こんにちは。Mrs. GREEN APPLEの『青と夏』みたいなタイトル好き、チョッピーです。
限られた時間の中で
老若男女の区別なしに、誰しも平等に有している資源がある。時間だ。
1年365日、1日24時間。これだけは誰であろうと無条件で得られるし、逆に、何をどうしても伸ばす事は出来ない。
いや、相対性理論を駆使すれば、どうにか出来るかもしれない
……あー…なんかアレでしたっけ?
光速で動いたり、重力をムチャクチャ重くすれば時間の進み方がゆっくりになるんでしたっけ?
そうだよ。科学はいずれ人間を時の呪縛からも解き放ってくれるハズ。
科学を否定するつもりはないけれど、今回の話の趣旨はそうじゃないんだ。SFを書こうとは思っていない。
科学が好きなら『Dr.STONE』を読んでくれ。
お、今回の記事は『Dr.STONE』のステマ記事なのかい? 導入が上手いなぁ。
違うんだ。
『Dr.STONE』のステマ記事ではないし、そもそもステマ記事を書いた事もないし、むしろこれはダイレクトマーケティングではないか?
今回の記事では「可処分時間の奪い合いの中で、いかにして自分たちが作ったコンテンツを楽しんで頂くか」をテーマにしたいと考えているのだ。
量より質?
先日、『ふらとぴ 2nd アニバーサリー』という企画の一環で『データでわかる! ふらとぴのこれまで』という記事を作成した。
この記事の中で、僕達が本サイト『ふらとぴ』に2021年7月14日までに掲載したコンテンツの総数を集計している。その数、実に1093。
なお、本記事掲載日(7月30日)現在では1123コンテンツが掲載されています。
1000を超える数のコンテンツがあるので、まぁ、数だけを考えると、『ふらとぴ』はそれなりのボリュームがあるサイトと言えるのではないかと思う。
ただ、世の中にはこれより遥かに膨大な量のコンテンツが存在する。
テレビ番組、書籍、音楽、ブログ、動画、SNS…日々、天文学的な数のコンテンツが生み出されており、僕達は一昔前では考えられない程の量のそれらを楽しんでいる。
この状況においては単純に「多くのコンテンツが揃っている」というだけでは何の優位性も無い。コンテンツの消費者がコンテンツに飢えていないからだ。
街に一件しかレストランがないのであれば、そこで提供される食事が不味くてメニューが少なくても客は満足し、お店は繁盛するのかもしれない。でも、美味しい食事がたくさん並んでいるレストラン街においては、その限りではないと思う。
僕達ふらとぴ編集部も『ふらとぴ』という障害福祉施設および授産製品専門のコンテンツマーケティングサイトを運営している。
仮に「美味しい料理」を提供できなければ3つ星は得られず、繁盛もしない。結果、その目的(「Make everyone happy !!」)も達成できないだろう。
膨大な量のコンテンツが存在する現在にあっては、ひとつひとつのコンテンツの質こそが勝負を決めるのだ。
Everyday(Everydayとは言っていない)
現代のコンテンツに大切なのは量よりも質。この認識はすでに多くのコンテンツメイカーが共有しているように感じる。
実際、今を時めく人気 YouTuber 達の動画投稿頻度も一昔前よりは下がっている。たとえば日本の YouTuber の代表とも言えるヒカキン氏もそうだ。
彼の動画のオープニングでは「♪ヒカキンTV Everyday」というジングルが流れるが、実際には動画は Everyday ではなく数日に1本のページでしか投稿されていない。(それでも驚異的なペースで投稿されている事には違いないのだが)
おそらく毎日投稿をしていては達成できない何かがあると判断されたのだろう。
僕達ふらとぴ編集部も彼等にならって、高品質なコンテンツを頻度は度外視で作っていくべきなのかもしれない。
もしかして『Daily Choppy !』を「Daily」ではなくて「Weekly Choppy !」とか「Monthly Choppy !」に変えるって話をしている?
いや、そういうわけではない。確かに僕は「現在は量よりも質が大事な時代」だと感じているが「量」にも価値を感じていないわけではないからだ。
常に上を目指せ
コンテンツを毎日生み出すのは大変ではあるが、それに必要なのは労力だけだ。質を考慮しなければ粗製乱造で数を稼ぐことは出来る。
一方、質を担保するために必要なモノは知識とスキルだ。いくら無尽蔵の労力があろうと、知識・スキルが及第点に届いていなければ質を上げる事は出来ない。
ここで、知識とスキルを身に着けるために何が必要かと言えば、それは量だと思うのだ。量をこなす事で得た知識を理解する事が出来るようになるし、それに伴ってスキルも上がっていくハズだ。
「量より質はその通りだが、質を上げるためには量が必要」と言うわけだ。
もちろん、何も考えずに量だけをこなしていても特に得るモノはないだろう。「知識・スキルを上げるためには何をすればいいか」を常に考えながら量をこなす。これが大事ではないかと思う。
『Daily Choppy !』の役割のひとつは「チョッピーのコンテンツ作成の経験を増やす」である。そのために最適なスパンは「Daily」だと考えている。
とはいえ、それだけでは「高品質なコンテンツ」を生み出す事は難しいような気もする。
『Daily Choppy !』は「そこそこの読み応え、そこそこの更新頻度」を心掛け、そのほかにハイクオリティなコンテンツも皆様に提供できるようにしていきたい。
コンテンツマーケティングにより社会課題の解決(=障害福祉施設の利用者の工賃向上)をしようとしている身としては、「一応、毎日コンテンツ作ってるから、それでいいでしょ…」という態度にはならないように意識しなければならない。
本日の締め
今日は僕の考える「『ふらとぴ』のコンテンツマーケティングサイトとしての価値を上げる方法」についてのお話を書いてみました。
正直、上に書いた内容を今のふらとぴ編集部のリソースでやり切るのは無理がある気もしています。ただ、人的リソースを増やすためには金銭的リソースが必要。今の弊社にはそれがない…。
金銭的リソースがない以上は、労働者が唯一、無限に産み出せる商品である労働力をやりくりしてどうにかするしかありません。なかなか厳しい戦いだとは思いますが、頑張りたいと思います。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
手前味噌ながら『ふらとぴ 2nd アニバーサリー』の単発系コンテンツは、かなり高クオリティなのではないかと自負しています。