こんにちは。チョッピーです。
最近、音楽の話題が多い気がして申し訳ないのですが、今日もその話題です。
というのも、僕、基本的にお仕事は自宅のPCの前でカチャカチャやる事が多くて、そのお供にYouTubeやAmazon Musicで音楽を流して、ずっとそれを聴いているんですね。なので、音楽に触れる機会が多くてですね、自然と記事の内容もそれに関するお話になってしまうのです。
さて、音楽に関してですが…最近、僕がよく聴いている音楽は第97回で紹介させて頂いた通りなのですが、それに加えて音楽関連で頻繁に鑑賞しているチャンネルがあります。
そうですね、熱心な「Daily Choppy !」読者の方(いるのか?)なら「ピン!」と来たと思います。第5回でも紹介させて頂いたしらスタチャンネルですね。このチャンネル、白石 涼さん(通称しらスタ or おしら)というボーカルトレーナーの方が運営されているチャンネルでして、多くの歌のレッスン動画がアップされています。(たまに歌ってみた動画とかもアップされています)
これがもう、本当に参考になるんですよ。例えば第97回でも紹介させて頂いているMrs. GREEN APPLEのCHEERSという曲のレッスン動画は以下。
第97回の曲の紹介文にも書いているのですが、Mrs. GREEN APPLEのボーカルの大森さんは本当に歌唱力が高すぎてですね…この歌にも大量のテクニックが使われています。それに対して(↑の動画を観て頂ければわかるのですが)しらスタさんは懇切丁寧に解説してくれるんですよね…。正直、このレッスン動画を観た事により初めて気付くテクニックもたくさんあります。
僕もしらスタさんの動画で学んだ事を練習してみてはいるのですが、いやぁ、全然、納得のいく出来にはならないんですよね…。「プロの歌手って凄いなぁ…」と畏怖の気持ちを抱く事しきりです。
という風にYouTubeとしらスタさんのおかげで非常に快適な音楽ライフを送れている今日この頃。そんな中で、今日、すっごく久しぶりに秦 基博の「鱗」という曲を聴いたんですね。YouTubeがランダム再生になっていて勝手に流れてきたんですけども。これ↓
いや、衝撃を受けました。
この歌、1年位前にもよく聴いていたのですが、今、改めて聴いてみると当時とは全く聞こえ方が違う。しらスタ的表現で言うところの「フォール」「しゃくり」「ビブラート」「泣き」などが多用されているし、非常に細かいアクセントが付けられていたり、サビの「およいでいけ」の「よ」が細かく揺れていたり、エッジボイスとガナりの中間の様な、喉に声をひっかけるような歌い方が使われていたり…とにかく技巧派。リズムとか言葉の出し方も、当時の記憶と、全然、違う…。
この歌にこんなにたくさんのテクニックが使われていたなんて1年前には全然、気付けていませんでした。もしかしたら「しらスタチャンネル」でテクニックの練習をする事により少しだけ耳がよくなってきたのかもしれません。
そういえば大学時代に受けた何かの講義の中で「人間は知らないモノを認識する事は出来ない」と講師の方が言われていた様な気がします。(文化相対主義関連の講義における「民族ごとに色のグラデーションに対するネーミングの粒度が異なる」みたいな話の流れの中で言われていた発言だった気がします)僕も「しらスタチャンネル」により歌唱における様々なテクニックを知る事が出来た事を通じて「鱗」に存在する様々なテクニックを認識する事が出来たのかもしれません。(こういう現象はコーチングの世界では「スコトーマ」という用語で説明されているらしいです)
そういう風に考えると、歌がとてつもなく上手い人って、私達よりも遥かに豊かな音の世界を味わえているのかもしれませんね…。僕もいつか、そういう世界を味わえるレベルに到達出来る様に頑張りたいところです。
本日もふらとぴに訪問頂きありがとうございます。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。
これって、音楽に限った話じゃないんだろうなぁ。