こんにちは。テレビショッピングをキチンと観た事が無い、チョッピーです。
2密? 1密?
どうやら最近は「3密」ではないシーンでも感染が拡大しているケースが増えているらしい。
変異株はそれほどまでに感染力が強いのだろうか。
前回(2回目)の緊急事態宣言とは異なり、今回の緊急事態宣言に伴い西村大臣が「ステイホーム」を呼び掛けているのも、この辺りに理由があるのだろう。
僕達も新型コロナウイルスの感染症予防の前提をアップデートする必要があるのかもしれない。少なくとも僕は今回の緊急事態宣言に伴い、次の様に意識をアップデートした。
今までは「密閉」「密集」「密接」の3条件が重なる場所、つまり「3密」状態の場所での感染リスクが高い…という認識だった。これからは「なにかしらの密が存在する場所は感染リスクが高い」という意識で生活をしていきたいと思う。
もちろん場合によっては「リスクが高い場所だけど行く」という選択肢を選ぶ事もあり得ます。僕はゼロリスク信奉者ではありませんので…。ただ、「ここはリスクが高い場所である」と意識するのとしないのとでは、感染に繋がる行為の有無が変わってくると思います。すでに新型コロナウイルスは「変異株」という以前とは別の存在に変わっていますので、それに合わせて意識だけでも変えておくのは大事なのではないかな…と考えます。
こむぎからの鋭いコメント
さて、いきなり新型コロナウイルスの話題から始めたのは、それにより読者の皆様の興味を引こうと考えたからだ。言い換えると前回の『Daily Choppy !』(第656回)↓でも書いた通り「記事の内容の自分ごと化」を計ったワケだ。
こちらの記事を編集部内のレビューにかけた際に、編集部のこむぎより以下のコメントを頂いた。
今回の構成はテレビショッピングとかでもよく見られるように思います。
え、テレビショッピング…? 考えた事もなかったけど、確かに言われてみればその通りかも…?
PUIPUIモルカー × つぶ野菜!?
僕はテレビショッピングをあまり観た事がない。なので、あくまでもイメージなのだが、確かにテレビショッピングでは、その冒頭に観る者の興味を強く引くための文言が飛び出てくる場合が多いように思われる。
曰く「日本人の死亡原因の約6割が生活習慣病!!」とか「さらに約2000万人が予備群?」とか。
ちなみに上に書いた例は事実です。詳しくはそれぞれこちらとこちらをご確認ください。皆様も生活習慣病には気を付けましょう。僕? 僕は運動してるから大丈夫です。知らんけど。
そう考えると確かにテレビショッピングの構成はコンテンツの構成を考える上で大いに参考にできるのかもしれない。テレビショッピングではないが、最近の事例としてこんな動画もある。
こちらは先日、SNSを中心に大きな話題となった『PUI PUI モルカー』と「デルモンテ つぶ野菜」のコラボCMだ。
モルカーは可愛いし、野菜ジュースは美味しい。でも、ハッキリ言ってその両者には何の関係もない。この両者を組み合わせたところでシナジーが生まれるとは考えにくい。
シナジーとは
シナジーは部分の総和+αのプレミアムが産み出される相乗効果のことであり、その源泉は相互補完関係など多岐にわたる。
シナジーとは|コトバンク
でも、「コンテンツをユーザにとっての自分ごと化する」という観点からはこれでいいのだと思う。
世の中は教材だらけ
「PUIPUIモルカー × つぶ野菜」という積集合の結晶が生まれた事により「つぶ野菜」は「PUIPUIモルカーに興味はあるが、つぶ野菜には興味がなかった人」もユーザ候補として取り込む事が出来るようになった。
これは「つぶ野菜側」から考えると「自作のコンテンツに興味がない人に対して、その”自分ごと化”に成功する可能性が高まった」と言えるだろう。
おそらく、それを実現するために上の動画は「つぶ野菜」のPRを目的としているにも関わらず、冒頭から中盤にかけてずっと『PUIPUIモルカー』をフィーチャーしているのだろう。
大変興味深い。
「多くの人に関心を持たれるコンテンツを作りたい」と考えるのであれば、上の「PUIPUIモルカー × つぶ野菜」の動画と同じように、世に無数にあるPR動画が参考になるのかもしれない。
今までは僕はそれらを単純に「ボケーっ」と眺めていた。なんなら「モルカーとつぶ野菜なんて何の関係も無いのに意味の分からないCMだな…」と思っていた。でも(当たり前ながら)意図はあるのだ。
今後は色々な動画等を、その意図を考えながら観ていこうと思う。きっと自分のコンテンツ作成の勉強になるハズだ。
本日の締め
今回は僕の考える「効率の良い勉強方法」についてのお話を書いてみました。
この世には多くの人が関わった結果、作られたコンテンツに溢れています。多くの人が関わっている以上、基本的にはそれらのコンテンツは「多くの人が納得するなにかしらの意図をもって作られたコンテンツ」であるハズです。であるならば、それらはコンテンツ作成の教材として活用できるハズ。
もちろん決定権を持つ人が「うるせぇ、俺はこれが好きなんだ!」と関係者の納得なんてガン無視で作ったコンテンツもあるでしょうけれど。
「世の中に溢れている何かを教材として活用する」はコンテンツ作成以外の行為にも適応できると思います。それらを活用すれば、お金も時間もかけずに効率の良い勉強が出来るのではないかと考える次第です。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
PUIPUIモルカーは可愛いですね。