こんにちは。心理的安全性大好き、チョッピーです。
今回の記事について
今回はチョッピーの考える「心理的安全性の高い組織の具体的な作り方」に関するお話です。
心理的安全性とは?
「心理的安全性」という言葉をご存じでしょうか? Googleが約4年の歳月をかけて行った「プロジェクト・アリストテレス」にて一躍有名となった言葉です。
心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方、つまり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていません。自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があります。
Google re:Work – ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知る|Google
「プロジェクト・アリストテレス」の目的は「効果的なチームを可能とする条件は何か」という問いに対する答えを見つけ出す事です。
「プロジェクト・アリストテレス」ではその答えとして計5つの条件を見つけ出しています。その中でも「心理的安全性」は「効果的なチームを可能とする」ために「圧倒的に重要」な条件とされています。
Google のリサーチチームが発見した、チームの効果性が高いチームに固有の 5 つの力学のうち、圧倒的に重要なのが心理的安全性です。リサーチ結果によると、心理的安全性の高いチームのメンバーは、Google からの離職率が低く、他のチームメンバーが発案した多様なアイデアをうまく利用することができ、収益性が高く、「効果的に働く」とマネージャーから評価される機会が 2 倍多い、という特徴がありました。
Google re:Work – ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知る|Google
つまりとっても雑に表現すると「良いチームを作るためには心理的安全性を高める必要がある」のです。
心理的安全性に関してもっと詳細に知りたい方はネット・書籍に膨大な情報があるのでググったり本屋に行ったりAmazonで注文したりしてみてね!
心理的安全性を高めるために必要なマネージャーの態度とは?
ここからは僕の考える「心理的安全性を高めるために必要なマネージャーの態度」を書いていきます。ただ、これは僕の経験則に基づいた標本数1の意見に過ぎません。「そんな意見はいらない」と考える方も多いかもしれません。
せっかくここまで読んで頂いたのに、このまま得るモノ無しでお帰り頂くのも申し訳ない。そういう方のために最初に僕の意見よりもはるかに有益であろう記事を紹介させて頂きます。こちら↓
こちらの記事では「チームの心理的安全性」という概念を最初に提唱した経営学者であるエイミーエドモンソン氏がTEDで語った「心理的安全性がないとどのような事態を招くのか、そして職場が心理的安全性を得るにはどうすればいいのか」という内容のスピーチを紹介されています。
おそらく、ここで紹介されている内容が世界で一番確からしい「心理的安全性の高め方」だと思います。「チョッピーの意見には興味はない」という方も、こちらの記事を読んで頂ければ何か得るモノがあるかもしれません。
さて、それではいよいよ僕の考える「心理的安全性を高めるために必要なマネージャーの態度」を書いていこうと思います。
責任を引き受ける覚悟さえあればよい
僕の考える「チームの心理的安全性を高めるために必要なマネージャーの態度」は1点だけです。それは小見出しに書いている通り「責任を引き受ける」という態度です。
責任を引き受ける…とは?
言葉の通りです。チームで活動を行う上で発生した課題の対応責任、実際に発生した損失の補填、それらの諸々のネガティブ要素を全て引き受ける覚悟、それがマネージャーの責任です。
この覚悟さえあればチームメンバーからネガティブな報告が上がって来た時に、相手を責めたり怒りを感じたりすることはなくなります。チームに発生した課題は自分が招いたモノ。自分が主体的に解決するしかないのです。そう考えれば他人を責めたり怒りを感じているヒマなどない。
とにかくマネージャーは絶対にチームメンバーに責任を転嫁してはいけません。チームの中で発生するあらゆる課題・損失の責任はマネージャーにあるのです。
この態度でチームをマネジメントする事が出来れば、チームの心理的安全性は自動的に高まっていくと僕は考えます。
本日の締め
今回は僕の考える「心理的安全性の高い組織の具体的な作り方」に関するお話を書いてみました。
とは言え今回の記事の内容はほとんどがGoogleのプロジェクトやエイミーエドモンソン氏の記事の紹介に紙幅を費やしています。僕のオピニオンに特に興味のない方にとっても有益な記事になったのではないかな…と思っています。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
個人的には「心理的安全性」は「HAPPYな労働」にも繋がる重要な概念だと考えています。