【ふらとぴ編集部チョッピーのジャンプ感想】2023年9号【読切作品の掲載なし】

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こんにちは。ジャンプ大好き、チョッピーです。

この連載は

週刊少年ジャンプに掲載されている各マンガの感想をふらとぴクリエイターのチョッピーが書いていきます。

チョッピー
チョッピー

ネタバレ全開です。まだ未読の方はお気を付けて。

基本的にジャンプ発売当日 or 翌日に掲載予定です。

本連載の記事の構成は以下の通りです。

  1. 一言感想(掲載順)
    ⇒ 各マンガの一言感想を掲載順に書きます。基本的に全てのマンガが対象です。
  2. 詳細感想(掲載順)
    ⇒ 各マンガの詳細感想を掲載順に書きます。回によっては書かないマンガもあります。

なお、チョッピーのジャンプ読書環境は「少年ジャンプ+をスマホで読んでいる」です。

それでは、お楽しみください。

一言感想(掲載順)

  1. マッシュル-MASHLE-
    ⇒ 表紙&巻頭カラーなワケですが、なぜ真冬のこの時期に秋っぽい表紙イラストなのかと思ったら、これ、秋じゃなくてシュークリームモチーフだったんですね。巻頭カラーでバトル終了なのはサービス精神旺盛で素晴らしいと思いました。
  2. あかね噺
    ⇒ ストーリーの展開は先週で示唆された通りの順当なモノでしたが、絵の力で「ちんちくりんのお笑い系花魁を演じている」ことを一目でわかるように描写しているのがスゴいですね。笑っちゃったもん。
  3. ONE PIECE
    ⇒ 展開が恐ろしくスピーディーかつ色々な場所で同時に物語が動いているのに、それでもストーリーの理解に全く差し障らない描写がスゴすぎる。ムチャクチャ面白い。
  4. 僕のヒーローアカデミア
    ⇒ 素晴らしすぎる…。死柄木が顔金玉を制したのは最高の展開です! もしかしたら最近のヒロアカ、キメラアント編のハンターハンターの域に至りつつあるんじゃないかな…。それくらい面白いです。
  5. ウィッチウォッチ
    ⇒ ホントに「絶対に面白くなるシチュエーション」を考えるのが上手すぎる。その舞台設定を整えたら、あとは転がすだけで絶対に笑えるもんなぁ。爆笑した。結婚式場と葬儀場が道路を挟んで真向かいにある立地には流石にリアリティを感じませんでしたが些末な問題です。次回への引きも最高。超楽しみ。
  6. 呪術廻戦
    ⇒ うーん、死滅回遊のルール関連のお話、複雑なだけで面白いと思えないんだよなぁ。アオリに書かれている『”慣らし”は進み列島は彼岸へと渡る』の意味もいまだにわからないし。「慣らし」も「彼岸へと渡る」もわからない。一番の問題はそれがわかったところで面白さに繋がらなさそうなところなんだよな…。早くバトルして欲しい。
  7. SAKAMOTO DAYS
    ⇒ 幕間回なのに面白いのスゴいな…。しかし、この世界のモブの方々にも「知り合いが死んで泣く」みたいなマトモな感性があったんですね。そこが一番の驚きだったかも。
  8. アオのハコ
    ⇒ あー、不快。どうしてこうも胸糞が悪くなるキャラと展開をぶち込んでくるんでしょうね。今回の千夏先輩アゲ描写に性悪女たちによるギスギス描写は必要だったんですかね。キャラの周囲を下げて、相対的にキャラを上げる作劇って作品全体の雰囲気が悪くなるので好きじゃないです。やめてほしい。千夏先輩の作画は毎回かわいらしので好き。
  9. 一ノ瀬家の大罪
    ⇒ うーん、ループ物なの? 「一ノ瀬家の大罪」の謎を解く事でループから抜け出す的な? うーん…だとしたら早めにその設定を説明するメタ的な立ち位置のキャラを出して、読者にルール説明をして欲しい。主人公の翼くん自体も読者が共感できるタイプのキャラではないので、そうしてくれないと物語に全く入り込めない。今のところ興味を惹くところが無いです、このマンガ。
  10. アンデッドアンラック
    ⇒ スゲー面白い。ボイドさんの理解力と状況適応能力が高すぎる気がするけど、そんなの些末な問題。そもそもこのマンガのキャラはみんなそうだし。武蔵坊弁慶スタイルの風子ちゃんもカッコよすぎるし最高だぜ!
  11. 人造人間100
    ⇒ 今回、今までで一番面白かったです。それはさておき、なんか絵のタッチが急にハンターハンターみたいになってませんか? 特に「潜入成功!!」のコマ、蹴りが空振りしたコマ、『彼女に歌ってもらわなきゃこの舞台に立てないから』のコマから強くそれを感じました。気のせいかな…?
  12. 僕とロボコ
    ⇒ ずっと意味不明の展開でしたけど全部、面白かったです。この漫画、ストーリーもギャグも面白いからホント強いんだよな…。
  13. 暗号学園のいろは
    ⇒ 面白いな…。ストーリー全体の流れもよく分からないし、謎解きも全く理解できていないのですけど理不尽謎解きバトルがドンドン出てくるテンポの良さと主人公のいろはクンのキャラの良さ(&えっちさ)でサクサク読める。面白い。
  14. 逃げ上手の若君
    ⇒ 面白いです。ムッチャ面白いんですけど「楽しい戦」ってもうホント乱世の狂気の極みですよね。物語的にはそれが善として描かれてますが、実際にはヤバすぎ集団ですからね、こんなの。足利軍、嫌だろうなぁ、こんな狂った集団と戦うの。
  15. 夜桜さんちの大作戦
    ⇒ ほのぼの幕間回で良かったです。最後の急転直下のシリアス本編突入感も良かったです。個人的にはもう少しほのぼの幕間回が続いて欲しい気持ちがありますが…。
  16. ブラッククローバー
    ⇒ アスタが戦ってると面白いですね。シスターの複雑な状態も良かったです。他のヒロインキャラを差し置いてアスタとシスターがくっつく展開を見てみたい。
  17. イチゴーキ!操縦中
    ⇒ いや、今回を2話目に持ってくるべきだったでしょ。ニゴーキとヒロインが登場するお話が8話目ってなんで? ミサオがニゴーキを搭乗している時は誰がイチゴーキを操縦しているのか…とかよりも圧倒的に謎。
  18. PPPPPP
    ⇒ レイジロウパートは相変わらずサッパリ意味がわかりませんでしたけど、ドンが登場してからはムチャクチャ面白かったです。ここにきての憎めない感じのキャラの登場は良いですね。ギャグキャラなのか?
  19. 大東京鬼嫁伝
    ⇒ 本格的にバトル展開に移行していくのかな? 今回はなんだかギャグもバトルも切れ味が良くて面白かったです。
  20. ギンカとリューナ
    ⇒ え、今のお話、ギンカ中心で展開させるの? ギンカ中心だとギンカが無敵すぎてあまり面白くないのでリューナ主導にして欲しいな…。それとも、ギンカがなにかしらの理由で捕らわれて、そこからリューナ編にスイッチするのかな…。それはそれでギンカの格が落ちるけど…。
  21. 高校生家族
    ⇒ 一郎さん、ホント青春してますね。このマンガの中で確実にこの人が一番、望みをかなえてるんじゃなかろうか。

