【Daily Choppy !】第820回:危険!! 価値観の押し付け

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こんにちは。相対主義者、チョッピーです。

危険!! 価値観の押し付け
危険!! 価値観の押し付け

居酒屋のエビせんとかはボディビルダー的には意味不明な食べ物らしい

最近、筋トレに強い関心を抱いている。

実際にリングフィットアドベンチャーというフィットネスゲームでほぼ毎日トレーニングをしているし、食べるモノにもそれなりに気を使っている。

チョッピー
チョッピー

僕ことチョッピーのリングフィットアドベンチャーを使った運動の詳細については『人はゲームで健康的に痩せられるのか!?』をご覧下さい。

少し前まではひたすらリングフィットアドベンチャーでトレーニングをしているだけだったが、最近は YouTube でボディメイク系の動画もよく観ている。

チョッピー
チョッピー

具体的には『ザ・きんにくTV』や『バズーカ岡田の筋トレラボ』や『山本義徳 筋トレ大学』をよく観ています。

これらの動画を観ているうちに、筋トレにはトレーニングも大事だが、どうやらそれと同じくらい休息や栄養補給も大事らしい事がわかってきた。

チョッピー
チョッピー

「引き締まった体を作るためには、とにかく摂取カロリーを減らしてタンパク質を多く取ればいいんだろ?」というイメージだったのですが、そうでもないっぽいです。

どうやらボディビルダーにとっては休息や食事も「良い体」を作るための手段のひとつなようだ。

第5波の終わり、第6波の始まり

厚生労働省の発表によると10月10日の新型コロナウイルスの新規陽性者は全国で546人。

同じく厚生労働省の発表によると、第5波のピークだった8月20日の新規陽性者数は全国で2万5,851人。

数字の上では新規陽性者数は激減している。第5波は完全に収束したと言えるのかもしれない。

とはいえ第6波が今年の冬にも訪れる…とされる専門家の意見も報道されている。

感染症に詳しい、けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫医師は「現在のワクチンは接種から半年ほどたつと感染予防効果が弱まる。接種が早期に始まった英国や米国では感染者が激減したが、行動制限の緩和もあり、急激なリバウンドが起きている」と分析。「接種時期から考えると、日本では12月ごろに第6波が始まり、来年1~2月にピークを迎える恐れがある」と警鐘を鳴らす。

「冬に第6波か、警戒続けて」 コロナ緊急事態解除―専門家|時事ドットコム

この専門家の予想が当たるのかどうかは僕にはわからない。

ただ、もし専門家の予想の通りに感染が広がってしまうとするならば、今年の12月~来年の2月にかけて、再度、緊急事態宣言が発出されてしまうのかもしれない。

手段と目的

さて、もしかしたら短い楽園として終わってしまうかもしれない今回の緊急事態宣言解除期間。

チョッピー
チョッピー

「解除期間」という言い方自体が「次の発出」を前提としていて悲しすぎますが。

皆様はどの様に楽しんでいらっしゃるだろうか?

僕はひたすらカラオケに勤しんでいる。緊急事態宣言が解除されてからすでに3回カラオケボックスに行っている。

チョッピー
チョッピー

とはいえ、もちろん感染拡大防止には気を付けているので、普段、生活を共にしている(=感染リスクが低いであろうと思われる)妻と一緒にしか行っていません。

ニュースの報道などを観る限りでは、繁華街への人出は増えているようだが、会食や観光を楽しんでいる人は意外とそれほど増えていないようだ。

ただ、Twitter などでは「そろそろみんなと飲みに行きたい!」という意見も散見される。

チョッピー
チョッピー

「久しぶりに顔を合わせて楽しみたいけど、緊急事態宣言が解除直後に遊ぶのはどうか」的な意見が大勢を占めているのかもしれませんね。

逆に「緊急事態宣言が解除されてしまったから会社に出社しなければいけない。嫌だ。人と会いたくない」というような意見も散見される。

個人的にはどちらもよくわかる。

僕も前職在籍中には毎日、会社に出社していたのだが、正直、会社には行きたくなかった。

チョッピー
チョッピー

仕事が嫌だったわけではなく「どう考えても出社しなくても仕事は回せるのに、意味なく出社しないといけないのがイヤ」だったのです。

だが、緊急事態宣言が解除された今、「久しぶりに友人と会って遊びたいなぁ」という気持ちも強い。

仕事では出来るだけ人と会いたくなかったのに、遊びの場では会いたい。

この気持ちはおそらく多くの方に共感して頂けるのではないかと思う。

この違いは何に原因があるのだろうか。

やはり多くの方にとって仕事は手段に過ぎず、遊びは目的だから…ではないだろうか。

手段の場において他人との心の交流をする必要はない。情報伝達さえ出来れば十分だ。だから、リモートワーク可能なツールが充実している現在において、他人とワザワザ顔を合わせる必要もない。

一方、遊びが目的の場においては他人との心の交流も含めて楽しみたい。その楽しみ自体が目的であるからだ。

だから、気心の知れた相手と直接会いたい。そこで交わされる話の内容はどうでも良い。交流さえ出来ればそれで良い。

手段の目的化の強制は危険

先日、品川駅を舞台にしたとある広告が大炎上した。

「今日の仕事は、楽しみですか」品川駅の大量広告、「出勤時に見ると傷つく」と批判→1日で取り下げ NewsPicks関連企業
「今日の仕事は、楽しみですか。」――品川駅コンコースに大量広告。NewsPicks関連企業の広告だったが、批判を受けて1日で取り下げに。

ディスプレイに掲げられた『今日の仕事は、楽しみですか』という言葉。

「今日の仕事が楽しみな人」は、仕事が目的となっている一部の人に限られる。

何を手段として扱い、何を目的と定めるかは人によって異なる。

僕にとって食事は目的であるが、ボディビルダーにとっては手段であるように。

ある一方からの価値観の押し付けは、それとは違う価値観の持ち主からの反発を招く。

常に「自分とは異なる価値観の持ち主が存在する」という事実を忘れないようにしたい。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

『今日の仕事は、楽しみですか』という言葉は、ビジネスにかなり人生を捧げている人にしか共感されない気がします。少なくとも雇用されて働いている多くの人にとっては「余計なお世話だ」としか思われないのではないでしょうか。

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