こんにちは。クリスマス好き、チョッピーです。
スペシャル・デイ
言われなくてもわかっている方が大半だと思うが、言わなければ話が進まない。
あまりに当然すぎて言いたくない気持ちもあるが、言おう。
クリスマス・イブだ。
おそらく今日が日本で一番ロマンティックな日だろう。
最近はクリスマス当日にもクリスマスムードが残っている事もあるし、そもそも90年代頃と比べると全体的に盛り上がりに欠ける印象はぬぐえない。
だが、やはり12月24日のクリスマス・イブは多くの日本人にとって特別な1日なのではないだろうか。
僕はこの様な特別な1日には、出来るだけ雰囲気に流されて楽しめるだけ楽しんだ方が良いと考えている。
実際、僕は大学時代には地元でクリスマスに開催されている「べっぷクリスマスファンタジア」というイベントに一人で遊びに行った事もある。
周りは本当に家族やカップルばかりではあったが「どんなタイプの人が多く出かけているイベントであるか」なんて僕には知った事ではない。「一人だから行かない」とか「メリー苦しみます」とか言っている場合でもない。
イベントが開催されているのだから楽しまなければ損だ! 機会損失という考え方を知らないのか!
というわけで今年も僕は可能な限りクリスマスを楽しもうと考えている。
stupid
とはいえ僕は元来ひねくれものだ。
クリスマスを楽しむにしても次の様な心の動き・操作をしなければならない。
- 素直にクリスマスを楽しむのは「各種事業者の思惑によって作られた雰囲気」に乗せられているようで嫌だ
- そもそもクリスマスはキリスト教の祭典であって、僕はキリスト教徒ではない
- さらに言えば現在の日本のクリスマスはキリスト教ともほとんど関係のない謎のイベントに過ぎない
- そんなモノにまんまと乗せられるなんて、愚かさの証左に他ならないのでは?
- 資本主義とは…文明とは…人間とは…
- とはいえ、クリスマスはそんな僕のこだわりとは何の関係もなく開催される
- だったら、楽しんだ方が得なのでは?
- よし、クリスマスを楽しむぞ!
自分で書き出してみて改めて驚いたのだが、僕はクリスマスを楽しむためにそれなりに難儀な心の操作を試みているようだ。
バカみたい。
本当に。
特別視の理由
上に書いた様に僕の最終的な結論は「クリスマスは思い切り楽しむ」だ。
最終的な結論は変わらないのだが、やはり「そもそも今の日本のクリスマスとは何なのだろう?」という疑問は残る。
もちろん、このテーマはあまりに手垢のついたモノである事もわかっている。
おそらく社会学・宗教学などの分野での学術的な論文もあるだろうし、マーケティング的な観点などから書かれた新書なども沢山あるだろう。
ネット上でも「クリスマス 定着 理由」などの言葉で検索すると、大量のページがヒットする。
この様に「クリスマスの由来」や「歴史」などはすぐに調べられるのだが…それが「定着した決め手」に関しては個人的にはイマイチ納得できるモノは思い当たらない。
別に「この時期に定着したイベントがクリスマスでなければダメだった理由」なんて無いような気がするのだ。世界を探せば似たようなイベントは他にもあるのではないだろうか。
キリスト教国家でもない日本において、なぜクリスマスだけ特別視されているのだろう?
巡り合わせの妙
ただ、よく考えるとこれは別にクリスマスに限った疑問でもない。
たとえば20年ほど前から盛り上がりを見せ、数年前に完全に定着したイベントのひとつとして「ハロウィン」が挙げられる。
ハロウィンも起源を辿れば、別に20年前にいきなり興された新興のイベントではない。ところが色々な巡り合わせの結果、日本で流行り、定着した。
「時の運」や「巡り合わせ」の力は強い。これはイベントに限らず全てに影響を及ぼすのだと思う。
たまたま世間から賞賛を浴びる立場に持ち上げられる人もいれば、そうではない人もいる。
この巡り合わせをありがたがるも憎むも、それぞれの自由だ。
僕としては「色々な巡り合わせの結果、クリスマスというイベントがある国・時代に生きていること」を最大限に楽しもうと考えている次第。
幸い、僕は機会損失という考え方を知る機会にも巡り合えたので。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
僕は本格的にひねくれものなので「得が多い方が本当に良いのか?」とか考えたりもします。