こんにちは。二兎を追う者、チョッピーです。
今回の記事について
今回はチョッピーのコンテンツ作成における悩みについてのお話です。
ふらとぴにおけるコンテンツ作成の目的
皆様が今、観て頂いているサイト「ふらとぴ」は毎日最低1つは新しいコンテンツが掲載されるウェブメディアです。サイト開設から1年強が経ちますが、新規コンテンツが掲載されなかった日は今のところ1日もありません。累計コンテンツ数は2020年10月20日現在、670を超えています。
この運用にはいくつかの目的があります。そのうちの1つに「ふらとぴ&ふらとぴクリエイターを好きになって頂き、そこで紹介されている障害福祉施設の商品(授産製品)を購入して頂く」というモノがあります。
これによりふらとぴ自体の目的のひとつである「働く事に困難を抱えている人の自立を応援する」に近づけようとしているわけです。
障害福祉施設の商品(授産製品)が売れれば売れる程、その施設の利用者の工賃(給料のようなもの)も増え、それにより施設利用者の経済的な自由が高まり、自立の助けになるハズ…と考えているってワケさ。
このお話は「Daily Choppy !」に何度も書いています。そのため「Daily Choppy !」愛読者の方々…すなわちチョッパー(?)の方々にとっては耳にタコなお話かもしれません。何度も同じ話を書いてしまいスミマセン。でも、こんなん、なんぼあってもいいですからね。
さすがにネタが古いのでは。あと、チョッパーとは…?
ジレンマがある
そんなわけで僕達ふらとぴ編集部およびふらとぴクリエイターは日々コンテンツを作成しているわけですが、個人的に感じているジレンマがあります。
- アクセスを稼げる記事は、ふらとぴ&ふらとぴクリエイター固有の色が薄くなる
- ふらとぴ&ふらとぴクリエイター固有の色が濃い記事はアクセスを稼げない
ふらとぴはアクセス数を最大の目的に運営されているわけではありません。ただ、他の多くのウェブメディアと同様、アクセス数は目的達成のための重要な指標のひとつに位置付けられています。
メディアである以上、見られなきゃ話にならない側面は確かにある
アクセスを増やす方法はいくつかあると思います。僕が確実視しているアクセス増加施策は2つ。
- 影響力の高い人物によるコンテンツの掲載
- 多くの人が興味・関心を持つモノ・コトに対する記事
「1」はすでに名のある人物がコンテンツを作る方法です。名のある人物が作ったコンテンツは人気が出ます。これは当たり前ですね。例えば多くのフォロワーがいるインフルエンサーの投稿は、そうでない人のそれと比べて多くの閲覧数や「いいね!」が稼げます。これは自明です。
「2」は名の無い人物…つまり何者でもない人物が多くのアクセスを集めたい場合に重要なメソッドです。コンテンツの中身を多くの人が興味・関心を持つであろう内容にすればアクセスは稼げます。
「歓心を得たければ関心を引け」と覚えよう!
