こんにちは。ジャンプ大好き、チョッピーです。
この連載は
週刊少年ジャンプに掲載されている全マンガ(読切含む)の感想をふらとぴクリエイターのチョッピーがジャンプ掲載順に書いていきます。
ネタバレ全開です。まだ未読の方はお気を付けて。
基本的にジャンプ発売当日 or 翌日に掲載予定です。
なお、チョッピーの読書環境は「少年ジャンプ+をスマホで読んでいる」です。
それでは、お楽しみください。
ジャンプ感想(掲載順)
呪術廻戦
これ、真希さん、死んだんじゃないですか?
他のマンガだったら氷漬けにされたくらいじゃ死なないでしょうけど、呪術廻戦においては死んでてもおかしくないような…。
しかし、真希さんまで参戦しているのに髙羽はどこで何をしているんだ…。彼が参戦したらボーボボワールドが顕現するのに…。そうなったら勝てないとしても負けないのに…。
メタ的な視線で考えると、マジメなバトルに髙羽を参戦させられないとするならば、彼は今後、活躍する機会はあるのでしょうか? ストーリー展開的にギャグが許されないなら、髙羽は存在自体が難しいですよね…。
どこかで殺されちゃう?
それとも、天使ちゃんが担ってた五条封印解除の役割をギャグで肩代わりしちゃったり、ラストバトルで味方が全員死んだ後にギャグで蘇生させちゃったり…みたいなとんでもない活躍の場が用意されていたりするのでしょうか?
気になる~。
あと、どうでもいいんですけど、伏黒の肉体は「直接的な同胞への攻撃」の時には呪力を落とすけど「間接的な同胞への攻撃」の時には呪力を落とさないんですね。
ということは宿儺の思考を読んで任意で呪力を制御しているワケじゃなくて、あくまでルールベースで発動する枷なんですね、アレは。プログラムみたいだな。
SAKAMOTO DAYS
おー、キンダカつえぇ~!
さすが誰も達成していない不良学生を体よく退学(≒殺害)させるためのミッションのラスボス!
昔から ORDER のメンバーは強いんですね。
とはいえ、最終的にはキンダカの方がダメージ量は多いように見受けられますが…。
さすがに3対1だと分が悪いのか。
ここから現在のメンバーの関係性になるまでには、一体何があったのか…。
気になる!
気になる…けど…それを全部、描くとしたら今回の過去編ものすごく長編になっちゃうのでは…?
色んな意味で気になる!
あと、途中の赤尾(リオン)ちゃんと有月クンの問答シーン、明らかに有月クンの方が正しいことを言っているのに、作中では赤尾ちゃんの方が正しいように描かれてて面白いですね。演出の妙。
それと、ラストシーンの赤尾ちゃんを確認する限り、今回は彼女はシャツの下には何も着ていない感じですね。抜け感があって素晴らしいですね。
僕のヒーローアカデミア
圧倒的な作劇力で、ただただスゴい。
最終章に至るまでに積み重ねてきたキャラクター達を、このラストバトルで全て投入する構成力もそうだし、最終章自体の展開もアツいし、今回の1話だけでも冒頭とラストでナレーションをシンクロさせるという細やかさ。その技巧の直後に心操クンを登場させるインパクト。
もっと言うと、その直前に顔キンタマ(AFO)に『やはり 力で… ゴリ押ししてくる奴は面倒だな…』と言わせた直後に「力」の象徴であるかのようなギガントマキアを出してきて読者の期待感を煽ってくれるし、お茶子ちゃんがトガを見付けたシーンも、その前段で「トガちゃんの哀しさ」を描いて涙自体に説得力を持たせ、その直後に『だから彼女は 涙を見逃さない』というエクスキューズで納得感を与えてくれるし、なによりもその2つのエクスキューズによってエモさが爆上がりしている!
はー??? 天才の所業~!?!?!
それでいて今のジャンプで最高峰の作画だし…。
畏怖すら感じる。
くれぐれも体調にだけは気を付けて、最後まで描き切って欲しいです。
僕とロボコ
温泉旅行いいなぁ。行きたい~!
『湯上り女子が 可愛くて 集中できない!!』とかホントわかりますね。
なんでか知りませんけど、湯上りってだけで女性は魅力が1.5倍マシくらいになりますよね。
男性もそうなのでしょうか?
