こんにちは。エンタメ全般好き、チョッピーです。
リビングレジェンド
家にテレビが無い。
実家を出てから、もう15年くらい家にテレビが無い生活を続けている。
どうしても観たい番組だけは TVer や Amazon prime video などの配信サイトを活用して観ているが、それ以外は観ていない。
そんなわけで僕はテレビ番組や最近流行の芸能人に疎い。
もちろん本記事掲載日前日(12月19日)にM-1グランプリが開催されていた事も知らなかった。
僕は最新のそれには疎いが、元々お笑いは好きである。
だからM-1グランプリも家にテレビがあるなら観ていただろう。ただ、前述した通り僕の家にはテレビが無い。
なので今回も Twitter では多くのそれ関係のつぶやきが見受けられたのだが「僕には関係のない話かな…」と思っていた。
ただ、やはり気になるので検索してみたところ、M-1グランプリの公式アカウントが YouTube で出場者の全ネタを公開している事に気が付いた。
というわけで YouTube で決勝戦の全ネタを観てみた。
とても面白かった。
お笑い芸人の方々の「面白さの追求」の姿勢には本当に頭が下がる。
僕もふらとぴクリエイターとして(そのベクトルは異なるかもしれないが)「面白さ」を追求しなければいけない身だ。
彼らの姿勢を見習っていきたいと思う。
考え方
さて、僕がふらとぴクリエイターとして活動を始めてから890日が経つ。
本連載『Daily Choppy !』の掲載回数が、すなわちチョッピーのふらとぴクリエイターとしての活動日数です。
要は2年半くらいの期間だ。
質・量共に前述したお笑い芸人の方々の足元にも及ばないが、流石にこのくらいの経験を積むと、それ以前とはそれなりに考え方なども変わってくる。
会社とかでも3年目社員くらいになるとお仕事に対する持論を語り始めたりするじゃないですか。アレです。
最近、とみに以前と考え方が変わったなぁ…と感じるのは「誠実さ」の捉え方についてだ。
誠実であれ
僕は生き方として「誠実であること」を心掛けている。
その理由には「それが人としてのあるべき姿であろう」という考えの他に「それが1番楽だし、メリットも多いのでは?」という打算的な考えも含まれる。
とにかく僕は可能な限り「より誠実である道」を選んで生きていきたいと考えている。
さて、「生き方」とものすごく話を大きくしてしまったわけだが…生き方は職業に大きく依存する(と僕は考えている)。
僕は前職でシステムエンジニアとして働いていた。
システムエンジニアとしての「誠実な生き方」。僕はこれを「嘘をつかない」とほぼ同意であるように捉えていた。
「嘘をつかない」という態度はシステムエンジニアとして働く上では大変、都合が良い。
コンピューターシステムは嘘が含まれる(≒間違いが含まれている)と動かないし、それを作ったり保守したりするためのマネジメントも、嘘つきには務まらない。
そんなわけでシステムエンジニアとしての僕は「人は誠実に生きるべきだし、それを実現するためには嘘をついてはいけない」という理念と実践に何の疑念を感じることもなく日々を過ごしていた。
一方、ふらとぴクリエイターとしての僕は、上に書いたモノとは少しばかり違う考えを抱いている。
「嘘をつかない」とは少しばかり違う考え…? それって…つまり「嘘をつく」…ってコト!?
いや、そう言われると体面が悪いけど…まぁ、有り体に言えば、そうなるかも。
なんて野郎だ! カスやんけ!
いや、少し説明させてほしい。
罪のない嘘
確かに、今の僕は「場合によっては嘘をついてもいい」と考えている。
その「場合」とは「エンターテイメントとして面白さを提供する場合」だ。
「嘘をつく」というか、「話を盛る」と表現した方が真意が伝わりやすいかもしれない。
エンターテイメントにおいて最も大切なのは「人を楽しませること」である。「事実をありのまま伝えること」ではない。
もちろん、虚偽の情報や風説の流布などを肯定しているわけではない。
しかしながら、誰も傷付けない程度の嘘や誇張はエンターテイメントには必須だ。
「人を楽しませるため」で「誰かの不利益にならないモノ」であれば嘘をついても良い。今の僕はそう思っている。
むしろ、それこそが「エンターテイメントを提供している者としての誠実な態度」と言えるのではないだろうか。
そもそもフィクションなんて「嘘のかたまり」と言えなくもないですからね。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
立場や行動が変われば、考え方も変わるものですね。