こんにちは。お掃除大好き、チョッピーです。
リモートスタンダード!?
今年の7月1日より、NTTグループでは「リモートスタンダード」なる制度が実施されているらしい。
日本全国どこからでもリモートワークにより働くことを可能とする制度(リモートスタンダード)を導入することとします。
こうした取り組みにより、 転勤や単身赴任を伴わない働き方を拡大して参ります。
リモートワークを基本とする新たな働き方の導入について | ニュースリリース | NTT
NTT のニュースリリースを読む限りでは、リモートスタンダードとは『リモートワークでも業務を回せる組織を「リモートスタンダード組織」とし、そこに所属する社員はリモートワークを基本的な働き方とする制度』であるように思える。
もちろん出社してはいけないわけではなく、出社する場合は交通費も支給されるらしい。
なんて素晴らしい制度だろうか!
日本企業でこのような柔軟な働き方が採用されているなんて、正直、にわかには信じられない。
労働者目線で考えると、全ての企業で今すぐこの制度を導入すべきだと思ってしまう。
ちなみに「経営学者目線で考えても完全テレワークが当然」との意見もある。
いやぁ、本当に素晴らしい制度だと思う。
日本、始まったな!
感情はマーブル模様
と、NTTグループの新しい制度を褒めたたえてみたワケだが…僕は当初、このニュースを耳にした時、正直、複雑な気持ちになった。
もちろん上に書いた様に
な、なんて素晴らしい制度だ! 日本、始まったな!
と思ったのも事実だ。
だが、それと同時に
ど、どこで働くのも自由だと!? 会社に所属していながら? 給料・ポジションなどが担保された状態で? そんな…そんなノーリスクで働く場所の自由が得られるなんて…。ね、妬ましい! 羨ましい! ズルい!
という気持ちを感じたのも、これも間違いなく事実だ。
チョッピーは浅ましい人間性の持ち主。
いや、本当に。恥ずかしい限り。
しかも銃で?
だが、個人的には僕もネイティブボーンに浅ましい人間だったわけではないと思っている。
僕の様な人間にだって、情状酌量の余地があるハズだ。
それはどうかな?
あるんだって。
弁護士を呼んでくれ。国選でもいい。いや、やっぱり呼ぶな。帰れ! 自分で語る。
というのも、僕は前職の会社で働いていた11年間で、累計3回も強制的に転勤させられているのだ。
転勤は本当に労働者に対する負担が大きい。
前職の会社に、件のNTTグループの制度が導入されていたら、もしかしたら僕も今とは全く異なる人生を歩んでいたかもしれない。
…まぁ、だから、要は僕は苦渋を飲んで働いていたというのに、これからのNTTグループの社員はそれを味わわなくても済むわけだ。
こんな不平等が許されていいのか!?
いや!
いいわけが無い!
だから、僕がNTTグループの新しい制度を「ズルい」と感じたのは正当!
人として当然の感情なのです!
完全に逆恨みだね。よって、死刑です。
僕の命の価値、低すぎる。
安らかに眠れ!
誰なんだよ、急に。
感情 VS 理性
さて、別にワザワザ表に出す必要のない自分の醜い部分をさらけ出してみた。
このような考えや感情は、最初から持たないに越したことはない。
自分がそのメリットを享受できないからと言って、それを享受できる人を貶めたり羨んだりしても意味はない。
意味はないどころか、場合によってはそれは、社会全体としての停滞を招き、幸福の総量を減らすスタンスにも繋がる可能性すらある。
とはいえ…そのような考えや感情を持ってしまったのであれば、それはそれで仕方がない。
そんな時こそ、理性の出番だ。
合理的に論理的に、自分の感情と向き合って、どの様な態度を取るのが自分・社会にとって望ましいのかを考える。
バックヤードがどれだけ汚れていようとも、お客様からは綺麗なロビーやお部屋しか見えなければ、そこは快適なホテルになりうるのだ。
そのように考えれば、僕がNTTグループの社員に対してかけるべき言葉も自ずと見えてくる。
そう、「ズルい!」です。
死刑です。
安らかに眠れ!
だから、誰なんだよコイツ。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
でもホント、リモートワーク可能なお仕事は全てリモートワークが基本になると良いですね。心の底からそう思います。