詳細感想(掲載順)

あかね噺

八正さんが『嫌われることはあっても 認められたいと 思われるなんて』と言われていますが、ホントそうですよね。相手の言っている事がどれだけ正しかろうか、叱られたら普通はまず最初に感情的な反発がきますもんね。

とはいえ、この辺りの感情的なお話をグダグダ描かれても何も面白くないので、あかねちゃんの「人間性が良い」という理由でサクッと乗り越えてくれたのは助かります。あかねちゃんはまごうことなく主人公の器。

しかし、八正さんの懸念点ってなんなんでしょうね。それっぽい描写なんて今までありましたっけ。

その懸念が実現しちゃうと、じゃあ、なんでうららさんは噺をあげたんだ…って事になっちゃう気がするので、杞憂で終わるのかな?

…しかしアレですね、これはマンガ的な理由なのかもしれませんが、絵を見ている限りだとあかねちゃんは美少女のように見えますけど、やっぱり落語で言うところの「花魁の色気」とは違う感じなんでしょうね。

彼女が「色気」があるように演じると…なんだろう「田舎から出てきてすぐの大学1年生がバイトでやってみたキャバ嬢」みたいになっちゃうんでしょうか。

今回はそのギャップの面白さで笑わせている感じだと思うのですが、そのキャラ設定で『お茶汲み』という噺自体の面白さは破綻しないのかな…? うらら師匠があげてるんだから、破綻しないんだろうな。

ONE PIECE

扉絵のベガパンク、本編の彼とは雰囲気がだいぶ異なる描かれ方をしていますね。扉絵の方がかなり邪悪な感じ。

やってる事は「争いの無力化」っぽいので、本編の彼と目的は同じっぽいのですが。扉絵の時と、本編の間に彼のキャラクター性が変わるような何かしらの事件でもあったのでしょうか?

