こんにちは。読書量の圧倒的な低下に悩む男、チョッピーです。
今回の記事について
今回はチョッピーが今、読んでいる本についてのお話です。
株式会社Egeneはビジネスモデルの完成に向けて動いています
僕、株式会社Egeneという会社を立ち上げて本サイト『ふらとぴ』を中心とする「ふらとぴ事業」を営んでいます。…「営んでいます」という言い方はもしかすると正確な表現ではないかもしれません。実はまだ「ふらとぴ事業」はその想定ビジネスモデルすら完成していないからです。
今の「ふらとぴ事業」は上のイラストで描かれている四角で表現すると「就労継続支援事業者」「ECサイト」「ふらとぴ閲覧者」の3つしかステークホルダーとして実現できていません。「ふらとぴの就労支援利用者」と「一般企業」は現在の『ふらとぴ』を取り巻くステークホルダーとしては存在しない状態です。
現在のEgeneは残りの2つの箱を実現させるべく活動している状態です。具体的には『ふらとぴ』に掲載される「就労継続支援事業者」の数を増やし、その次に「一般企業」を弊社に関わって頂けるように動いていきたいと思っています。
どちらも営業主体の活動になると考えています。今はそのための資料等を作っている状態…。イチイチ動きが遅いのが本当に問題なんですけどね。基本的に僕のせいです。「決算作業に想定以上の時間を取られた」を言い訳にさせてください。
そんなわけで今のEgeneの状況を正確に伝えると「ふらとぴ事業を営んでいる」というよりも「ふらとぴ事業を営めるように準備をしている」になるように思えます。
協力者を集めるためには「共感が大事」と聞く
で、一応、僕、上のビジネスモデルを実現しようとしている起業家なので、ビジネスピッチに出場したりとか、起業の方法を題材にしたセミナーとかに参加した事もあるんです。特にコロナ禍前はよく参加していました。
僕としては起業なんて99.9%失敗するモノだと思っていますが、望んで失敗したいわけではないので。少しでも成功確率が上がるように色々と活動しているのです、実は。そうは見えないかもしれませんけど。
そういう場で定説のように言われている言葉があります。「起業に大事なのは共感」です。どうやら昨今のビジネスにおいては「ステークホルダーの共感」を得る事が成功のための条件として重要視されているらしいのです。
曰く「お客様が自社の商品を買うのは自社の理念や社会性の高さに共感してくれるから」とか「株主が会社に投資するのは起業家に共感するから」など。
これらと関連して出てくる言葉には「エシカル消費」や「エフェクチュエーション」などがあるように思えます。
エシカル消費とは
人体・環境への負荷、社会貢献などを重視して生産された商品やサービスを選択的に消費する行動及び理念。
エシカル消費とは|コトバンク
エフェクチュエーションとは
「エフェクチュエーション」とは、優れた起業家に共通する思考プロセスや行動様式のことをいいます。インド人の経営学者サラス・サラスバシー氏が、著書『エフェクチュエーション:市場創造の実効理論』のなかで提唱しました。
エフェクチュエーションとは――意味と五つの原則、コーゼーションとの違いは|日本の人事部
どうして突然「エシカル消費」とか「エフェクチュエーション」みたいな本題とあんまり関係のない言葉を説明しだしたのか? それは「どや、訳の分からないビジネスで起業している様に見えるかもしれないけど、一応、僕もちゃんと勉強しとるんやで」とドヤるためです。浅ましいね。
本題に戻りましょう。「共感が大事」。この言葉は基本的に正しいと思います。僕もそうだと思います。ただ、大抵、この次に出てくる言葉があって…。「だから共感を得られるように動きましょう」というもの。この言葉に何とも言えない不快感を感じるんです、僕。さらにそれに続く「こうすれば共感を得られます」という言葉に至っては怒りすら感じます。
「共感を得る方法」について少し勉強してみた
確かに他者の共感を上手に得られるようになれば起業はスムーズに進められるようにはなるでしょう。でも、それをノウハウ化されると強い不快感を感じる。なんとなくその理由は僕の中ではわかっている様な気がするのですが、今はまだキレイに言語化が出来ないんですよね。きっと「相手の共感を得る方法」という考えを僕の中で咀嚼出来ていないのでしょう。
今の僕は「う~ん、なんだかよくわからなけどマズい! 飲みこめない!」という状態。
今までは「不快に感じる言説にワザワザ触れる必要は無いな」と感じていたのですが、ふと「何故、不快に感じるのか。その理由を突き止めたい」と考えが変わりました。そもそも僕の不快感もなにかしらの思い込みによる僕の勘違いが原因かもしれませんし。
不快感が減らなかったとしても、少なくともキチンと勉強した上で「やっぱり嫌いだわ。だって○○だもん」と言えるところまでは持っていきたい。そうしないと今より上の自分にはなれない気がする。
というわけで「共感を得るための方法」が書かれている本を購入して読んでみました。
まだ数十ページしか読んでないのに、ずっと吐きそう
はい、今のところ、まだ序盤しか読んでいないのにムカつきが止まりません。正直、読みたくない。
とりあえず頑張って読破してみる
「共感を得るための方法」の本の序盤ですでにかなり苦しんでいる僕。正直、この本をこのまま読み進めても楽しい気分になれる気はしません。ただ、出来ればこの本は最後までちゃんと読み通したいな…と考えています。
幸いに僕が買った本は文体などはとても読みやすいです。内容も分かりやすい。おそらく一般的には良書と呼ばれる類の本です。ただ、その内容に僕が反発を覚えているだけ。
エンターテイメントの世界なのであれば「面白く感じない本」なんて読まないのですが…。もしかすると今回の本は最後まで読めば自分の考えが変わる事もあるかもしれません。そうならなかったとしても、今後は「僕は○○の理由で相手から共感を得るための方法論は使わない」と言えるようになるかもしれない。もし仮に何も得られなかったとしたら、今後の人生において「楽しくなれる本」だけ読んでいけばいい。
どちらに転んでも今の僕よりかは進歩している様に思える。正直、「不快な内容が書かれている本」をキチンと勉強するのって初めてなのですが…なんとか読破してみたいと考えています。
得るモノが多ければ完全に休止している「僕の感想」というコーナーで感想を述べてみたいと思います。
本日の締め
今回は僕が今、読んでいる本についてのお話を書いてみました。
SNSにおいては「不快なアカウントはミュート or ブロック」が正しい使い方だとされています。僕もその意見には賛成です。実際、僕もそういう使い方をしています。SNSのアカウントから発信される情報は本になる程の価値が無いモノがほとんどだからです。読まなくても何の問題もありませんし、読んでも「少し楽しい」以上の何かを得られる事はほとんどありません。
ただ「不快な内容の本」は「何も考えずにミュート or ブロック」以外の向き合い方をしてもいいのではないか…と感じています。なんと言っても本として出版されているわけですので、そこに書かれている内容は多くの人に「本にするだけの価値がある」と思われたモノのハズです。
それが「自分にとって不快」だっとしても、読み終えた先には、きっと、何か得るモノがあるハズ…。今、読んでいる本、とりあえずそんな気持ちで何とか読破したいと思います。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
そう言えば「良薬口に苦し」という言葉もありますね。「苦い薬は全て良薬」ではないと思いますが、「良い薬は全て苦い」だと思って苦手な本も読んでいきたいと思います。