【Daily Choppy !】第207回:ふらとぴ

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こんにちは。チョッピーです。

本日の記事について

今回は前回の「Daily Choppy !」の記事に関連してチョッピーが考えていることを書いていく回…なのですが、現時点ではあんまり頭の中がキレイに整理されているわけではないので支離滅裂な内容になるかもしれません。ご了承ください。前回の記事はこちら↓

ダイバーシティとふらとぴ

多様性・ダイバーシティという言葉が叫ばれるようになって久しいですね。

ダイバーシティとは、多様な人材を積極的に活用しようという考え方のこと。 もとは、社会的マイノリティの就業機会拡大を意図して使われることが多かったが、現在は性別や人種の違いに限らず、年齢、性格、学歴、価値観などの多様性を受け入れ、広く人材を活用することで生産性を高めようとするマネジメントについていう。 企業がダイバーシティを重視する背景には、有能な人材の発掘、斬新なアイデアの喚起、社会の多様なニーズへの対応といったねらいがある。

ダイバーシティ|コトバンク

ダイバーシティという言葉は上の説明の様に「生産性向上のための手段」という文脈で使われるのが一般的だと思います。一般的な企業においては企業価値の最大化が目的であり、その実現に必要となる生産性向上のための施策は全て手段に過ぎないと捉えられているからですね。

ただ、僕は個人的には「ダイバーシティが実現されている状態」とは「個人個人がその属性・思想・価値観を根拠に排斥されることなく生きていける状態のこと」だと考えていまして、これは手段だけでなく目的にもなり得るモノだと捉えています。

特に「Make everyone happy !!」をミッションとして掲げているふらとぴにとっては「ダイバーシティの実現」は間違いなく目的のひとつとして挙げられます。

なお、ここでいう「ダイバーシティの実現」とは「個人個人がその属性・思想・価値観を根拠に排斥されることなく生きていける状態が実現できていること」を指します。「実際に多種多様な属性を持つ人々が組織内に存在していること」を指すわけではありません。よって「ふらとぴはダイバーシティ実現のために様々な人種・宗教・性別・その他もろもろの属性を持つ方々を積極採用します」という意見に繋がるわけではありませんので誤解なきようにお願い致します。

ダイバーシティ実現のために大切な「尊重」という考え方

ダイバーシティの実現のために組織のメンバーが持つべき考え方は僕は「尊重の精神」だと考えています。「相互理解」ではありません。僕は異なる価値観を持つ者同士がダイバーシティを保ったままお互いを理解しあう事は原則的に不可能だと考えているからです。

とても簡略化した例を挙げます。「Aが最高」という価値観の人がその価値観を持ち続けたまま「Bが最高」という価値観の人を理解する事は出来ません。「Aが最高」という判断と「Bが最高」という判断はコンフリクトを起こすからです。仮に「Bが最高」という価値観を理解できた時には、その人は「Aが最高」という価値観の持ち主ではなくなっています。

この様に異なる価値観の持ち主同士が存在する場においては「相互理解」は不可能ですし、無理に「相互理解」を実現しようとすると「単一の価値観による統合」という結末を招いてしまいダイバーシティが消滅してしまいます。

一方、尊重は異なる価値観の持ち主同士でも実現可能です。先ほどの例と同じ状況で説明すると「私はAが最高だと思っているけど、あなたはBが最高だと思っているのですね。私はあなたの考えを理解する事は出来ませんが、かといって排斥もしませんし、あなたの考えを強制的に変えようともしません。ただ、尊重します」という態度を取る事は可能です。

この様に「同調はしないけれど否定もしない。ただ、他者が自分とは違う価値観で生きている事を尊重し、許容する」という態度こそがダイバーシティの実現に必要なのだと思っています。

ふらとぴは「尊重」により成り立つエコシステムである

さて、ここでふらとぴのビジネスモデルを見てましょう。

「ふらとぴ」のビジネスモデル
「ふらとぴ」のビジネスモデル

ふらとぴには4種類の顧客(顧客グループ①~④)が存在し、ふらとぴも含めて、これらは個々に独立していると同時に相互に依存もしています。

  • ふらとぴがあるから①や②がそれを利用する
  • ①や②がふらとぴを利用しているから④がふらとぴを利用する
  • ④がふらとぴを利用しているから③がふらとぴを利用する
  • ③がふらとぴを利用しているからふらとぴは継続・発展できる

このモデルを考案した僕自身が言うのはおこがましいとは思うのですが、これ、ダイバーシティとしてかなり素晴らしい形になっているのではないかと思っています。ふらとぴを含んだ各主体は他の主体に関与することなく、他の存在を尊重しながら各々の利益を最大化するために動くだけで「ふらとぴ」というエコシステムが維持・発展でき、各主体全てが利益を得られる…。

経営・IT分野の新語。複数の企業が商品開発や事業活動などでパートナーシップを組み、互いの技術や資本を生かしながら、開発業者・代理店・販売店・宣伝媒体、さらには消費者や社会を巻き込み、業界の枠や国境を超えて広く共存共栄していく仕組み。本来は、生物とその環境の構成要素を1つのシステムとしてとらえる「生態系」を意味する科学用語。

エコシステム|コトバンク

前回の記事で書いたオンラインコミュニティは、このエコシステムを壊さず、さらに発展させる形で実装できるように設計したいと思います。

本日の締め

今回の記事は書き上げるのにかなりの時間を要してしまいました。時間をかけた割に内容がまとまっているとは言い難い気もするのですが。

今回の記事がかなりの難産だったのは「僕がふらとぴで実現したいモノの根幹」に触れる内容だったからなのではないかと思います。僕はおそらく「相互の尊重によって成り立つ共存のネットワーク=ふらとぴを構築し、それにより働く事に関連する社会課題を解決したい」のですね。初めてちゃんと言語化できたような気がします。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

実はこの記事が完成する直前まで「尊重」ではなく「許容」という言葉を使っていました。しかしながらニュアンス的に「尊重」の方がより適切な気がしたため記事の完成直前に書き換えました。最後の最後まで考え抜くことは大切ですね。

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