まぁ、それはどうでもいいんですけど、作者の画力の向上、ホントに目覚ましいですよね。もちろんギャグもストーリーも面白いし。
今作自体もとても面白いのですけど、これだけレベルが高いと次回作以降にもムチャクチャ期待してしまいます。もしかするとトリコの後釜的なポジションにもいけるのでは…。ギャグも作画もいけるわけだから…。
まぁ、でも、そこを狙うならパロディは封印しないといけないのかもしれませんけど。今回のハンタパロは死ぬほど笑いましたけど。
アオのハコ
いや、ちょっとヒドすぎる。
「興味の持てないモブキャラメインのお話」というだけでもキツいのに、そこに「そいつが挫折するだけのお話」を懇切丁寧に描かれても…。
もしかしてアレかなぁ、ユメカちゃんはスラムダンクの三井クンをオマージュしたキャラなのかなぁ。
次回、連載2周年表紙&巻頭カラーらしいから、そこに合わせて『バスケがしたいです…』的な展開をもってくるつもりなのだろうか…。
そこに合わせるために急遽、登場させたからとんでもなく雑なキャラ設計と展開になっているのか…?
うーん、事情は僕にはわからないですけど、ユメカちゃん関連のお話は現在進行形で大失敗しているとしか思えないですねー。僕には。
それを雛ちゃんの告白展開のあとに挟んだのも悪手ですよね。そのせいで「大喜クンは雛ちゃんからの告白はキッパリ断るくせに、自分はヒロインに告白もせずに何をダラダラやってんだ」としか思えなくなっているので…。
あかね噺
魁生クンこえぇええーー!
『獲物に牙を剥く 獣の目』をしている落語家の噺なんて面白いのかな…と思って読んでいたのですが、今回の噺は怪談話なんですね。
三遊亭圓朝という落語家の方が創られた『真景累ヶ淵』というお話がそれっぽい。
上に貼ったリンク先をチラッと見て頂けるとわかるのですけど、全編はクッソ長い。
魁生クンが演じているのは、そのうちの『豊志賀の死』というパートみたいですね。
落語って笑える噺以外にも、普通に怖い話もあるみたいだから、マンガの題材として良さそうですねー。
しかし魁生クンはどうしてこんな自分の境遇と重なるような噺を選んだのだろうか…。
あと、最終ページ…魁生クンの体を中心にBLEACH的なエフェクトが発生していますが…すでに彼は卍解を使えるのだろうか…うらら師匠と同じく…。
夜桜さんちの大作戦
なんだかずいぶんゆっくりとした物語展開ですね…。
まさか今回、百とのおとぼけ会話だけで終わるとは。
いや、確かにこのほんわかしたやりとりが本作の魅力のひとつであるのは確かなんですけど…。
なんだろ、せめて修行開始くらいまで進んでも良かったんじゃないのかな。
しかしアレですね、物語が徹頭徹尾、夜桜家に閉じてて外部のスパイの入り込む余地があまりないですね。外部のスパイにも魅力的なキャラクターは多いので、彼らも活躍してくれると嬉しいな~。
あと、別に旦を待ち受けてる必要もない気もしますけどね。それだと相手のペースに乗せられてる状況は変わらないので…。
ウィッチウォッチ
うろミラ関係のお話は本当に本筋と全く関係無くて面白いですね。
メインキャラ一人も出てこないし。不思議すぎる作劇だ。
でも、面白いからいいんですよね。
「面白い」には全てを許させる力がある。
ちなみにメリーバッドエンドって概念、今回のお話で初めて知りました。
作者、オタクの解像度が相変わらず異常に高いな…。あらゆるモノを分析対象として見てるんだろうな。
プラリネ・プラネタ(読切)
表紙がキレイですね。
タイトルもネオンみたいで全体的にシティポップ感強くてオシャレ。
テーマも宇宙人との邂逅っていう80年代感あるヤツだし、最近のレトロブーム(ブームと言うほどはやってはいないか)に乗れてていい感じだと思いました。
ただ、どうなんでしょうね。
キャラクター設計とか展開とかも含めて、全てが古臭い感じは否めなかった気がします。
特にメインキャラクター3人が宇宙人であるところのネタばらしが遅すぎる気がします。
そこは誰が読んでも序盤で気付く点だと思うので、「メインキャラクター3名は宇宙人である」という前提に則って物語を組み立てた方が面白くなったような気がします。
でも、どうなんだろうなぁ。こう考えること自体が少し昔の感性なのかもしれないよなぁ。
今時の読者の感性とは少し違うのかも。
ブラッククローバー
「ボスを倒したら宴会」という展開はワンピースでおなじみのモノですね。
ブラクロも完全にそれに倣ってるってことは、このフォーマットはマンガを描く上で使いやすいんでしょうね。
確かに展開として自然だし、今までのまとめとこれからの話も語れるし、優秀なフォーマットなんだろうな。
今回みたいに「宴会 ⇒ お風呂」という自然な流れでサービスシーンにも繋げられるし。
まぁ、僕は一花ちゃんじゃなくて小鞠ちゃんのサービスシーンが読みたかったですけどね!
「ブラック・クローバー」ミニキャラ4コマ劇場その3(読切?)
今回は最後の1本が一番面白かったです。
しかし、この読切(?)って一体、なんなんでしょう。なんで本誌に載ってるんだ?
