【Daily Choppy !】第879回:協力者を集める方法

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こんにちは。他人を説得するのは苦手、チョッピーです。

協力者を集める方法
協力者を集める方法

メンタルを悪化させながら考えたこと

先日、『サゲサゲ活用法 ~社会的課題のビジネスによる解決の持続可能性について ~』というふざけたタイトルの記事を書いた。『Daily Choppy !』第871回だ。

チョッピー
チョッピー

『Daily Choppy !』のタイトルは基本的にふざけてるだろ!」というツッコミは無しでお願いします。

こちらの記事にも書いているのだが、実は最近、僕はメンタルの調子がよろしくなかった。さらに、それを自覚しているにも関わらず、あえて「メンタルを回復させるための施策」を講じなかった。

チョッピー
チョッピー

僕ことチョッピーはもう36歳なので、流石に「自分のメンタルを回復させるための施策」くらいは熟知しています。具体的には「カラオケ」「散歩」「暴飲暴食」「お風呂・サウナ」「太鼓の達人」「運動」などを行えば回復します。今回はあえてそれらの施策を講じませんでした。

その理由は上の記事にも書いているが、サラッとご説明すると「普段だったら疑問に思わない点について考えるため」だ。

そんな感じで内省を繰り返していたので、当然、メンタルはドンドン悪化していく。

結果、本記事掲載日前日(12月8日)くらいに「そろそろ回復させないとマズいかもな…」というレベルにまで至った。どのくらいマズかったかと言うと

みたいな「何を言いたいのかはサッパリわからないけど、とにかく精神状態が良くないんだろうな」としか思えないようなツイートをしてしまうくらいマズかった。

チョッピー
チョッピー

アカウント凍結されてもおかしくない

…が、それでもあえて何もしなかったところ、自分の中にとある考え方が生まれてきた。

今回はそれについて書いてみたいと思う。

内容は「起業という方法を用いて、自分が幸せになりつつ、事業も成功させる方法」についてだ。

チョッピー
チョッピー

なお、今回のお話、僕ことチョッピーの立場をご存じでないと全く意味がわからないと思います。こちらのページに僕について色々と書かれています。良ければお読みください。また、ここに書かれている内容はあくまでも僕が考えたモノに過ぎません。実際に効用があるかどうかは不明です。今後、それを自ら実践して効果を確かめる所存です。

協力者の必要性

最近の僕は「自分だけでやり続ける事の限界」を感じている。

というのも今、僕は「ふらとぴ事業」を営んでいる株式会社Egeneの代表取締役として次の4つの役割を担っているのだが…

  • ふらとぴクリエイター
    →『ふらとぴ』に掲載されるコンテンツの作成
  • 編集者
    →『ふらとぴ』に掲載されるコンテンツの編集・レビューなど
  • 営業(マーケター?)
    →『ふらとぴ』の掲載対象の障害福祉施設への営業、案件受注後の対応(ECサイト構築)など
  • 経営者
    →「ふらとぴ事業」を運営する株式会社Egeneの経営者

もう…手が回らない。やりたいことが出来ていない。出来ている事もクオリティが低すぎる。

というわけで今の僕は「ふらとぴ事業」を先に進めるために協力者を集める必要性を感じている。

チョッピー
チョッピー

なお、「ふらとぴ事業」には現時点でも僕以外に6名の方がふらとぴクリエイターとして直接的に関わって頂けています。大変助かっています。ありがたいです。ただ、営業や経営に関しては僕だけが専任で着手している状態で、ここが一番のウィークポイントなのです。ここは今以上に協力者がいなければどうにもならない…ような気がしています。

協力者を集める。

言葉にしてしまえば非常に簡単なのだが…僕にとって、これ以上に難しい事はない。

僕は他人からの共感や賛同を集めるのが、本当に苦手なのだ。

チョッピー
チョッピー

自分自身も他人に対する共感性が低いタイプなので、何がどうなった時に誰がどう思うのか…がサッパリわからないのです。「フラットに言えばドライ、悪く言えば人でなし」な人間が僕なのです。

