【ふらとぴ編集部チョッピーのジャンプ感想】2022年40号【『大東京鬼嫁伝』新連載・『恋するワンピース』出張読切・読切『HUNGER』・『地球の子』連載終了】

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こんにちは。ジャンプ大好き、チョッピーです。

この連載は

新連載です。

週刊少年ジャンプに掲載されている各マンガの感想をふらとぴクリエイターのチョッピーが書いていきます。

基本的にジャンプ発売当日 or 翌日に掲載予定です。

チョッピー
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たとえばジャンプ発売日が月曜日の場合、本連載は月曜日か火曜日に掲載します。ジャンプ発売日が金曜日の場合は、金曜日か土曜日。ジャンプが休刊の週は本連載も休載です。

本連載の記事の構成は以下の通りです。

  1. 一言感想(掲載順)
    ⇒各マンガの一言感想を掲載順に書きます。基本的に全てのマンガが対象です。
  2. 詳細感想(掲載順)
    ⇒各マンガの詳細感想を掲載順に書きます。回によっては書かないマンガもあります。

なお、チョッピーのジャンプ読書環境は「少年ジャンプ+をスマホで読んでいる」です。

それでは、お楽しみください。

一言感想(掲載順)

  1. 大東京鬼嫁伝(新連載)
    ⇒新連載。設定&キャラクターの更なるノンストレス化を望む。
  2. 呪術廻戦
    ⇒相撲最高!
  3. あかね噺
    ⇒一生さんの信念カッコよすぎ! でも、やっぱり下心はあるでしょ?
  4. 高校生家族
    ⇒春香ちゃんがドンドン可愛くなってますね。
  5. 僕とロボコ
    ⇒今回は大変ストレートでシンプルなギャグマンガでしたね。
  6. SAKAMOTO DAYS
    ⇒戦闘シーンが毎回スタイリッシュで素晴らしいです。
  7. ブラック・クローバー
    ⇒今後はユノが大活躍するんですかね?
  8. 恋するワンピース(出張読切)
    ⇒今、恋するワンピースって連載再開してるんですか?
  9. アオのハコ
    ⇒主要キャラの心情を常に別の狂言回しキャラが本人に説明して自覚させるのって作劇的にどうなんですか?
  10. 夜桜さんちの大作戦
    ⇒G様は小学生なんですかね。お部屋にランドセルあるし。
  11. 逃げ上手の若君
    ⇒キャラが生き生きとしていて面白いです。
  12. アンデッドアンラック
    ⇒先が気になる~!
  13. マッシュル
    ⇒相変わらず絵がスゴい。
  14. PPPPPP
    ⇒ラッキー変身イベントくる?
  15. 僕のヒーローアカデミア
    ⇒ミルコさんの腕がまたちぎれた!
  16. すごいスマホ
    ⇒ボーケンとレイ、コロコロコミックの登場人物みたいなキャラデザですね。
  17. ALIENS AREA
    ⇒最後の爆発描写…というか人間が燃えている描写が良かったです。
  18. HUNGER(読切)
    ⇒ハード寄りのトリコですかね。ちょっとワクワク感が足りないかな…。
  19. 地球の子(連載終了)
    ⇒お疲れ様でした。

詳細感想(掲載順)

大東京鬼嫁伝(新連載)

舞台設定とキャラ造形が大変オタク臭いですが、大丈夫でしょうか。

しかも20年くらい前の。

『ケロロ軍曹』みたいな雰囲気を感じます。

カテゴリとしては『ラブひな』の系譜に連なるマンガでしょうか。

直接的には『ゆらぎ荘の幽奈さん』に近い作風だと思います。ただ、『ゆらぎ荘の幽奈さん』がかなりジャンプ漫画風にチューニングされた作品だったのに対し『大東京鬼嫁伝』は『ラブひな』よりもオタク寄りになっている気がします。

個人的には今のところ主人公とその姉に対する好感度が低いですね。

主人公は自分から告白しておきながら、それを忘れているところが普通に嫌です。姉は家計を主人公に一任しておきながら、権利だけはちゃっかり主張しているところが普通に嫌です。

今後、上記2名を筆頭に各キャラクターの好感度を上げられるかどうかが勝負なマンガな気がします。

たとえば今回のヒロイン(愛火童子)が敵キャラ(蛙人)のケツを蹴り飛ばす描写とか普通に印象悪い。今後はこの辺りの好感度マネジメントにも気を配ってほしいところです。

あと、敵キャラ(蛙人)の「掌水玉(ぐるすたむ)」がどう見ても『ナルト』の螺旋丸なところは個人的には笑いました。

でも、パロディっぽい演出が薄かったですね。普通にパクリだと思われて作品への好感度ダウンに繋がる危険性もありそうな…。

今作、ハーレム系のラブコメだと思うので、であるなら、全体的にもう少しノンストレスで気持ち良く読めるストーリー・キャラクターを描いて頂ければ嬉しいところです。

今後に期待!

呪術廻戦

訳の分からないキャラクターが訳の分からない事を言って、ノリノリで戦い続ける展開。

大変面白いですね。

芥見さんはきっと『バクマン』で言うところの「シリアスな笑い」が好きなのでしょうね。

今回の「白背景に相撲のイラスト×セリフ」とか「超カッコいい四股」のシーンとか、最高でした。

今は物語的には真希の修行パートだと思うのですが、修行パートをこれだけ面白く描けるのは素晴らしいですね。さすが。

あかね噺

一生さんの信念はカッコいいですね。

昨今の『何を言うかよりも誰が言うか』的な風潮に真っ向から意を唱えるスタイルで、伝統芸能の担い手としての矜持を感じさせます。

ただ、だからと言って「破門」の理由にはならないのでは? という疑問は拭えず。

『阿良川の真打に求められるものは大衆を振り向かせられる強靭な芸』と『落語を弱くするものは”阿良川”には要らん』の間に直接的な論理性が無いんですよね。飛躍している。

前者を追求するだけなら「破門」はいきすぎだし、後者を追求するなら、そもそも未熟な落語家を一門に入れられない。

だから「全員破門」の件には、やはり一生さんの信念以外にもマーケティング・パフォーマンス的な下心があったと思うんですよ。

今後、あかねが一生さんを超えられるとすれば、この辺りかもしれませんね。一切の下心のない芸というか…。

いやー、読ませますね。作者の技量に感服!

