こんにちは。無類のチョコ好き、チョッピーです。
今回の記事について
今回はコロナ禍におけるバレンタインについてのチョッピーの所感です。
新型コロナウイルスのワクチンが承認されました
昨日(2月14日)、ファイザー社の新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認申請が厚労省により承認されました。
こちらのワクチンは「コミナティ筋注」という名前のようです。16歳以上が対象となり、3週間の間隔をあけて2回接種するとのこと。詳細はこちらの添付文書をご参照ください。
医薬品の添付文書とは
医療用医薬品の添付文書は,医薬品医療機器法の規定に基づき,医薬品の適用を受ける患者の安全を確保し適正使用を図るために,医師,歯科医師,薬剤師等の医薬関係者に対して必要な情報を提供する目的で,当該医薬品の製造販売業者が作成するものです。
医療用医薬品の添付文書記載要領の改定について|厚生労働省
なお、これにより日本国民全員に即時ワクチンの接種が開始されるかというとそういうわけではなく、こちらのワクチンの接種には優先順位があります。今のところ以下の順番で検討されているようです。
- 医療従事者等
- 高齢者(65歳以上)
- 基礎疾患を有する者・高齢者施設等の従事者・60~64歳
- 1~3以外の方(一般の方)
上の優先順位は「第43回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会」の「【資料1-1】新型コロナウイルスワクチンの接種順位等について」や首相官邸ホームページの「新型コロナワクチンについて」のページなどに書かれています。気になる方は確認してね。
接種スケジュールは今のところ不明瞭なようです。状況をみながら決めていくみたい。
早めにスケジュールが確定し、ワクチン接種可能な国民への提供時期が分かると良いですね。
これをキッカケにコロナ禍が落ち着いていく事を期待します。
実は昨日はバレンタインデーだった
さて、ファイザー社の新型コロナウイルスのワクチンが承認された2月14日、この日は実はバレンタインデーでした。
「実は」なんてワザワザ言わなくても多くの人は気付いているのでは?
そうですね。さすがに昨日は2月14日であり、2月14日がバレンタインデーである事を忘れていた人はそんなに多くないのではないかと思います。ただ…今年のバレンタインって例年と比べると、かなり盛り上がりに欠けていた気がします。
実際、一般社団法人日本記念日協会の発表によると『2021年の「バレンタインデー」の推計市場規模は前年比約20%減の約1050億円。昨年の約1310億円から約260億円減少した』との事です。
また、市場規模が20%も減少した理由は以下の5つが考えられるようです。
- 新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、飲食店に対する営業時間短縮要請が11都府県で政府から求められているから
- 新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、外出を控える人が増えるから
- 新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、テレワークの推進でそれなりに残っていた義理チョコ需要が消失するから
- 新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、収入が減っている人が増えてバレンタインデーにかけるお金が少なくなるから
- 新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、バレンタインデーに関するメディアの情報が少なくなるから
うーん、確かに5つの原因が挙げられてはいますが根本的には全て「新型コロナウイルスのせい」みたいですね。
まぁ、そうでしょうね…って感じ。
それに加えて2月13日の深夜に地震もあったので、輪をかけて「それどころじゃない感」が出てしまった気もしますね。
バレンタインデーは不要不急?
今年のバレンタインは新型コロナウイルス&地震というダブルの天災に見舞われてしまった事により盛り上がりに欠ける展開になってしまったようです。
色恋沙汰とかチョコレートとか不要不急だし、バレンタインデーなんて無くても死なないから無問題よ
うーん、極論ですけど、このご時世においては、そういう意見が出るのも仕方ないのかもしれません。確かにバレンタインというイベントが無くても、それが即座に人々の生き死にに影響を及ぼす事はないでしょう。
そういう観点から考えるとバレンタインデーは「不要不急」と言えるのかもしれません。
早く不要不急を楽しめる世界に戻ると良いですね
上で紹介した一般社団法人日本記念日協会の発表には以下の文章が書かれています。
今の社会の最大関心事は新型コロナウィルスの影響による「命と経済」。不要不急なものに思えてしまう年中行事の「バレンタインデー」情報はあとまわしになる。しかし、こうした記念日があるから明日も頑張ろう、生きようと思う気持ちが生まれて、命も経済も両立できるのではないかと日本記念日協会は考えている。
2021年の「バレンタインデー」の推計市場規模は前年比約20%減の約1050億円|一般社団法人 日本記念日協会記念日文化研究所
さすが歴史のある一般社団法人、良い事を言われています。
そもそも日本においては色恋沙汰は八百万の神々が神無月(旧暦10月)に出雲大社に集結し、喧々諤々の議論により「誰と誰をくっつけるか」を決める程の重要事項。
全国の神々は旧暦10月11日から17日まで7日間、出雲の地で神事(幽業、かみごと)、すなわち人には予めそれとは知ることのできない人生諸般の事などを神議り(かむはかり)にかけて決められるといわれています。
男女の結びもこのときの神議りであるといいます。
神在月|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】
突然、どうした。チョッピーは神道の信者だったのか。
そういうわけではないのですが、まぁ、昔から日本人にとって色恋沙汰ってそれくらい重要なモノだったのではないかな…という一例として挙げさせて頂きました。
色恋沙汰に限らず、不要不急だけど重要なモノって沢山ありますよね。2020年の2月くらいからこれらを楽しめる機会は激減しています。
新型コロナウイルスのワクチン接種により「不要不急だけど重要なモノ」が楽しめる世界が戻ってくると良いですね。
本日の締め
今回はコロナ禍におけるバレンタインについての僕の所感を書いてみました。
ちなみに僕は今年のバレンタイン、妻がヘルシーなティラミスを作ってくれたのでそれを楽しみました。美味しかったです。妻に感謝。
なお、妻以外の人からはチョコレート的なモノはひとつも貰っていません。元来、僕はモテモテの人間であるので、これはおそらくコロナ禍の影響だと思います。今後、コロナ禍が落ち着いた頃には、きっと何万ものチョコレートが僕の元に届けられる事でしょう。今のうちから保管用のコンテナ等を用意しておいた方がいいかもしれませんね。
……。
なんか言えよ。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
しかし、チョコレートって本当に美味しいですよね。