こんにちは。葉緑体大好き、チョッピーです。
ソーラーエネルギー
先月27日、「電力需給ひっ迫注意報」が初めて発令された。
厳しい暑さの影響で東京電力の管内では27日、電力供給の余力を示す「予備率」が5%を下回る見通しだとして、政府は新たに設けた「電力需給ひっ迫注意報」を初めて発令しました。熱中症の危険性が高まっているため冷房などを適切に使用しながら、使わない部屋の電気を切るなどの節電を求めています。
「電力需給ひっ迫注意報」初発令 東電管内 27日の節電呼びかけ | NHK | 熱中症
僕はこの注意報の対象範囲からは外れている地域(大阪府箕面市)に住んでいる。
ただ、当日はテレビ・インターネットの区別なく色々なメディアでこの件が報道されていたので、なんとなく緊迫した雰囲気は感じていた。
実際には27日には電力は足りたようで、少なくとも表向きには何事も起きませんでした。
しかし、どうして7月27日に電力が足りなくなる可能性が出ていたのだろう?
上に引用したNHKの記事をさらに引用すると
27日、最も電力需給が厳しくなるのは午後4時半から午後5時までの時間帯です。
これは日が傾いてくると太陽光発電の出力が落ちてくるからです。~中略~
この時間帯、多くのオフィスや工場などはまだ稼働しているうえ、家庭でも夕食の準備などで電気が多く使われるため、電力需給が厳しくなるのです。
「電力需給ひっ迫注意報」初発令 東電管内 27日の節電呼びかけ | NHK | 熱中症
とのこと。
つまり「予想外の暑さで電力消費量が増える上に、1日の中でも電力使用量が増える時間帯(午後4時半から午後5時まで)に、太陽光発電の出力が落ちてしまい、結果、電力が逼迫する」というロジックだったようだ。
…でもさぁ、夕方に陽が落ちるなんて当たり前の話じゃん。それに備えてあらかじめ他の発電方法を用意しておけばよかったんじゃないの?
それもそうだけど、他の発電方法を用意するのって、そんなに簡単じゃないんじゃないかな。
資源エネルギー庁の資料にも『一度休止させた火力電源を再稼働させる場合 ~中略~ 1年以上のリードタイムが必要』って書かれてるし。
なるほど。発電所は急な暑さ・寒さによる電力増加に迅速に対応できるような設備じゃないんだね。そりゃそうか。
僕も詳しくはわからないけど、そうなんじゃないかなぁ。
太陽も少しはこちらの都合を考慮して、2時間くらい長く出てくれればいいのにね。
うーん。太陽に話を通すのは難しそう。
しかし、そう考えると太陽はスゴい。
その日照時間ひとつで人間の生活を大きく動かせるほどのエネルギーを放出しているなんて…。
やさぐれタイム
一昨日くらいから、どうにも気分が落ち込んでいた。
珍しいじゃん。
そう、珍しい。
というのも僕は精神構造が単純で、基本的にマイナスな気持ちは全て「怒り」に変換されるタイプの人間なのだ。
だから「クソったれが!」という気持ちになる日はあれど「うーん…憂鬱だなぁ…」などの難しい感情を覚えるシーンはそんなに無い。
ただ、自分の生産性の低さや
事業の上手くいかなさなどを考えていると
さすがに久しぶりに陰鬱な気分になってしまったのだ。
そして、それは本記事掲載日(7月7日)のお昼ごろにピークを迎えた。
やってられねぇ! 何も手に付かない!
やかましサイクリング
もう、あまりに何も手に付かなかったので、気晴らしに外に出た。
自転車で近所をサイクリングしてみる。
生産性を高めたり事業をどうにかするためには手を動かすしかないと思うけどね。「何も手に付かないから自転車で近所をサイクリング!」とか、自ら状況を悪くする愚かな選択をしている場合ではないのでは?
そんな声が頭に鳴り響く。
そのくらいは僕にだってわかっている。僕だってバカではないのだ。
理性的・合理的に考えるならば、生産性を高めたい場合は一瞬も休まずに作業をし続けるべきとの結論に行き付く。
だが、感情は理性に優先する。
感情が「やってられねぇ」と言っているのだから、まずはそれを落ち着かさせなければ手は動かせない。
このサイクリングに肯定的な意味づけをするために、こんな感じで理性達が盛大に脳内会議を繰り広げる。
ジリジリとした夏の日差しの中、僕は自転車を漕ぎ続けた。
やかましい理性達の声とは対照的に、陽の光はとても静かで、快適だった。
外出の必要性
結局、1時間ほど自転車を漕ぎ続けて、僕は帰宅した。
家に戻った時には気分はスッカリ回復していた。
自転車に乗る前に感じていた陰鬱な気分は、今や、どこにも見当たらない。
理性によってサイクリングに肯定的な意味づけがされたから?
いや、違う。
あの脳内会議は結局、気分にはなんら良い影響を与えなかった。
僕の気分を回復させたのは、間違いなく照り付けていた夏の日差しだ。
太陽のエネルギーにより、僕の気持ちは好転した。
そう言えば、僕は最近、日中はずっと家で作業をしている。暑いから。
外出するのは陽が落ちてからだ。
そもそも珍しく気分が落ち込んだ理由も、日光を浴びていなかったからなのかもしれない。
つまり…
チョッピーは太陽光発電式のロボットだった…ってコト!?
その可能性は否めない。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
太陽光は人間の精神にとっての必須栄養素なのかもしれませんね。