今後も載り続けるのだろうか。誌面での説明が何もないからよくわからない…。
一ノ瀬家の大罪
おー、お母さん退場かぁ。
サクサクと退場していきますね。ループごとにキャラが入れ替わっていく形になるんだろうか。
でも、その形だときっと物語の核心に誰も迫れないままお話が終わっちゃうよなぁ。
となると、今回はループしないのかな。少なくとも翼クンの記憶が継続しない限りは謎に迫れないから…。
今回の白眉はお母さんの『この世界はおかしい』という言及でしたね。この発言によって世界観が広がりました。
とはいえ、まだまだ「上位存在に管理されている箱庭の中の話だった」みたいなスケールダウンした上にありがちな終わり方をしてしまう可能性はあるのですが…。
予想を超えてくれることを期待します。
しかし、お母さんの心の闇に迫る展開にならなくて本当に良かった。そこをウダウダやられても何も面白くありませんからね…。
アンデッドアンラック
うぉー! 全ループでひたすらしょうもなかったショーンが、まさかこんなキレイなエピソードと共に覚醒するなんて!
熱い! 最高すぎる!
不可視の能力発言シーンが「DEAD GANG Ⅱのオーディション会場」で、ショーンが『原作も全台詞暗唱できるくらい読み込んで…』と発言しているところも、彼の父親への想いがおもんぱかれて良いですよね。このマンガはホントに芸が細かい。
しかし、『触れた”仲間”を不可視にする』ってかなり強い能力ですよね。今後も大活躍しそう。
神に通用するのかはわかりませんけど…。
マッシュル-MASHLE-
ドミナって誰だっけ…。
それはさておき、何気に「メリアドール(誰だっけ…)が1年しかもたない心臓をつくれる」という重要情報が出てきましたね。
マッシュの心臓も彼女につくってもらえるのかな?
逃げ上手の若君
面白いなぁ。
亜也子ちゃんの『構えと表情が自己犠牲的』という特徴を踏まえた上で、それを直す方向じゃなく「その特性の人間にあった武器を造る」という結論になるのが良いですね。
次回は時行の新しい武器が登場するのかな?
しかし、アレですね。
正宗さんの『怪物が 真に自由に 解放される時 それは即ち…』というモノローグはなんとも不穏ですね。まぁ、史実の通りに行くのであれば当然、時行の行く末には不穏な展開が待ち受けているのですが…。
今後も楽しみ!
暗号学園のいろは
「馬鹿詰み地雷原」の回答、解説を読んでもイマイチ意味がわからなかったのですが、これはきっと僕の頭があまりよろしくないからです。苦手なんだよな、暗号とかクイズとか。
でも、それとは全く関係なくお話が面白いので素晴らしいですね。
AチームとCチームの各キャラの謎ポーズも良かったです。「マダミス」も面白そうですね~。
しかし、勿忘草和音ってホントに今回のゲームの設定上だけのキャラクターなんですかね…。なんか原作者が西尾維新だから素直に「はい、そうですか」と飲み込めない気もするな…。
次回も楽しみ~!
人造人間100
うーん、すでにNo.100にムチャクチャ遠くから小石で左目を撃ち抜かれてる相手が敵だからか、全然、危機感がないなぁ。絶対、負けないでしょ、No.100。
というか、別にNo.100が負けたら負けたで、あしび君は今回の敵と新たに契約を結べばいいだけなのでは…。彼の目的は「人造人間の殲滅」であって、そのための道具は別にNo.100でなくてもいいハズだから…。
でもまぁ、さすがに「自分の家族を取り込んでいる敵」を使うのは、彼の心情的に難しいのかな。
ギンカとリューナ
マガラカの体がギンカの体…?
ちょっと展開が早くてよくわからなかったです。
ギンカの大量の魔法詠唱シーンは不気味でカッコいいですね!
このマンガ、色々とひかるポイントは多いと思うのですが、イマイチ人気が出ていなくて残念です…。
序盤のワクワク感はスゴかったんだけどなー。
何がダメだったんだろう…?
大東京鬼嫁伝
うーん…。
地元での愛火ちゃんの聖人エピソードが語られていますが、愛火ちゃんって、なんかそんな立派な精神性のキャラクターでしたっけ。
いや、まぁ、当然、地元とそれ以外の場所でのキャラが違うなんてのは、現実でもよくある話ではありますが、そうはいってもなぁ…。
それはさておき、おばさまが『よくも私の娘をキズモノにしてくれたわねぇ』と言ってるって事はやっぱり…ヤったんか!?
進太、お前ヤったんか!?
イチゴーキ!操縦中
「死MEN楚歌」はKISSのパロディなんですかね。それともDMC…?
なんだかいまいちスッキリしないキャラクターでしたね。
本編はまぁ…うん…。
おわりに
今週の感想は以上です。
今週もジャンプは最高でしたね!
次週も楽しみです!