こんにちは。チョッピーです。
本日の記事について
今回は僕がふらとぴの新機能として追加したいなぁ…と考えているオンラインコミュニティ機能について考案中の内容を記載していきます。
ふらとぴのオンラインコミュニティ機能について
最近、ふらとぴはコミュニティ機能を用意しておくべきでは…と考えています。
ネットワーク上における情報交換を目的とした団体、または情報交換を目的としたネットワークそのもののこと。
コミュニティ|コトバンク
また、ふらとぴは土地に縛られない運営を目指しているので僕たちふらとぴ編集部が提供するのであれば、コミュニティ機能も当然オンラインコミュニティになるべきだと考えています。
ふらとぴにオンラインコミュニティ機能が必要だと考える理由
ふらとぴのビジネスモデルについて
何度も「Daily Choppy !」上で説明している内容で申し訳ございませんが、ふらとぴは以下の4種類の顧客(顧客グループ①~④)を想定したビジネスモデルを構築しようとしています。
ふらとぴのビジネスモデルはこの図で表されているように、いわゆるプラットフォーム型のビジネスに近い形を採用しています。(採用していますというか実際のところは持続可能なビジネスモデルを考えていたら結果的にそうなったのですが)
プラットフォームとは、商品やサービス・情報を集めた「場」を提供することで利用客を増やし、市場での優位性を確立するビジネスモデルです。
プラットフォームとは?Amazon・楽天・Appleらが優位性を維持できる3つの理由|ferret
ふらとぴが現時点で各顧客グループに提供できる価値
現在のところ僕は各顧客グループにとってのふらとぴの価値を以下の様に考えています。
- 顧客グループ①にとっての価値
・ECサイトの導入が出来る
・施設自体のプロモーションが出来る
・販売している商品のプロモーションが出来る - 顧客グループ②にとっての価値
・自分の作品を世の中に発表出来る
・自分をクリエイターとして外部に売り出せる - 顧客グループ③にとっての価値
・自社を社会課題に取り組んでいる企業として世間に認知させられる - 顧客グループ④にとっての価値
・様々なコンテンツを楽しめる
・障害福祉施設が販売している商品購入の手段として利用できる
各顧客グループにとってふらとぴの競合サービスとそれらに対するふらとぴの優位性
現在のところ僕は各顧客グループにとってのふらとぴの競合サービスとそれらに対するふらとぴの優位性を以下の様に考えています。(見辛くて申し訳ありません)
顧客 | 競合サービス | 競合サービスに対するふらとぴの優位性 |
① | 行政の支援 | ふらとぴは行政のお金が入っていないため行政の意向を考慮する必要がなく、行政の支援サービスを利用する場合と比べて圧倒的に自由度が高い |
② | 各種コンテンツ投稿サービス(例:「小説家になろう」「pixiv」「Youtube」) | コンテンツのデータをふらとぴ編集部に連携すれば、それ以降の記事化に必要な作業はふらとぴ編集部が実施するため他のサービスと比べてコンテンツの投稿が楽 |
③ | 他のソーシャルビジネス系事業者 | ふらとぴは「コンテンツを通じた就労関連の社会課題の解決」を目指しているサイトのため、この分野に特化した支援を行っている企業であることを世間に示しやすい |
④ | 基本的に存在しない | 「様々なコンテンツを楽しみながらサイト上で紹介されている商品を購入することで気軽に社会貢献をする事が出来る」という日本で唯一の顧客体験を得られる。(どちらか片方の機能だけを有するサービスはいくつかありますが、この2つの機能を同時に有しているサービスをふらとぴ編集部では見つけられていません) |
各顧客グループ獲得にあたっての課題と対策案
僕は今後ふらとぴが各顧客グループを獲得するにあたっての課題と対策案を今のところ以下の様に考えています。
顧客 | 課題 | 対策案 |
① | ふらとぴが有する人的リソースが少なくスピード感を持った動きが出来ない | 人的リースの増強およびそれに必要となる資金の調達を行う |
② | 競合サービスに対する優位性が低く、ふらとぴが顧客にとって魅力的なサービスとみなされない可能性が高い | なにかしらの優位性を構築する |
③ | 世間に対する宣伝効果が低いとみなされる可能性が高い | 顧客グループ①・②の数を増やし、ふらとぴの社会的価値を高め顧客グループ③にとっての宣伝効果を高める |
④ | 魅力的なコンテンツが少ない | 顧客グループ②の獲得や外部のクリエイターを活用した優良コンテンツの制作およびそれに必要となる資金の調達を行う |
ふらとぴの今後の事業展開の流れ
各顧客グループを獲得するにあたっての課題と対策案の内容を鑑み、僕は今後、以下の順番でふらとぴの活動を実施していこうと考えています。基本的には「対策に必要な金銭的コストが少ないところから活動を行い、徐々に金銭的コストが必要な領域に手を伸ばしていく」という流れを考えています。
