【ふらとぴ編集部チョッピーのジャンプ感想】2022年42号【読切『メイビーネクストタイム』掲載】

【ふらとぴ編集部チョッピーのジャンプ感想】2020年42号アイキャッチ画像ふらとぴ編集部チョッピーのジャンプ感想

こんにちは。ジャンプ大好き、チョッピーです。

この連載は

週刊少年ジャンプに掲載されている各マンガの感想をふらとぴクリエイターのチョッピーが書いていきます。

チョッピー
チョッピー

ネタバレ全開です。まだ未読の方はお気を付けて。

基本的にジャンプ発売当日 or 翌日に掲載予定です。

本連載の記事の構成は以下の通りです。

  1. 一言感想(掲載順)
    ⇒各マンガの一言感想を掲載順に書きます。基本的に全てのマンガが対象です。
  2. 詳細感想(掲載順)
    ⇒各マンガの詳細感想を掲載順に書きます。回によっては書かないマンガもあります。

なお、チョッピーのジャンプ読書環境は「少年ジャンプ+をスマホで読んでいる」です。

それでは、お楽しみください。

一言感想(掲載順)

  1. ONE PIECE
    ⇒謎が謎を呼ぶ展開で面白い! 謎が解けるのがいつになるのかは考えないでおきましょう。
  2. アオのハコ
    ⇒菖蒲ちゃんのパーソナリティは、かわいくておっぱいが大きいから許されてるところが大きいですよね。
  3. 僕のヒーローアカデミア
    ⇒ミリオのカッコよさはジャンプで2回の打ち切りを経験している堀越さんだからこそ描ける描写な気がしますね。
  4. 逃げ上手の若君
    ⇒敵キャラがネウロの犯人くらいキャラが立ってて素晴らしいですね。
  5. 僕とロボコ
    ⇒読者が感じていたであろう「ロボコ、言うほど強くなくね?」という疑問に対する綺麗なアンサー回で良かったです。ギャグも相変わらずキレキレだわ。
  6. ギンカとリューナ
    ⇒えー、面白い! スッゴく面白い! ジャンプ編集部、この作品、もっと推して大丈夫だよ!
  7. 夜桜さんちの大作品
    ⇒このマンガ、ちゃんと修行回をテンポよくキャラの深掘りまで含めて描いてくれるので好きです。
  8. ウィッチウォッチ
    ⇒スケダン回でしたね。パンのムリヤリなダジャレ笑うわー。『ナンとピロシキ』で大爆笑。何故、こんな魔法を覚えた。
  9. PPPPPP
    ⇒普通に天才ラッキーと交代すればいいのでは…。交代して、何か困るんでしたっけ?
  10. 大東京鬼嫁伝
    ⇒読みづらい。たぶん、コマ割りと線の細さのせいです。あと、やっぱり全体的なセンスの古臭さが気になります。「おでれーた」って…。
  11. あかね噺
    ⇒2週連続で幕間回でしたが、今回の引きは、今後の怒涛の展開を予感させるモノで良かったですね~。
  12. SAKAMOTO DAYS
    ⇒このマンガの真骨頂はカッコいいバトルだと思いますが、今回みたいな幕間回も面白いのは強いですね~。
  13. マッシュル-MASHLE-
    ⇒このマンガ、自由と秩序については一貫してかなりマトモな事を言い続けている気がします。
  14. ブラッククローバー
    ⇒一花さんだけブリーチの世界の住人みたいですね。卍解するのかと思った。
  15. アンデッドアンラック
    ⇒神との10分バトルは、アンディ以外、みんな死んじゃうのかなぁ。負けイベントはツラい…。
  16. メイビーネクストタイム(読切)
    ⇒ゆる~い雰囲気と高い画力のイラストが楽しめるのでお得ですね。満足感がありました。
  17. 高校生家族
    ⇒3歳の春香ちゃん、すっごく可愛いですね。
  18. すごいスマホ
    ⇒ヒゲダンの歌いやすい歌って具体的にどの曲なんですかね。このマンガ、全てに納得感が無い。
  19. ALIENS AREA
    ⇒先週からリアル感のある「仕事」が描かれていて面白いですね。ただ、少年には刺さるのか…?

詳細感想(掲載順)

ONE PIECE

ジャンプの表紙をニカバージョンのルフィ単独で飾ってます。

大変、魅力的なイラストですね。

尾田さん、ここにきてキャラデザセンス爆発してるからスゴい。

本編も怒涛の展開で凄いですね。

ルフィの夢から世界政府の兵器からサボの安否からボニーの異変まで…。

先が気になって仕方ない!

