こんにちは。良薬大好き、チョッピーです。
うっかりテレビおじさん
先日、Tver で『クレイジージャーニー』を観た。3月6日(金)放送分のヤツ。
この日の放送は2本立てで
「階段王に俺はなる!」番組史上最強のぶっとびキャラ登場!ステアクライマー・渡辺良治。 スカイツリー、あべのハルカス…階段をただ速くのぼる超ストイックドM競技に、松本人志がまさかの共感! NYエンパイアビルで、悲願の世界一なるか?
少数民族写真家・ヨシダナギ待望の復活!5年ぶりのアフリカ旅!日本から約30時間…アンゴラの奥地で幻の民族ムイラ激撮へ! しかし!心を開かぬムイラ達に…ナギさん奥の手“同じ格好作戦”発動か?
※1 引用元よりチョッピーにて改段落のみ追加
クレイジージャーニー|Tver
という内容だった。
後半の「ヨシダナギ」のお話も興味深かったのだが、個人的には前半の「ステアクライマー・渡辺良治」の方にさらに強く興味を惹かれた。
ステアクライミングという競技、皆様はご存じだろうか?
『階段をただ速くのぼる超ストイックドM競技』なんでしょ。
え、よく知ってるね。僕は全く知らなかった。
上の引用文の中に書いてあるからね。
ホントだ。これはうっかり。
自分で引用したのにボンヤリしてるわぁ。『シマリがないとまたみんなにコソコソ笑われるぞオマエ』。
そんな唐突に B’z の『ギリギリchop』の歌詞を引用したdisりをされても誰もわからんよ。24年前の歌なんだから。
『ギリギリchop』が「チョッピー」という名前の由来(※2)だからね。定期的に言っておいた方が良いのではないかと思って。
そうなのかなぁ。
※2 大学時代に一緒にカラオケに行った友人がチョッピーの歌う『ギリギリchop』を聴いてチョッピーのことを「チョッピー」と呼び始めてから、チョッピーはチョッピーになりました。
広げる人々
10年くらい前からだろうか。
Twitter の人気が高まるにつれて「インフルエンサー」なる方々の注目度が上がっていったように思われる。
もちろん、インフルエンサーが生まれる(?)場所は Twitter だけではなくてインスタだったり YouTube だったり…とにかく昨今ではSNSの要素を持っている人気サービスからは、必ずインフルエンサーと呼ばれる人気者が出てくるようになったのではないかと思われる。
まぁ、それはSNSというサービスの仕組み上、当然の結果なのかもしれない。
小学校のクラスにも人気者はいたハズだ。
一ヶ所に多くの人が集まれば、人気は必ず誰かに集中する。それは、その場がリアルだろうがバーチャルであろうが同じことなのだろう。
さてさて、そんなインフルエンサー。彼らはアテンション・エコノミーという概念に則って考えれば、間違いなく勝者だ。
アテンション・エコノミーとは
人々の関心や注目の度合いが経済的価値を持つという概念。インターネットの普及が、情報量の爆発的増加と情報そのものの価値の低下をもたらし、情報の優劣よりも注目を集めること自体が重要視され、資源または交換財になるという傾向を指す。
アテンションエコノミーとは? 意味や使い方|コトバンク
なんだか難しいことが書かれているが、要は「人気者になれればあらゆる面で有利! もちろん金も稼ぎやすい!」くらいの認識で良いのではないかと思う。
好みの問題
というわけでインフルエンサーは現代の勝者と言える存在なわけなのだけれど、皆様には好きなインフルエンサーはいらっしゃるだろうか?
僕はヒカキンを始めとするエンタメ系のインフルエンサーは結構、好き。
そりゃよかった。
インスタ等で活躍しているファッション系とか美容系のインフルエンサーは好きでも嫌いでもない。興味がないので。
興味がないとか言うなよ。
他のインフルエンサーは基本的に嫌い。
いや、だからワザワザ言わんでよくない?
特に Twitter や YouTube で「モノ申す系」のコンテンツをアップしていたりする、いわゆる言論系?とか呼ばれている連中は心の底から嫌い。
やめろ!
失礼。
昔から「注目を集めるための言葉を振りかざす人間」が苦手で…。
『情報の優劣よりも注目を集めること自体』を重要視してんじゃねぇーよ! と思っているのだ。常に。
ブルーハーツも歌ってたじゃん。
『誠実さのかけらもなく 笑っている奴がいるよ』ってさ。
『隠している その手を見せてみろよ』。(『青空』より引用)
精神性が圧倒的にアテンション・エコノミーに向いていない。
結果が出れば何でもいい
そう、たぶん僕は圧倒的にアテンション・エコノミーに向いていない人材だ。
自覚がある。
でもなぁ、ステアクライマーの渡辺良治も「なにかの分野で世界一になりたい!」という昨今の価値観的にはあまり褒められないであろう他者目線での評価を求める「承認欲求」とも言えるであろう気持ちを軸に競技を頑張っているらしいし。
彼はそれを原動力に、誰よりも早く高いところまで登っている。きっと『またみんなにコソコソ笑われる』のが絶対にイヤなのだろう。
やっぱり、その時代に流行っている「耳障りのよい言葉や考え」ではないモノの中にも真実はある。…のではないかなぁ、と思っちゃうんだよなぁ。僕は。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
コンテンツマーケティングを事業領域に定めているサイトの運営者がこんなことを言っていていいのかどうかには一考の余地があります。たぶん良くない。