こんにちは。チョッピーです。
皆さん、歌ってお好きですか? 僕は好きです。
一口に歌と言っても色々なジャンルがあります。「特定のジャンルの曲しか聴かない」という人も多いと思いますが、僕は結構、選り好みすることなく色々なジャンルを聞いています。
ポップス、バラード、ロック、ジャズ、賛美歌、ゴスペル、ラップ、アイドルソング、アニソン、ビジュアル系…これらのジャンルの全てを特に区別することなく聴いています。あんまり個別のジャンルに強いこだわりが無いんですよね。基本的に歌なら全部、好きです。
そんな雑食な僕ですが、あえて好きなジャンルを言うのであれば「メタル」などのラウド系の音楽となります。特にベースが重い感じの曲とか、もしくはメロコアとか、その辺の音楽が好きです。
で、それらのジャンルに特徴的な「シャウト」とか「スクリーム」とか「デスボイス」とか呼ばれる歪んだ声を出すテクニックがあります。最近はハードロックとかでも、このテクニックを使うバンドの方なども増えているので「メタル」等のジャンルを聴かない方でも耳にされた事があるかもしれませんね。端的にお伝えすると、下の動画で紹介されている様な声の事です。
これらの声って初めて聴いた時には「なんだこれ!?」という驚きが先行すると思うんですが、何度も聴いているうちにクセになってくるんですよね。僕なんか、もう「デスボイスは癒し」とか言って憚らないレベルにまでなってしまいました。
そんなレベルでこれらの声にハマってしまっているワケなので、当然、自分でも出せる様に練習しています。僕は歌を聴くのも好きですが、それ以上に歌うのが好きだからです。
ただ、聴けばすぐにわかると思うのですが、これらの声って発生するのが極めて難しいんですよ。変な出し方をしてしまうと喉をすぐ傷めてしまいます。実際、僕も、この発声方法を練習し始めて1年くらいは常に声が枯れている時期がありました。その時は年中、龍角散のど飴を舐めていましたね。
話は脱線しますが声枯れには龍角散シリーズが非常に良いですよ。のど飴もいいですし龍角散ダイレクトという商品も良いです。「龍角散ってそんなに種類あるの?」という方はこちらのページをご覧ください。色々なラインアップが用意されています。これでいつ声が枯れても大丈夫です!
閑話休題。
さて、そんなわけでして、これらの発声方法は非常に難しいのです。ちなみに僕がこれらの声を出す時に、どの様なイメージで発声しているかは下の記事に少し書いていますので、もし興味がある方はこちらを参照ください。
ただ、こちらの記事の最後にも書いてあるのですが
本記事で解説している声の出し方などは全て僕のイメージであって、その正しさなどは全く保証できない事をお断りしておきます。
【Daily Choppy !】第113回:「Do you remember?」の声の出し方について|ふらとぴ
これらの声の出し方ってあくまでもイメージでしか伝えられなかったんですね。基本的には声なので声帯の震えによって音を出しているとは思うのですが、なんというか、普通の発声方法とは明らかに違うので。
そういう謎の発声テクニックであった、これらの声の出し方ですが…なんと! 九州大学大学院の方が本格的に研究を始められたようです! 詳細は以下の動画をご覧ください。
動画内でも説明されていますが、九州大学大学院医学研究院、および、九州大学芸術工学部の音声研究室で発声や歌唱についての研究を行っている李先生(サイトはこちら)と日本で唯一というデスボイス・シャウト専門のボーカルトレーニングを行っているMAHONEさん(サイトはこちら)が協力して、これらの声の研究を実施しています。
今後、この研究がどの様な方向に進んでいくのか、僕にはわかりませんが、もしかすると「これらの声の発声方法」が理論的に解明される日もやってくるのかもしれません。その日が来れば、今までは感覚的にしか表現できなかったこれらの声の発声方法が明確に説明でき、もしかしたら「これらの声を誰でも出せるようになる日」もやってくるかもしれません。
ワクワクしますね! この研究は個人的に追っかけていきたいと思います。
皆さんも興味がありましたら、お二方のTwitterをフォローするなどしてみてはいかがでしょうか。僕はフォローしました。
本日もふらとぴに訪問頂きありがとうございます。
ちなみに上の動画の中ではクリアボイス(シャウト等ではない、いわゆる普通の表声や裏声)の出し方についても言及されていますので、デスボイス・シャウト等に興味の無い方も一度ご覧になってみると面白いかもしれません。