こんにちは。万能の天才に憧れています、チョッピーです。
インターネットすごいね
最近の10代~20代は、その半数がほぼテレビを観ない生活を過ごしているらしい。
10代、20代の半数がほぼテレビを見ない――。NHK放送文化研究所が20日に発表した国民生活時間調査で「テレビ離れ」が加速している実態が浮かび上がった。
10~20代の約半数、ほぼテレビ見ず「衝撃的データ」|朝日新聞デジタル
上に引用した記事のタイトルでは『衝撃的データ』とされている。個人的には現在35歳の僕も18歳以降は、ほぼテレビを観ない生活をしているので特に衝撃は受けなかった。
高校生まではよくテレビを観ていましたが。それ以降はインターネットですね。
実際、上に引用した記事のデータソースであるNHK放送文化研究所世論調査部の「2020年 国民生活時間調査」にも『テレビ視聴が大きく減った若年層で、特にインターネットを利用する人が多い』とされている。
また、電通の調査(2020年 日本の広告費)によると広告費という観点からも2019年および2020年においてはテレビよりもインターネットの方が規模が大きくなっている。
僕自身もこの記事を書きながら YouTube で作業用BGM代わりに色々な動画を流している。テレビ番組を観る場合も Tver というインターネット上のサービスを使っている。
もはやメディアの主戦場はテレビから完全にインターネットに移り変わったと言えるのかもしれない。
ゲーム実況好きですか?
さて、そんなインターネット上のコンテンツのひとつに「ゲーム実況」というジャンルがある。
プレーヤーが実況をしながらコンピューターゲームをプレーし、その映像を動画共有サイトに投稿したり、生配信したりすること。
ゲーム実況とは|コトバンク
僕の記憶が確かならば、このコンテンツの走りは2ちゃんねるだった。非常にマイナーかつ法的にグレーな趣味として限られた配信者が特殊なツールを使い、自分のゲームプレイを生放送で公開していた。
今から20年くらい前の話かもしれません。
その後、ゲーム実況の主戦場はニコニコ動画やYouTube、Twitchなどに移り変わっていった。ジャンル自体のメジャー化に伴い、法的な整備も進められていき、今やそれで合法的に生計を立てる「プロ実況者」や「ストリーマー」と呼ばれる方々すら存在する状況となっている。
もちろん今でも法的に怪しい動画も多いですけれど
そんなゲーム実況動画、僕も好きで、よく観ている。よく観ているというか、今現在もゲーム実況動画を流しながら記事を書いている。
ネフライトに学ぶ生き残り論
僕がよく観ているゲーム実況者の方は2名。ヒカキン(HikakinGames)とネフライト(Nephrite【ネフライト】)だ。
この2名は株式会社ゲムトレの「小学生がいま一番見ているゲーム実況YouTuberは?」という調査でも上位に入っている人気ゲーム実況者だ。(ヒカキンが1位、ネフライトが4位)
小学生に人気のゲーム実況者の動画を好んで閲覧する35歳男性ことチョッピー
ええやんけ。誰にも迷惑かけてないし。「小学生に人気」という言葉に騙されて高品質な動画を観ないのはもったいない。それに、ゲーム実況動画にも色々と学びはある。
ほんとにぃ~?
本当である。一例を紹介する。
こちらはネフライトのチャンネルに2021年5月16日にアップされたゲーム実況動画である。お時間のある方は是非、再生してみて欲しい。
なお、上の動画は今回の記事に必要なところ(01:14)から始まるようにしている。もちろん最初から最後まで全て観て頂いても構わないが、02:42まで観て頂ければ今回の記事としては十分だ。大事なところは全てテロップで説明してくれているので、音声が流せない状況にある方でも大丈夫だ。
ちなみに、とってもザックリと動画の該当部分の内容をお伝えすると以下の通りだ。
ネフライトは Fortnite をプレイしている。Fortnite は「建築」と呼ばれる「床や壁を自由に作れるシステム」が特徴的なバトルロイヤル型のシューティングゲームである。床や壁を建築する事で相手の攻撃を避けられたり、自分に有利な状況を作り出せるので、それを極めんとするプレイヤーは多い。だが、ネフライトはその方向性で自身のスキルを延ばす戦略を採用していない。他のスキルを延ばすことで Fortnite プレイヤーとして長期間に渡り活躍している。一方、建築スキルを武器に戦うプレイヤーは新陳代謝が激しく、長期に渡り活躍している人はあまりいない。自分の得意な領域で戦うのが、長く活躍するコツである。
いやー、もう、これはホントに全人類が参考にした方がいい考え方だと思う。
自分に合った方法論を探そう
何のジャンルにおいても熟練者や有名な方はいらっしゃると思う。多くの方が最初にそのジャンルに飛び込む場合には「熟練者や有名な方のやり方をマネする」という方法論を選ぶのではないだろうか。
実際、なにかをマネる事は学習において基礎的かつ確実な方法論である。チンパンジーですら他のチンパンジーをまねる事で学習を行うらしい。
京都大霊長類研究所は4日、チンパンジーが別のチンパンジーの行動を見よう見まねで学ぶことを実験で確かめたと発表した。人間以外の動物でこうした行動が分かったのは初めて。
~ 中略 ~
野生のチンパンジーでは、アフリカの一部地域に木の実を石で割って食べる集団がいる。子供のチンパンジーは大人の行動を注意深く観察して似たような行動をする。
チンパンジー、行動まねて学習 京大が確認|日本経済新聞
なので、一概に「成功している人のやり方をまねる事は悪いこと」だとは言えない。マネる事で色々とわかる事も多いだろう。
ただし、そのジャンルで長く活躍したいと考えるのであれば、やはり「自分に合った方法論」も見付ける必要があるように思われる。
お笑いが好きな人の笑い話が面白いとは限らない。でも、もしかしすると、その人が語る怖い話はものすごく怖いのかもしれない。その人が「怖い話も語る仕事でも楽しめる人」なのであれば、当然その人は「怖い話をする人」として活動した方が生きやすいだろう。
「得意かつ楽しめるやり方」を見付けるのは、良い人生を送るためには大事な事なんだろうな、と思った。
本日の締め
今回はチョッピーの「ゲーム実況動画を観て学べたこと」を共有してみました。
今回の記事では「得意かつ楽しめるやり方」の重要性を語ってみたのですが、正直、僕はいまだに見付けられている気がしません。コンテンツを作るのは楽しんでやれているのですが、得意なのかどうかはよくわからない…。
「コンテンツ作成? 得意ですよ」と言える日が来るように頑張っていきたいと思います。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
ゲーム実況で生計を立てられている人は本当にスゴイな、と思います。