールの音はもちろん、ブルペン電話の着信音まで聞こえました。
以下、当日ブルペンの様子をかんたんにまとめた動画です。
動画中(2:55付近)に投げミスした大竹選手の「あー、ごめん。」という声が入ってます。激レア!!
また、屋外ブルペンはリリーフ陣にも試合の様子が一目瞭然。
味方のチャンスやピンチには投球やアップを止めて試合の様子を見守ります。
背番号58の宮國選手はこの後6回にリリーフ登板。相手打者を3人でピシャリと抑えました!ええやん!!
ブルペンの声(余談)
9回には澤村選手がマウンドへ。四死球でツーアウトランナー1・2塁のピンチを招き、続くヤクルト上田選手へのカウントが3ボール1ストライクになった局面…。
村田ブルペンコーチの「出したら(次)行くぞ」の声まで聞こえました。アカンやん…。
今回の試合観戦の特徴
ファールボールについて
【注意事項】にも記載されていますが、本試合のファールボールはすべて球場スタッフが回収していました。
さらに、客席近くに飛んで観戦客が触れたボールについては「どこに落ちた・どの席の人が触った」といった情報をボールに記入していたっぽいです。
(詳細は不明ですが、スタッフがボールに触れた人に一言二言声をかけてボールにいろいろ書いていたのを見ました。)
接触による感染リスクに配慮した対応ですね。
有観客試合だけどかなり静か
声を出しての応援が禁止されているので当然といえばそうなのですが、観客試合でありながら試合中(特に投球時)はかなり静かです。
僕の席から球審の声やミットの捕球音が聞こえるくらい静か。
満員の球場で応援歌がバンバン流れるあのにぎやかな一体感は実に魅力的ですが、観客全員がしんと静まり試合を見つめる今回の張り詰めた空気感もとてもよかったです。
より一層「野球を見てる」感が増す感じやねー
それでもマナーの悪い客はいる
6回の巨人攻撃時、パーラ選手の走塁をめぐるヤクルト高津監督のリクエストで一時球場が騒然とする場面がありました。
その際、審判団や高津監督に向けて汚いヤジや罵詈雑言を大声で喚き散らす客がいたのです。
なお、それに対して特に注意やペナルティはなかった様子。観戦時の【注意事項】に反する行為なのですが…。(後日、他球団の試合では大声のヤジに対して球審から注意があったりもしたようです。)
退場でよろしいかと存じます
多くの人がルールを守って楽しく観戦しているのに残念でしたね。声が響くので球場全体が嫌な空気になりました。
これから観戦に行く野球っ子はこんなことしちゃダメだぞ!!
ゲームセット後は分散退場。ただしアナウンスのみ
ゲームセット早々に球場を後にしました。
分散退場の協力についてアナウンスが流れますが、ブロックごとの時間差退場などはなし。入場時に出入りが制限されていた各ゲートが解放されていましたが、やはりそこそこ混雑していました。
退場に関しては、球場側の工夫と僕たち観客側の協力がもう少し必要かな、と感じました。
まとめ
試合結果はご存じのとおり。巨人2-3ヤクルトで我らがジャイアンツは敗戦。
初回のヤベェお見合い、チャンスの凡退、件のリクエストによる見なしゲッツーなど勝てそうな雰囲気があまりなかったですね…。
でもようやく今シーズン待望の野球観戦ができた!ヤバい!
屋外ブルペンでリリーフ投手の投げる様を間近で見られた!!
しかもミット音や選手の声まで聞こえる、マジヤバい!!
語彙力が低下するくらい充実したヤバい時間でした。
ほっともっとフィールド神戸は客席とフィールドの距離が近くていいですね!
セ・リーグの試合は今シーズンもうなさそうですが、パ・リーグはオリックス主催試合が何試合かある模様。
贔屓の球団のリリーフ陣を屋外ブルペンで満喫してみてはいかがでしょうか。
東京ドームまで観戦に行くのは少しリスキーなので次に球場観戦ができるのがいつ頃になるか分かりませんが、次回もルールを守って楽しく観戦したいと思います!
今日もふらとぴにお越しいただきありがとうございます。ではまた!
レッツゴー!ジャイアーーーンツ!!