この辺りの僕の考えは「Daily Choppy !」第377回↓にて実例と共に少し詳しく紹介しています。
興味のある方はご覧ください。
ふらとぴにおいてもアクセス数は重要な指標のひとつ。現時点で特に有名でないふらとぴクリエイターがアクセス数を稼ぐためには多くの人の興味・関心を持つであろうコンテンツを作ればよい。しかし、多くの人の興味・関心を持つであろうコンテンツに注力すると、ふらとぴ&ふらとぴクリエイター固有の色は薄くなる。ふらとぴ&ふらとぴクリエイター固有の色が薄くなると、読者にとって「ふらとぴ&ふらとぴクリエイターが作った記事でなければいけない理由」も薄くなる。
このジレンマには結構、悩まされています。これが解消できないとふらとぴにとって望ましい状況…つまり「多くの人にふらとぴ&ふらとぴクリエイターを気に入ってもらい、障害福祉施設の商品(授産製品)が多く買われる状況」の実現が難しいと感じているためです。
ユーザにとってお役立ち情報はその情報自体に価値があるわけであり、それを誰が書こうが、どこに掲載されようがどうでもいいのです。僕達はニュース・美味しいレシピ・良い旅館が知りたいだけであって、朝日・読売・abema・クックパッド・白ごはん.com・じゃらん・一休.comなどの各種媒体・作者自体に興味があるわけではないのです。
実例
どうしてこんなことを改めて書いているのかというと、昨日、これを考え直すきっかけとなる記事を書いたからです。こちら↓
この記事は「ねこ休み展 in 大阪」のレポート記事です。「Daily Choppy !」の看板は掲げつつも、ほぼチョッピーの意見は出てきません。あえてそうしています。この記事を読みたい人の多くは「ねこ休み展 in 大阪の情報を知りたい人」であって「チョッピーのオピニオンを知りたい人」ではないと考えたためです。
僕自身もレポート記事なのに筆者の個人的な意見が出まくる記事はあんまり読みたくない
また、この記事は通常の「Daily Choppy !」よりもアクセスの初動は良いが、あまり継続してのアクセスは望めない記事になるだろう…と思いながら執筆しました。記事の題材になっているイベントがそういう特性のモノだと僕には思えたからです。実際、この記事のアクセス数は今のところ想定した通りの動きを見せています。
そんなわけでこの記事は今のところ通常の「Daily Choppy !」より初動のアクセスは多く稼げてはいます。ただ、これが「ふらとぴ&ふらとぴクリエイターのブランディング向上」に役立っている気はあまりしていません。ふらとぴは「猫好きの生活を応援するウェブメディア」でもないし、チョッピーも「普段から猫の話ばかりしているクリエイター」ではないからです。
このジレンマを解消する方法は…?
このジレンマを解消する方法はあるのでしょうか? なお、現時点で僕には答えが見えていません。ちょっと自問自答してみましょう。
多くの人にとって興味・関心のあるテーマを、自分の色を強く出しつつ提供していけばいいのでは?
確かにその方法はアリかもしれません。「このテーマをそういう風に料理するのか!」という驚きのあるコンテンツを提供する事が出来れば、問題は解決するかもしれない。でも、「お前の意見は別にいらんねん」という人もきっといますよね?
そういう人を読者として取り込むのは最初から諦めた方がいいかも。「該当テーマ自体の情報提供コンテンツ」じゃなくて「とあるテーマを対象としたエンターテイメント」としてコンテンツを作っていけばいいのでは?
なるほど…。
そうすれば「エンターテイメント」を軸としたサイト・クリエイターとして「多くの人が興味・関心を持つテーマ」も扱いやすくなるのでは。最初からサイト・クリエイターに興味がある人は「あいつがこのテーマを扱ったらどうなるのか?」という観点から興味を持ってくれるかもしれないし、テーマ自体に興味がある人は、コンテンツを鑑賞した結果「このテーマをこういう風に料理するこいつは一体?」という風にサイト・クリエイターに関心を持ってくれるかもしれない。
なるほど…。こういう考え方は確かにありかもしれませんね。参考にします。チョッピー、なかなか良いこと言うじゃん。
チョッピーって自分のことだけどな
自画自賛になっちゃいましたね。
本日の締め
今回は僕のコンテンツ作成における悩みについてのお話を書いてみました。
最後の段落でひとまずの結論らしきモノは出せましたが、これはまだ僕の中で固まった考えではありません。試行錯誤している段階です。事業の成功のためにも、いずれ、ノウハウ・メソッドとして固めていきたいところです。
しかし、何者でもない状態から何者かになった人って本当にスゴいですよね。ヒカキンさんとか。うーん、今回のお話はブランディングに通ずる内容だったのかもしれませんね。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
色々と勉強しないといけませんねぇ。