こんにちは。コンテンツ好き、チョッピーです。
傑作漫画をご紹介
先日、『さよなら絵梨』というマンガを読んだ。
この作品、『ファイアパンチ』『チェンソーマン』『ルックバック』などで有名な藤本タツキの新作読み切りだ。
なんと読み切りにも関わらず200ページもある。
僕はこれを公開直後に読んだ。
上のツイートにもある通り、久しぶりにマンガを読んで「スゴい」という感想を抱いた。
この作品、どうやら5月10日まで無料公開されているようだ。
興味のある方は上のリンクをクリック or タップして頂ければ読めるので、是非、読んでみて頂きたい。
クオリティを決める2つの要素
僕はふらとぴクリエイターとして本連載『Daily Choppy !』を毎日、執筆している。
そのため、常に「本コンテンツのクオリティを上げるためにはどうすれば良いか」を頭のどこかで考え続けている。
「毎日更新」というコンテンツの特性上、それを書くためにあまり多くのリソースはかけられない。
だから、たとえば「1週間をリサーチに費やし、その後にそれを基にした文章を書く」と言ったコンテンツの作り方は出来ない。(と思っている)
その様な制約がある中で質の高いコンテンツを作るためにはどうすればよいかを色々と考えているのだが…そもそも「エンタメ系コンテンツにおけるクオリティ」にはどの様な種類のモノがあるのだろうか。
個人的には大きく分けると
- 上手さ
- 面白さ
の2つの方向性があるのではないかと感じている。
この2つの方向性はテキスト系コンテンツだけではなく動画・画像・イラスト…など色々なエンタメ系コンテンツに適応できるような気もしています。
どちらも不可欠
上手さとは何だろうか。
テキスト系コンテンツに限って僕の考えをお伝えすると、これは構成の自然さ・表現の適切さ・文章の難易度などの「伝え方の巧みさ」の事だ。
面白さとは何だろうか。
これはストレートに「コンテンツの内容自体の面白さ」の事だ。
エンタメ系コンテンツのクオリティとは、この2つの要素の組み合わせ…つまりは「上手さ × 面白さ」という方程式で決まるのではないだろうか。
だから、いくら「上手い文章」を書けるようになっても、そこに面白さが伴っていなければ読後感としては「面白い」とはならない。
たとえば『天声人語』を始めとする全国紙のコラムは「上手さを極めた文章」だとは思うのですが、ではそれを読んで「面白い!」と感じるかと言われれば、それは別問題だと思うのです。
逆に、いくら「面白い内容の文章」であったとしても、それが上手に書かれていなければ、その面白さも伝わらないだろう。
たとえばどれだけ面白い物語でも、それをあらすじや箇条書きで伝えられてしまうと面白みは感じられないと思うのです。
常に「上手いコンテンツ」を目指せ
「上手さ」と「面白さ」。
この2つを極めて高いクオリティで満たしているコンテンツに対する感想は「スゴい」になる気がする。
僕はこの記事の最初で書いた通り『さよなら絵梨』で、それを感じた。
コンテンツを作っている以上は、基本的にはそこを目指すべきだ。
とはいえ毎日掲載のコンテンツにおいて、常に高い「面白さ」を込め続けるのは難しいと言わざるを得ない。
その代わり「上手さ」に関しては、一度、レベルを上げてしまえばある程度の品質を保ったままコンテンツを作り続ける事は可能な気がする。「上手さ」はテクニックだからだ。
「面白さ」が日によってブレてしまうのは仕方がない。
その代わり「上手さ」に関しては常に向上し続ける。最悪でもレベルを維持する努力をし続ける。
そんな気持ちで日々、コンテンツを作り続けていれば、いつか僕にも「スゴい」コンテンツが作れる日がやってくるのかもしれない。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
「上手いだけのコンテンツ」は確かに面白くはないのですが「上手くも面白くもないコンテンツ」よりかは遥かにマシだと思うのです。