こんにちは。怒涛の展開好き、チョッピーです。
激情は唐突に
突然なんですけど…
はい
ぶっちゃけ Twitter も Facebook も芸能人もマスコミも政治家も客も部下も上司も、全てムカつきませんか?
え…?
なんなんですかね、アイツら。何もわかってないくせに偉そうにグダグダ講釈を垂れやがって。
全員、間違ってるっつーんだよ!
クソったれが!
や、やめろ! 突然、どうした! 『ふらとぴ』を閉鎖に追いやるつもりか!?
全て冗談です。お騒がせしてスミマセンでした。
よかった。
怒るのは悪手
一般的に言って、怒りの感情をそのままストレートに表に出すのは、あまり好ましくない結果を招く場合が多いと思う。
理由は簡単。怒っている人の相手をするのは精神的な負担が大きいからだ。
重い負担をかけてくる相手は避けたくなってくるのが自然な反応。それはどれだけ親しい間柄でも同様だと思う。
仮に親兄弟であろうが、恋人であろうが、友人であろうが、仕事仲間であろうが、お客様であろうが、どんな関係性でもそうだ。
基本的にどんな関係性であろうが、一方が怒りの感情を表に出した時点で、その関係性は崩壊に近づくと思う。
崩壊しない場合は、怒りを受け止める側に、その怒りを受け止めざるを得ない理由があるだけだ。
怒ってる相手が上司やお客様だから…とか、家計の収入の柱となっている相手だから…とか、その関係性を壊すと世間的な対面が悪くなるから…とか色々と理由は考えられます。
まぁ、こんなことはワザワザ僕が言わなくても、誰しもすでにわかっているハズ。
実際、この記事の冒頭で僕ことチョッピーが謎に怒り狂っている様を読まされた皆様は「なんだコイツ…」と感じられたのではないかと思う。
ただ、意図的に「この記事を呼んで頂いているアナタ」には直接、怒りが向いていないような表現にはした。なので、そこまでの不快感は感じなかったのではないか…と思うのだが。
読者の方の中に「芸能人」「マスコミ関係者」「政治家」の方がいらっしゃいましたら、その方々は強い不快感を感じてしまったかもしれません。だとしたら記事を効果的に見せるための演出とは言え、不快な思いをさせてしまい大変申し訳ございませんでした。また、それ以外の方でも不快に思われた場合はスミマセンでした。
それは万能薬に非ず
怒りの表出にはデメリットが多い。
そのため、怒りを管理してデメリットの発生を防ぎつつ、他者との良質なコミュニケーションに結びつけるためのテクニックも開発されているらしい。
その名もズバリ、アンガーマネジメントというそうだ。
アンガーマネジメントとは
いらいらや怒りを自ら管理し、適切な問題解決やコミュニケーションに結びつける心理技術のこと。1970年代に米国で始められた。いらいらや怒りを単に抑えつけるのではなく、その要因などを客観的に把握し、衝動的な発露をなくしていき、良好な人生を送れるようにする。
アンガーマネジメントとは|コトバンク
このテクニック、上に引用した説明文にある通り、すでに50年程の歴史がある。
歴史があるだけでなく、その有用性も広く認められているようだ。それを題材にした書籍も多く見かけられるし、そのテクニックを広める事を目的とした組織(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会)も存在する。
僕自身も、それを題材とした本を何冊か読んだ事もある。ネット上にもその考え方を基にした言説は多い。
おそらく、そのテクニックの中でも最も有名なのは「6秒ルール」と呼ばれているモノではないだろうか。
これに関して、上で紹介した「一般社団法人日本アンガーマネジメント協会」の代表理事の方が、とあるウェブメディアに寄稿された文章がある。次の通りだ。
怒りの対処術に共通するのは、「怒りに反射しないこと」です。そのため、自分の怒りを感じたら、まず6秒待って怒りを静めましょう。怒りは完全にはなくなりませんが、幾分か理性的になることができます。6秒数えるとき、「1…2…3…」とカウントするだけでは効果がない場合、「怒らなくても大丈夫」など、気持ちを落ち着けるための言葉を心の中で繰り返すと良いでしょう。
アンガーマネジメントとは?「6秒ルール」などの意味や、診断方法を解説|Like U ~あなたらしさを応援するメディア~【三井住友カード】
確かにこの方法は有効な気がする。少なくとも、これを実践できれば、反射的に怒りを他人にぶつけてしまう事態は避けられそうだ。
だが、この方法にも注意すべき点はある気がする。上の引用文中にも書かれている通り「怒りは完全にはなくならない」のだ。
「抑える」と「解消する」は違う行為
僕も、怒りはテクニックにより制御できると考えている。
実際、僕は実はかなり怒りっぽいタイプの人間だという自覚があるのだが、他人に対してそれを表す事はあまりない。(と自分では思っている)
この記事に書いた通り、それで物事が好転する事は少ないと感じているからだ。
怒りで人や物事を動かす方を僕自身が好意的に感じていないため、そのような人物にならないように気を付けている…という理由もあります。
ただし、怒りを抑えたからと言って、それで怒りがなくなるわけではない。
怒りはどこかで発散させない限り永遠に体内に潜み続け、胸の奥の方に溜まっていく。まるで重い鉄球のように。
また、これは人間のやっかいな特性のひとつだと思うのだが「怒りは正当性の有無に関係なく湧いてくる」のだ。
「どう考えても自分が悪い」という場合でも、それに対して怒りを感じてしまったら、もう仕方がない。アンガーマネジメント的テクニックにより、それを抑える事が出来たとしても、その理不尽な怒りは自分の中に残り続ける。
「怒りを抑える」と「怒りを解消する」は似て非なる行為だ。
前者は社会との関係を円滑にするために必要なテクニックであり、後者は自分自身の心身の健康を維持するために必要な行為だ。
一時的に抑えられたとしても、それがどれだけ理不尽なモノだとしても、怒りを感じたのであれば、意識的にそれを解消するために動く必要があると思う。その具体的な方法は、人によってバラバラだとは思うのだけれど。
本日の締め
今回は僕の考える「怒りを抑えた後に取るべき行動」についてのお話を書いてみました。
怒りはテクニックや理性で抑えられると思います。そして、一度、抑えた怒りは意識の上から消えてしまいがちです。怒っていたことを忘れてしまうワケです。
でも、忘れられたからと言って、その怒りは消えたわけではないのです。「なにかよくわからない不快感」として残り続け、ことあるごとに顔を出してきます。
今、日本では沖縄県を除く全地域で緊急事態宣言が解除されています。もちろん、それでも完全にコロナ禍以前の生活に戻ったわけではありませんが、緊急事態宣言が再発令されてしまうと、今以上に生活が制限されてしまう可能性は高いでしょう。
今の時期は、怒りを意識的に解消する限られたチャンスなのかもしれません。この機を逃さずに、溜まってしまったモノを片付けていきたいところですね。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
ちなみに、僕の怒りの解消方法は「カラオケで歌う」「太鼓の達人で思いっきり太鼓をたたく」「運動をする」「ゲームで遊ぶ」とかです。