こんにちは。ついつい否定しちゃう男、チョッピーです。
世はまさにクリエイター戦国時代
少し気になるプレスリリースを見かけた。
BASE株式会社、note株式会社、UUUM株式会社など、クリエイターエコノミーを推進・支援する7社は、7月8日にクリエイターエコノミー協会(以下、本協会)の設立を発表しました。
BASE、note、UUUMなど7社でクリエイターエコノミー協会を設立|クリエイターエコノミー協会のプレスリリース
どうやら上に挙げられている通り、BASE・note・UUUM などの今をときめくメガベンチャー企業が中心となり、以下に挙げられる活動を行う協会を設立したらしい。
本協会では新しい産業である「クリエイターエコノミー」の普及・促進とその活性化に向けて(1)クリエイティブ活動の普及・促進、(2)クリエイターの保護、(3)クリエイターの活躍を促進するための政策提言を図っていきます。
BASE、note、UUUMなど7社でクリエイターエコノミー協会を設立|クリエイターエコノミー協会のプレスリリース
「クリエイターエコノミー」とは『個人の情報発信やアクションによって形成される経済圏』を指す言葉のようです。僕はひとまず「個人(=組織的ではない)の活動を起点としたビジネス」という理解をしました。
確かに現在は「1億総クリエイター時代」とも評されている。その起点となるクリエイターと、それを中心とした経済圏を発展させるための協会が設立されるのも自然な流れなのかもしれない。
少し気になったので「クリエイター 協会」でググってみたところ、他にも似たような団体がいくつか見付けられた。
- 日本ネットクリエイター協会
→「インターネットを中心に活動をしている同人クリエイター」を「ネットクリエイター」と定義し、それらに様々な支援を行う団体 - デジタルクリエイター協会
→「IT技術で制作業に携わるクリエイター(著作物を創作する制作者、著作に従事する者)」を「デジタルクリエイター」と定義し、それらの活動をサポートする団体 - 日本エンターテインメントクリエイター協会
→ジャンルを問わず世界へ挑戦する日本人クリエイターの円滑な創作活動の機会を創出し、サポートする団体
クリエイターだけではなく、それを支援する団体まで雨後の筍の如く立ち上げられている。
世はまさにクリエイター戦国時代と言えるのかもしれない。
他人事みたいに言っていますが、本サイト『ふらとぴ』でも「ふらとぴクリエイター」が日々、各種のコンテンツを作っています。また「ふらとぴクリエイター」も常時募集中です。本サイト『ふらとぴ』も「クリエイター戦国時代」の一端を担っていると言えなくもないのかもしれません。
同じジャンルでもチャンネルによって差が出るよね
さて、そんなクリエイター戦国時代において主戦場とも言えるであろう各種プラットフォームにはYouTube・ニコニコ動画・pixiv・noteと色々なモノがある。
僕もプラットフォームのひとつである YouTube を日常的に利用している。
特に最近はエクササイズ動画やトレーニング動画と呼ばれるタイプの動画を流しながら、それに合わせて朝晩の体操・筋トレ・ストレッチなどを嗜むのがお気に入りだ。
それらの動画は本連載『Daily Choppy !』でも何回か紹介している(たとえばこちらの記事など)ので、チョッピストの方々にとってはお馴染みのモノとなっているかもしれない。
チョッピストとは『Daily Choppy !』を始めとするチョッピー担当コンテンツの愛読者の方々の呼称です。全世界に120憶人、日本だけでも56億人ほど存在すると言われています。
何回も同じような動画を紹介するのも芸がないので、今回の記事では動画を貼り付ける事はしないが、それらの動画の多くも個人によって撮影・アップロードされているモノがほとんどだ。
だからかどうかはわからないが、同じエクササイズ・トレーニング系動画と言えども、チャンネルごとにその動画の雰囲気やクオリティはかなり異なる。
好感度を決める要因
それらの動画を日常的に観ていて、気付いた事がある。
同じような運動を紹介している動画でも、その中に映っている人次第で動画の印象…ハッキリいえばそこに映っている人の好感度がかなり変わるのだ。
当たり前の話では?
そうかもしれない。「何を言うかよりも誰が言うかが大事」みたいな言葉もあるし、古いネットスラングにも「※ただしイケメンに限る」などの言葉もある。
「同じような事をしていても、する人次第で、その人に対する好感度は変わる」のは当然の話なのかもしれない。
ただ、「※ただしイケメンに限る」は心理学的には否定されているようです。
好感度と顔に関係がないのなら、一体、何がそれを左右しているのだろう。
僕としては、その答えは「言葉のチョイス」にあると考えている。
具体的には「否定的な表現を多く使って効果を説明する人」の好感度は低い。逆に「肯定的な表現を多く使って効果を説明する人」の好感度は高い。
これは実際に動画を観て頂ければ一目瞭然だと思う。
好かれる方を選ぼう
ひとつの事実は否定的な表現で説明する事も出来るし、肯定的な表現で説明する事も出来る。
たとえば「骨盤を柔らかくすることは姿勢改善に繋がる」を説明する場合に
姿勢が良い人は骨盤が柔らかいんですよ! このトレーニングで姿勢改善を目指しましょう!
と伝える事も出来るし、一方で
姿勢が悪い人は骨盤が固いんだよね。このトレーニングが出来ない人は姿勢が悪いって事だよ。
と伝える事も出来る。
で、トレーニング動画で後者の伝え方をされると非常に癇に障る。
こちとら、それが出来ない自覚があるからワザワザ動画を使ってトレーニングしとるんじゃ! 何の苦もなくトレーニングできるなら最初からトレーニング動画なんか観とらんわ!
という気持ちになる。もちろん、そんな人に対して好感を抱く事もない。
クリエイター戦国時代においては誰しも表現者になり得る。その場合に「相手に嫌われる表現」を使ってしまうと「表現すればするほど損をする」という状況にも陥りかねない。
もちろん、これは日常のコミュニケーションでも同じだと思う。
同じ事象に対して「好まれる表現」と「嫌われる表現」があるのであれば、積極的に後者を選ぶ理由は存在しないのではないかと思う次第だ。
ていうか、否定的な表現って単純にムカつきますしね。別に僕としては誰が誰に嫌われようが知った事ではないですけど、僕に対して否定的な言葉は使うな! 肯定的な表現が使えないヤツは最悪! 嫌い!
はい、最終的には「お前が一番、否定的な表現を使っとるやんけ」というね、そんな下らない話で終わらせて頂きたいと思います。お後がよろしいようで。
本日の締め
今回は僕の考える「クリエイター戦国時代を生き抜くための処世術」を書いてみました。
基本的に『Daily Choppy !』には「僕が考えた話」を書いています。けっして「僕が実践できている話」を書いているわけではありません。
特に今回のお話は実践できているか…と言われれば「まるで出来ていない」と応えざるをえません。今回の記事は自分でも折に触れ読み直したいと思います。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
「クリエイターエコノミー」は「労働者の労働力ではなく、労働者の全人格を価値の源泉とした経済圏」と言えるのかもしれませんね。