こんにちは。映画好き、チョッピーです。
映画の話
先日、話題の映画『シン・ウルトラマン』を観に行った。
映画の感想は上のツイートに書いた通り。
とても面白かったが、おそらく特撮やウルトラマンに明るい人の方が、僕よりも楽しめただろう。
僕はそれらに明るくない。
というのも、僕はテレビでそれらの番組を観た事がないのだ。
僕が観た事のある特撮番組は『とんねるずのみなさんのおかげです』のワンコーナーとして放送されていた『仮面ノリダー』だけです。
その代わりと言ってはなんだが、マンガは子供時代から今に至るまで、ずっと楽しみ続けている。
おかげで『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』、あるいは『クレヨンしんちゃん』などのマンガ原作の映画は十二分に楽しめている。
特に『鬼滅の刃』は純粋に原作のバージョンアップ版という趣きなので、映画を観ると原作を読んだ時の感動も蘇ってきて良いな…と感じている。
やはり日本の映画の歴代興行収入一位の実力は伊達ではない。
実写版の『進撃の巨人』の原作改変っぷりも個人的には嫌いではないですが。
マイノリティかく語りき
先日の記事(『Daily Choppy !』第1034回)に「利益追求」を企業の最大の目的に据える事に対して疑問を感じている…という意見を書いた。
僕はビジネスプランコンテストに限らず、以前、通っていたビジネススクールや過去に勤めていた会社でも、事業を行う上で当然とされていた(ように思える)「利益追求」という考え方にずっと疑問を抱いている。
【Daily Choppy !】第1034回:弊社の事業は儲かります!|ふらとぴ
この疑問に関しては記事内でも書いた通り「利益を追求したい人を味方につけたいのであれば、自分もそれと同じく利益を追求しているそぶりをするべきである」という形で自分の心持ちに決着をつけている。
このビジネスプランコンテストで評価されたいと考えるのであれば、僕は「金銭欲の強い人物」を喜ばせるための振る舞いをしなければならない。
【Daily Choppy !】第1034回:弊社の事業は儲かります!|ふらとぴ
このようにマジョリティの考え方(と思われるモノ)と異なる考え方を持つ者は、自分の考え方に対して色々と操作を加えて社会との共存を図らなければならない。
自分ひとりだけで生きていける人には、そのような小細工は必要ないのかもしれませんが…。
こじらせマン
実は僕は、ビジネスにおいて当然とされている考え方に対して、もうひとつ妙な疑問を抱いている。
組織の理念とされるビジョンとミッションに関してだ。
ビジョンは「その事業を通して実現したい将来の姿」の事で、ミッションは「組織に課せられた使命」の事です。
一般的にはミッションが先にあり、その結果としてビジョンが導き出される…とされている。
少なくとも僕はそう習った。
…が、ここに関しても僕は懐疑的なのだ。
だって「使命」と言われても。
使命とは
1 使者として受けた命令。使者としての務め。「特別な使命を帯びる」
使命とは|コトバンク
2 与えられた重大な務め。責任をもって果たさなければならない任務。「教師の使命」
僕は本サイト『ふらとぴ』の創業者であり、『ふらとぴ』運営企業である株式会社Egeneの創立者でもある。だが、これらは誰かから命じられてやり始めた訳ではない。
僕は僕自身にやりたいこと、実現したいモノがあったから起業したのだ。
だから、ビジョンはあってもミッション…つまり誰かから命じられた務めなどない。
そう考えていた。
後から生まれるモノ
だが、実はここに関して少し考えに変化が起きた。
確かに事業や企業は、その当初は創業者や創立者の願望をベースに無責任に社会に生み出されるモノかもしれない。
特に弊社みたいに創立者しか株主のいない一人会社なんかは、ほぼ確実にそうだろう。
だが、社会に生み出され、誰かにサービスを提供した瞬間に、企業は創立者だけのモノではなくなる。
弊社で言えば、『ふらとぴ』運営に協力頂いているふらとぴクリエイター各位や編集部員各位、『ふらとぴ』にPRコンテンツを掲載させて頂いている障害福祉施設の関係者の方々、その他コンテンツに協力頂いた方々、そして、今、まさにこれを読んで頂いている皆様方。
つまりはステークホルダーの方々に対する責務がすでに生じている。
正確な和訳ではないかもしれないが、この「責務」と企業の理念における「ミッション」を同一視しても、あまり問題はないのではないだろうか。
そして、そうであれば、確かに企業にとって最も大事なモノはミッションなのではないか。
今はそう考えている。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
『鬼滅の刃』の全編を通じて、僕が最も感動したセリフは、映画版にも登場した『俺は俺の責務を全うする!!』というモノです。