まぁ、ボニーがセクシーキャラから子供になっちゃったのは普通に残念ですけどね。

でも、ボニーって自由に年齢操れるんでしたよね。早めに大人モードに戻って欲しいな。

アオのハコ

菖蒲ちゃんがイマイチ好きになれない。

他人の恋路ばっかり気にしてないで自分の恋に集中しなさいよ。

作中の役割がそれじゃないから、そうはならないのはわかってるんだけど。

あと、高校生くらいの時って、誰が誰を好きかってホントわかりやすいですよね。

『女の子って顔してたから』好きな相手がわかる。

この描写はリアルで良いですね。高校生らしい。

大人はこうはいかない。

僕のヒーローアカデミア

ミリオくん、とんでもなくダサい。あまりにもダサい。

どう考えても、この活躍では少年からの支持は得られない。

でもね、これが世界で一番カッコいいヒーローの姿なんですよ。

自分に何も無くても関係無いのです。

「どうしてもやらなけれならない」のであれば、どんな醜態を晒してでも、それを達成する。

それこそがヒーローであり、世界に笑顔をもたらす存在なのです。

だから、今回のミリオくんは、デクの引き立て役ではありませんよ。

彼が主役です。

作者の堀越さんも当然、それがわかっています。

だって、今回のサブタイトル、「デク到着」とかじゃないですからね。

逃げ上手の若君

今作のキャラクター、作者の松井さんの前々作の『ネウロ』を彷彿とさせる説得力のある信念のあるキャラが多くてスゴく良いですね。

前作の『暗殺教室』ではキャラクターの異常性は抑えて、物語の構成力を高めていたと思うのですが、今作ではその両者が高いレベルで混ざり合っている気がします。

物語全体の強度も高いし、各キャラクターの個性も強い。スゴいなぁ。

あと、最後のページの時行、ちょっと少年誌に載せるにはエロ過ぎますね。スゴいなぁ。

僕とロボコ

『戦う必要のなくなったロボコちゃんの体が普通のOMに近づいてる』から、全盛期と比べてロボコは遥かに弱い…。

なんて納得感のあるお話!

後半の唐突なファミチキ先輩はクッソ笑いました。

ファミチキが出てきた意味が全然わからない。最高。

鬼滅パロも良かったです。

ギンカとリューナ

いや、面白いな!

作中のリューナのセリフにある『せっかく魔術なら 見たコト無いモノだってつくってみなよ』がマンガ内で実現されている…少なくとも作者にその気概がある事がビンビン伝わってきますね!

マンガは魔術! 漫画家は魔術師!

しかし、ギンカの体は死んだ竜すらも蘇らせるんですね。

竜退治…。サブタイトルの表現に従えば『リュー退治』…。

リュー? なぜカタカナ…?

そう言えば、リューナってどうしてギンカが体を失った山に幼児の頃から天涯孤独で暮らしてたんでしょうね。親はいないのか…?

…????

いや、面白いな!

PPPPPP

「学習能力が高すぎるから、社会の規範を学んでしまい、芸術家としての才能を枯らしてしまった」というのは大変、面白く、かつ、納得感のある才能の説明ですね。

しかし、ラッキーは経営者とかサラリーマンとかの「他人と関わらないといけない立場」ではなく「自分の感性と実力だけで生きていく芸術家」なのですから、ファンタジーのためにも早めに天才ラッキーと交代した方が良いのではないでしょうか?

このマンガの中に天才ラッキーを否定する論理って存在しないですよね?

大東京鬼嫁伝

一言感想のところでも書きましたが、本当に読みづらいです。

コマ割りと線の細さが原因だと思います。

あと、いまいちキャラクターが掴み切れません。

どうして窃盗犯に対して『少々まずい事が…』と言っていたマナカちゃんが3ページ後には『”別にコイツ悪人やしそのままにしといて反省させたらええんちゃう”みたいな表情』をしているのでしょうか。まずいと思ってないじゃん。

そもそもすぐに戻せるなら、何もまずくないし。

それと、キャラクターの発言がイチイチ貧乏くさいんですよね。

『折角 値打ちモンのバッグ寄越したクセに傍でタバコ吸わない』とか、『せっかくくれたバッグにタバコの匂いついちゃうから、吸わないでよ』みたいな感じで良いじゃないですか。

「値打ちがあるバッグだから大事」じゃないですよね。「もらったバッグだから大事」なんですよね?

ワザワザ『値打ちモンのバッグ』って言うのは、かなり印象悪いですよ。

なんだかなぁ、全体的に雰囲気に爽快感が無いんですよね。『ウシジマくん』的な湿っぽさがある。

コメディなんだから明るくしてほしいです。

マッシュル-MASHLE-

今、戦ってるのが誰なのかすら分からないのですが、それでも問題なく楽しめるのはスゴい。

今回の敵の写実的で気持ち悪い笑いの描写も良かったです。

このマンガ、とにかく読者にカタルシスを与える描写に専念してて、かつ、それに成功しているので素晴らしいと思います。

アンデッドアンラック

サンって複数体いますよね?

各所に同時多発的に姿を現して、世界を滅ぼすスタイルなんですね。

しかし、サンにも否定能力は有効なんですね。「不動」が効いているので。

チカラ君を後ろから貫いた鉄球?は地球を一周してきたのかな…。

10分間、どんな戦いになるのでしょうか…。

メイビーネクストタイム(読切)

なんか好き。

話のスジはまぁ、よくあるタイプのモノだと思うのですが、嫌味のない可愛らしいキャラデザのほんわかした会話と、自然災害の力のあるイラストが良かったです。

この方のオムニバス形式の恋愛マンガとか読んでみたいですね。

ジャンプ版の『BOYS BE…』みたいな。

雰囲気とキャラがスゴくいい。

すごいスマホ

ワケがわからない。

このマンガ、何が事実で何がキャラの思い込みなのかサッパリわからないです。

なぜ「会議」がグーググスマホの最後の機能だと言えるのか…。

あと、一言感想のところにも書きましたけど「ヒゲダンの歌いやすい曲」ってなに?

そんなのあるの? 原作者、実際にヒゲダンの曲、一曲でも歌ったことありますか?

なんかもう、この一言だけで原作者の創作に対する姿勢が分かってしまった気がします。

作画はそれなりに良いと思うので、もったいないですね。

特に今回の新キャラの女の方のデザインとか、レイの歌唱シーン(の足のムチムチさ加減)の描きこみとか、フェティシズムの片鱗を感じさせて良かったですよ。

おわりに

今週の感想は以上です。

今週もジャンプは最高でしたね!

次週も楽しみです!

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