- 顧客グループ②にとっての「競合サービスに対する優位性」を構築する
- 顧客グループ②に対する営業活動を行い、顧客グループ②を獲得する
- 「2」の活動と並行して顧客グループ①に対する営業も並行して行い、顧客グループ①の数を増やす
- 顧客グループ①・②の数がある程度増えてきたところで顧客グループ③に対する営業を行い、顧客グループ③を獲得する
- 顧客グループ③から獲得した資金を活用し、人的リソースを増強する
- 増強した人的リソースを活用し「1~5」の活動を繰り返し、ふらとぴのビジネスモデルの規模を拡大させる
とりあえず僕が今のところ考えている事業の流れは以上の通りです。(6の後の展開も考えてはいますが今回の記事の範囲から大きくズレる気がするので内容は省略します)
顧客グループ②にとっての「競合サービスに対する優位性」の構築案
今のところ顧客グループ②のニーズに応えられ、かつ、現ふらとぴ編集部による実現可能性も高いと思われる「競合サービスに対する優位性」の構築案は「オンラインコミュニティ機能の新設」ではないかと考えています。
現時点のふらとぴのオンラインコミュニティ機能の案
顧客グループ②にとってのニーズ
ふらとぴ編集部では顧客グループ②の対象者は「働くことに困難を抱えていて、かつ、コンテンツ作成に興味がある人」だと考えています。
軽く調べたところ現時点でこの属性を持つ方々が参加できるオンラインコミュニティは存在しないようです。コミュニティに所属したいという欲求=ニーズは人間が社会的動物である限り基本的には備わっているハズですので、つまり現状はニーズは存在するが、そのニーズを充足するサービスが存在しない状況なのではないか、と考えています。
であれば、これをふらとぴが実現することが出来れば、他のサービスに対する優位性になり得るのではないでしょうか。
なお、リアルのコミュニティに関しては地域のNPOなどが行っている居場所事業や「novalue」という就労サービスを運営している株式会社manabyの事業所が該当すると言えそうです。
実現可能性
軽く調べたところオンラインコミュニティの実現方法は色々な形があり、無料・有料含めて様々なサービスが存在しているようです。有名どころでは「DMMオンラインサロンを利用する方法」や「SlackとZoomを組み合わせる方法」などがあるようですが、いずれも少なくともふらとぴを運営できるだけの知識・スキルがある人物(つまり僕)であれば、それらのサービスを利用する事は可能な様に思えました。
ふらとぴのオンラインコミュニティ機能の要件
では具体的にふらとぴではどの様なオンラインコミュニティ機能を構築すべきでしょうか。まだ、まったくの未定ですが考えるべきポイントとしては以下のような要素がありそうです。
- 参加条件
・たとえば参加者は顧客グループ②だけにするのか、他の顧客グループも含むのか、など - 参加費用
・無料か有料か。有料にする場合の価格設定はどうするか。 - 運営方針
・コミュニティ内でのルールはどの様なモノにするか - 管理体制
・システム面での管理は誰がどうやって行うか
・運用面での管理は誰がどうやって行うか
今のところ考えられるポイントはこんな感じでしょうか…。僕はコミュニティ設計をした事がないので、とりあえず何冊か書籍を読んで、他に事前に考慮しておくべきポイントがないかは調査しておこうと思います。
本日の締め
今回はなんだか事業計画書の素案みたいな内容の記事になりました。普通に考えると、こういう事業計画系の内容は社外秘とするべきなのかもしれませんが、ふらとぴは基本的に「プライバシーとセキュリティと他社のインサイダーに関するモノ以外の情報は全て公開して構わない」というスタンスで運営していますので、こういう内容も平気で記事として公開してしまいます。
仮にふらとぴ内で公開している情報をもとに誰かが別のビジネスを立ち上げたとしても、それはそれで構いません。それにより「Make everyone happy !!」が実現されるのであれば僕としては何の問題もありませんので。
僕は僕の考える「Make everyone happy !!」が実現される事を目的として事業を行っているのであって「それを誰が実現するか」に関しては、そこまで強いこだわりがあるわけではないのです。少なくとも現時点では、それを誰もやっていないので僕自身で事業を立ち上げたに過ぎません。
というわけで今後もふらとぴはふらとぴの考える施策をドンドン公開していくつもりです。この方針が皆様のなにかしらの参考になれば幸いです。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
ふらとぴのビジネスモデルはこんな感じで今後も随時アップデートされていくと思います。