こんにちは。猫大好き、チョッピーです。
観察するモノ
先日からしばらく実家に滞在している。大分県の別府市だ。
今週の土曜日の夕方にフェリーでこちらを発ち、日曜日の朝に大阪に戻る予定。
帰郷の目的(祖母の一回忌への参加)はすでに達しているので、もっと早く戻っても良いのだが、別にそうしなければいけない理由もない。なので、まだ戻っていない。
日々の作業はPCとネット接続環境さえあれば問題なく行える。現代はどこにいても仕事が出来る時代というわけだ。いやはや、便利と捉えるべきか、業が深いとみなすべきか。
まぁ、そのようなスタンスの話はどうでもいい。重要なのは「実家であろうが自宅であろうが、作業に必要な環境さえ揃っていれば、問題なく作業は行える」という点だ。
幸いなことに僕の実家は(日本中のほとんど全てのご家庭と同じく)インターネットへの接続環境がある。作業用PCは自宅から持ち込んでいる。
よって、僕の自宅と実家には作業をするための環境の違いはほとんどないと言える。
実家と自宅の環境面で違うところがあるとすれば…
猫の有無くらいだろうか。
実家では猫が飼われているのですが、人見知りの激しい猫で、全然、近寄ってくれません。
名前は「ねこのすけ」との事で、実家の人間からは「ねこ」と呼ばれている。
猫の愛称が「ねこ」とは…。
大事にされているのかいないのか。
少なくとも彼にとって僕は別に大事な存在ではないようで、僕が彼の名前を呼んでも、近くには来てくれない。
何が楽しいのかは知らないが、ねこのすけは高いところからしばらくこちらを眺め続けていて…気付いた時にはどこかに姿をくらましていた。
値引きされるなら何でもいいぜ
いつまでも挙動が怪しい猫の姿を探していても仕方がない。
温泉にでも入りに行こう。せっかく別府に滞在しているのだから。
時刻はすでに22時を回っている。
これから行くのであれば、24時間営業のスーパー銭湯型の温泉施設が良さそうだ。
僕のお気に入りの温泉(ひょうたん温泉)は25時に閉まってしまうのです。
父親の車を借りて、あえて遠回りをしながらお目当ての銭湯を目指す。
僕は夜の別府の道を車で走るのが好き。あえて遠回りをしたのは、それを十二分に楽しむためだ。
ここ5年くらいで色々と建て替えられて雰囲気が変わった(ように思える)街並みを眺めながら、交通量の少ない道を走る。
まっすぐ行けば30分くらいで辿り着く道のりを、たっぷり1時間ほどかけて目的地に到着。
どうも1台当たりのスペースが小さくて止めづらい気がする駐車場に車を止めて、銭湯に向かう。
メガネ祭り…?
なんだかよくわからないが、この日は「メガネをかけて来れば割引!」というイベントが開催されていた。なんだかよくわからないが、入湯料が安くなるのはありがたい。なんだかよくわからないが、メガネをしていて良かった。
最高
入湯料とサウナ料金を払ってお風呂に入る。
ここの銭湯は僕の知る限り、別府で一番、水風呂が冷たい。
そのため、いわゆる「ととのい」を楽しむのに向いている。
サウナと水風呂に温度差があればあるほど「ととのい」は得やすい気がしています。私見&経験則です。
サウナと水風呂を2度ほど繰り返して、僕が軽くととのっていた頃、銭湯に大学生?くらいの4人組が入ってきた。
残念ながら全員、男。
当然だ。男風呂なんだから。
彼らはなにやら色々と話しながら露天風呂やジェットバスを楽しんでいる。
懐かしい。
僕も大学生だった頃、大学の友人と一緒にときたまこの銭湯を楽しんでいた。
チョッピーは地元の大学に通っていたのです。
もう15年~18年ほど前の話になる。
3度目の水風呂から上がり、かなりととのいながら僕は、彼らの声を聞くともなしに聞いていた。
猫
銭湯から戻ると時刻はすでに26時。つまりは午前2時だった。
どうやら両親はすでに眠っている様だ。
出来るだけ音を立てないように部屋に戻り、PCを立ち上げる。
しばらく作業をしていると、ふいに尿意を覚えた。
トイレで用を足す。
トイレのドアを開けて外に出ると、猫がいた。
どこから現れたのかわからないが、なにやらにゃーにゃ―と鳴きながら、こちらを見ている。
どうやら「撫で」を要求している様だ。
手を伸ばすと、自ら頭をこすりつけてくる。
数時間前には高所から不審げにこちらを眺めていたくせに、今はすっかり飼い猫然。
いやはや、全く持って自由というか…勝手というか…。
ひとしきり彼を撫でてから、僕は作業に戻った。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
別府は地元なんですけど、もうここを離れて15年近くになるので、ビジター気分でもあります。