なので「ふらとぴ事業」においても積極的に協力者を集める行動はしていなかったのだが…前述した通り、もう、それでは色々と無理なフェーズになっている気がする。

どうにかして協力者を集めなければいけない。苦手だなんだと言っている場合ではない。

かと言って自分のやりたい事や信念を曲げる気はない。それをしてしまうと、何のために起業して頑張っているのか分からないからだ。

自分のやりたい事や信念を曲げずに協力者を集める。そのためにはどうすればよいのだろうか。

キーワードは「客観的事実と論理とメリット」だ。

やりたい事を訴えても人は動かない

客観的事実と論理とメリット。これらの要素について僕は思うところがある。

僕は前職でシステムエンジニアとして大企業に所属し、大企業をお客様として働いていた。

そこでは全てが客観的事実と論理に基づいて動いていた。

そうでなければシステムは動かないし、プロジェクトも進まない。その目的は「自社の利益の最大化」だ。それは僕の目的とは異なっていた。

僕はそれに耐えきれず、自分の目的を達成するために独立した。

だから、僕は自らの目的を達成するために設立した株式会社Egeneが営む「ふらとぴ事業」においては、あえて客観的事実と論理とメリットを可能な限り表に出さないようにしていた。

やりたいからやる」というスタンスを大切にしていたのだ。そうしなければ自分の幸せが実現できず、前職で働いていた時と同じ状況に陥ってしまう。そう思っていた。

だが「協力者を集める」ためには、それではダメなのである。

僕がいくら「これが自分のやりたい事なのだ!」とアピールしたところで

なるほどさん
なるほどさん

なるほど! それが君のやりたい事なんだな! 頑張ってくれ!

と言われるだけである。いや、そう言ってくれるなら、まだ良い。実際のところは

忙しい人
忙しい人

あぁ、そう! だから何!? あなたのやりたい事なんか私には関係無いんだけど!? 私は忙しいんだ!

みたいな事を言われるか、完全に無視されてしまう場合の方が多いだろう。

世の中は36歳で特にイケメンでもない知らない男性(つまり僕)のやりたい事などに興味は無いのである。

僕だって無い。

「自分」や「自分のやりたい事」に興味がない人を振り向かせるためには、どうするべきなのか。

最近の世間一般的な流行のやり方は「相手の共感を得る」だ。ビジネスを成功させるためには共感が大事。モノを売るのも、お金を集めるのも、猫も杓子も共感、共感、共感…である。

だが、これは僕には出来ないし、やるべきでもないと感じている。

「共感」は人間が自発的に行う行為だ。それを他人がムリヤリ喚起させるべきではない。それは「他人を操作したい」という浅ましい考えに基づく人として最低の行為だ。

チョッピー
チョッピー

…と、僕ことチョッピーは考えています。

では、どうすればよいのか。

自分のやりたい事が実現された場合、あなたにこんなメリットがある」という主張を、客観的事実に基づいて論理的に伝えるしかない。

客観的事実と論理を手段として活用せよ

幸せに生きるためには「自分のやりたい事」をやるべきだと僕は思う。それが個々人の人生の目的であるべきだ。

会社は経営者と株主の目的を達成するためのツールである。よって、会社は「経営者と株主のやりたい事」を実現するために設立される。

ただし、その目的を達成するためにはステークホルダー各位に自社の事業のメリットを伝えなければならない。

メリットを伝えるためには「自分の目的」を語ったところで無駄である。メリットは客観的事実と論理によってしか伝えられない。

一方、そもそもの「やりたい事」は客観的事実と論理に基づいて考えるべきではあるが、その結果、導き出される「(利益・知名度・賞賛などの即物的な)メリット」をベースに探したり変えたりするべきではないと思う。

それは直感に従わなければ見付けられないし、それらのメリットが少なくても「やりたい」と感じたのであれば、それをやるべきだ。

客観的事実と論理は「自分のやりたい事を実現するための手段」として活用すべきだと思う。

人間は(自分にとって価値の無い)他人のやりたい事には興味は無く、それを訴えられても動かない。でも、自分のメリットを納得できる形で訴えられたなら、きっと自発的に動きたいと感じてくれるハズだ。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

芸術家として幸せに生きるなら、自分の活動に対して「自分がやりたいからやる」という理由だけで動けば十分だと思います。でも、ビジネスマンとして幸せに生きるなら、「自分がやりたくて、他人にとってもメリットのある事だからやる」という理由で動く必要があるような気がしています。

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