ステューシーとルッチのバトルは「口紅に偽装した海楼石を押し付けて、能力を封じてから眠らせる」というかなり芸の細かい描写がされていましたね。丁寧。

しかし、セラフィムバージョンの方が人間味があると評されるミホークの人間性とは一体…。

ベガパンク本体は失踪してしまいましたが、これはボニーが「くまの記憶」を見た結果なんでしょうか。

本体がいない状態でルフィ一行は島を脱出するのかな? セラフィムとステューシーも同行するとすると、かなりの大所帯になりますね。

あ、でも、脱出前に黄猿とカチあう…? そうなると黄猿の船には五老星の一人であるサターン聖も同行してるみたいだから、ルフィ一行は彼とも会合するのか…?

脱出してもしなくても面白そう!

あと、エドワード・ウィーブルってちゃんと強かったんですね。なんでこんなキャラデザなんだろう。

いや、ホント最近のワンピース見どころ多すぎですね。スゴい!

ウィッチウォッチ

本編のギャグ展開についてダラダラと感想を述べるのは野暮なので簡潔に言うと、クッソ面白かったです。大爆笑。破壊力がヤバい。

それでいて最後は奇跡によってどちらも丸く収めてるので素晴らしい。ホントに読後感のいいコントって感じ。作者、絶対、コント番組の作家さんにもなれますよね。

さて、それはさておきラスト2ページの怒涛の展開ですよ。

まさか『SKET DANCE』コラボが来るなんて思ってもみなかった。ヒメコもロマンもムッチャ美人になってますね。あと、結婚してた女性も『SKET DANCE』のキャラだったなんて…。

ヒメコが『明日からな 臨時で新しい高校 行くねん』と言っているという事は、彼女は希望通り国語教師になったのかな? だとしたらスゴいなぁ。

ボッスンとの関係はどうなったんだろう。『SKET DANCE』のラストでは恋愛的には最悪だと思われる返事をして海外に行ってしまいましたが…。

次回、ボッスンも出てくるのかな。それはさすがに無いのかな。

しかし、このマンガにロマンを出して大丈夫なのか? 本人が言っている通り『こっちはメタネタ無し』のハズですが…。次回にはロマンは出てこないのかも。

いずれにせよ次回も楽しみ! 表思&巻頭カラーでメチャクチャやってくれ!

人造人間100

子役が都合よく亡くなるのも不自然だし、なぜ変装したらその子たちに成りすませるのかもよくわからないし、そもそもロキシーをわざわざ舞台上で倒す必要ないでしょ…劇が終わってから倒せば…? みたいにバトルを整えるまでの展開には無理がある気がしましたが、次回以降、舞台上でバトルが展開されるなら個人的には楽しみです。

ただ、舞台上でバトルする必要も同様に誰にもない気はするのですが…。

しかし、人造人間って意外と簡単に人間に協力するんですね。協力の条件って『美しい身体を渡す』とかでもいいんだ。

人造人間が最終的に目指している人間の理想像がわからないので、なんだかあんまり納得感がない気がします。

それとも、ロキシー自身にもなにかしらのスキルがあって、身体を渡すとそのスキルも一緒に移譲されるのかな…?

とはいえ、このマンガはあんまりその辺りは考えずにノリで読んだ方が良さそうですね。ノリで読んだら今回は面白かったです。

僕とロボコ

なんでファミマとファミチキがガッツリ作中に登場しているのかと思ったら、今、ファミマでロボコキャンペーンやってるんですね。しかも2つも。

【ファミマのアプリ ファミペイ限定】僕とロボコスタンプ

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ファミリーマートお得情報・キャンペーン・アプリのお得情報をなどをご紹介しています。

「僕とロボコファミマコラボ」Twitterキャンペーン

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Twitterキャンペーンの方はジャンプ発売日(1月30日)に終了みたいなので、掲載タイミングとしてはギリギリ…。でも、そもそもキャンペーン自体の開始が1月24日(火)で短いから、そこは仕方ないですね。

しかしこの作品はマンガ自体も面白いし、キャンペーンもしやすそうなので、本当にコンテンツとして強すぎますね。スゴい。

おわりに

今週の感想は以上です。

今週もジャンプは最高でしたね!

次週も楽しみです!

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