高校生家族

春香ちゃんのキャラデザがガンガン変わってませんか? 良い方向に。

登場するたびに可愛くなってる気がしますね。

大変良い。

お話としては光太郎くん陣営が春香ちゃんの生徒会長就任を阻止したい理由がイマイチわからず、ちょっとノれませんでした。

良いじゃないですか、春香ちゃんの生徒会長。

好意的に読み解くと「兄としてのプライド」みたいなモノが原動力なのだと思うのですが、もう少しそれをわかりやすく描いた方が良かったんじゃないかな…とか思ったり。

正直、今のところ個人的には光太郎くんより春香ちゃんの方が好感度高いですしね。

僕とロボコ

ずっと気になってるんですけど、ケンコバ先生ってなんなんです?

ケンコバなの?

風俗に詳しかったりするの?

全然、深掘りされないのに普通にキャラクターとして出てくるので毎回「誰やねん」って思っちゃいます。

ブラック・クローバー

ほとんど動きのない説明回でしたね。

それでも、今後のユノの活躍への期待を高めてくれたり、アスタの生存をサクッと教えてくれるのはストレスを感じさせない作劇で流石ですね。

主人公の生死が不明な状況が続くと、「今、誰が主人公なのか」がわかりにくくなって、読者的には結構、ストレスですからね。

恋するワンピース(出張読切)

本編は読んだ事ないので雰囲気とかがわからないのですが、少なくとも今回の出張読切バージョンはパロディギャグ満載で良かったです。

暴力装置・乙骨・宮崎周平には笑った。

ていうか、ワンピースカードゲームなんて発売されてるんですね。知らんかった。

これも将来的にはポケモンカードみたいに高騰して一枚5000万円 ↓ になったりするのでしょうか?

アオのハコ

扉イラストがキレイでオシャレですねー。美容品の広告みたい。

『アオのハコ』も『週刊プレイボーイ』のグラビアの表紙を飾れるんじゃないですか?

ストーリーは大喜側のメガネくん(笠原 匡)に該当する狂言回しキャラが千夏側にも出てきて嫌な感じです。守屋花恋ちゃんですか。

テメェら、人の事ばっかり気にしてないで、もっと自分の人生を生きろや!」って思っちゃいます。

夜桜さんちの大作戦

この世界のハッカーってみんなデコルテを大幅に露出したファッションなんでしょうか?

良いですね。

それはさておき、『あたしら裏方がいくら覚悟決めようが ミスをかぶるのは前線だ』『上手くいけばめちゃくちゃほめられ 失敗しても許され慰められる』ですか。

そんな裏方があるか!

どう考えても普通は逆。なんて良い職場環境なんだ…。

逃げ上手の若君

逃げ若、最近、作者がノってる感じがありますね。

正直、今までは「決められたストーリーに沿ってキャラクターを動かしている」という感じで、キャラの魅力が薄いように感じていました。最近はキャラクターが生きている感じがします。

個人的には海野さんの「体に負担のかかるもっと強い妄想」も見てみたかったです。

アンデッドアンラック

ずっと気になっているのですが、このマンガでいうところの「ループ」っていわゆるループ…つまり時間が巻き戻る形じゃないですよね?

新しい地球が再生産されるんですよね?

つまり、ループ対象者とアンディ以外の人って、今回の地球崩壊で一回、全員、死ぬんですよね?

ループ後の地球にいる人類は新たに生まれた「似て非なる存在」って認識で良いんですよね?

ここ、ちょっとハッキリさせて欲しい気持ちがあります。

それによって今の地球での別れの重さが変わってくるので…。

すごいスマホ

このマンガ、ずっと誰が何のために何をしているのか全然、理解できないです。

主人公の当面の目的と最終的な目的ってなんでしたっけ?

今、主人公は何のためにボーケンとバトルしようとしてるんでしたっけ?

ALIENS AREA

目次コメントに『取材の名目で赤羽の友人に会おうと舞台を赤羽にするも、旅行で不在』と書かれていましたが、作品の舞台を決める理由として普通に嫌ですね。

HUNGER(読切)

作者さん、ブラッククローバーのアシスタントとかやられてますか?

背景とか動物とか描き文字の感じとかがそれっぽかったです。

お話は可もなく不可もなく…って感じです。

黒頭熊、せっかく頭に糖が詰まってるのに、それは使わないんだな…とは思いました。

地球の子(連載終了)

この作品、結局、何がテーマだったのでしょうか。

夫婦愛?

だったら1話目だけで良かったですよね。

主人公による子育て?

だったら母親を早めに殺しておくべきでしたよね。

衛の成長?

だったら、衛が大きくなるのが遅すぎましたよね。2話目で一気に成長させるべきだった。

地球 VS 人類?

いや、いつの間に地球、人類の敵になってるの…。

個人的には最初から最後まで何を描きたいマンガなのかがよくわかりませんでした。

おわりに

今週の感想は以上です。

今週もジャンプは最高でしたね!

次週も楽しみです!

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