こんにちは。チョッピーです。
これは本当に個人的な考え方なんですけど、僕「アイディアに価値は無い」と考えてるんですよね。さらに「アイディアは出来るだけ多くの人に語った方が良い」とも考えています。なので、結構、思い付いた事業アイディアとかを簡単に他人にペラペラしゃべりますし、SNSとかで公開したりもしています。ふらとぴのビジネスモデル等も「Daily Choppy !」上で読者の方々が食傷気味になるくらいの頻度で語っていますしね。
「価値の無いモノを人に語ってどうする？」というツッコミが入りそうですね。大丈夫です。これらの考えには、ちゃんといくつかの理由があります。
例えば「アイディアに価値は無い」という事の理由としては「アイディアなんか誰でも少し考えれば無数に湧いてくるモノなので希少性が無い」という点が挙げられます。例えば多少のインプットさえあれば、それらのエッセンスを抽出して組み合わせるだけで、いかにも新規性のありそうなアウトプットは大量に生み出せると思います。他にもアイディア作成方法は色々と確立されていると思いますので、少し考えればアイディアなんか誰でも作り上げられると思います。
なので僕個人としては「誰も思いつかない超絶独創的なアイディア」などは基本的に存在せず「僕が思いついたアイディアは他の誰かも必ず思い付いている」と考えています。よって、アイディアには基本的に希少性などは存在せず、その様なモノに価値は薄い…と考えています。
次に「アイディアは出来るだけ多くの人に語った方が良い」と考えている理由に関しては「フィードバックが得られる事によりアイディアの練度が上がる可能性がある」という点が挙げられます。これに関しては特にこれ以上説明する必要はないかな…と思うのですが、一応、書いておきますと単純に「自分１人だけで考えるより複数で考えた方がクオリティ上がるよね」というだけの話です。
単純に自分が知らない情報を誰かが知っている可能性もありますし、発想という観点からも自分では思い付かなかった方向性からアイディアを改修してくれる人が現れる可能性もあるでしょう。これらは全て「アイディアを誰かに語ること」から始まります。よって僕は「アイディアは出来るだけ多くの人に語った方が良い」と考えています。
これまで「アイディアに価値は無い」と「アイディアは出来るだけ多くの人に語った方が良い」 に関して、その理由を１つずつ説明させて頂きましたが、実は両方の考えに共通にして最大の理由がもう１つあります。それは「アイディアは実現させないと意味が無い」というモノです。
「アイディア」は「なにかの素材」です。「素材」は基本的にそのままでは価値はありません。例えるなら「家の設計図」は家を作らない限り、それ単品で価値を産む可能性は少ないですが、その設計図の通りに「家」を作れば、それには価値が出てくる事と同じだと言えると思います。また「家」を作るためには膨大な労力が必要です。それを「家の設計図」を作成した人間だけで実現するのは、あまりに大変です。「こういう設計図で家を作りたいんだが手を貸してくれないか？」という様な呼びかけを行って色々な人に助けてもらった方が効率が良いでしょう。「アイディアを出来るだけ多くの人に語ること」も、それと同じであり、
これこそが「価値の無いモノを人に語ってどうする？」という冒頭のツッコミに対しての回答となります。アイディアはそれ単体には価値はありませんが、それを活用して何かを実現させれば、その何かには価値がある可能性があります。そして、それを実現させるための手段として「出来るだけ多くの人に語ること」は有効な策だと言えるのです。
皆様も時間がありましたら「アイディアを考える → それを出来るだけ多くの人に語る」という流れを試してみてはいかがでしょうか？ 冷笑される可能性も高いですが、もしかすると、偉大な革命家になれる可能性も無くはない…かもしれませんよ。
本日もふらとぴに訪問頂きありがとうございます。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。
ただ、この記事に書いている事を実施するためには「パクられたっていいや」という開き直り的な考え方も必要となる事は否定しません。実際のところはこの考え方になるのが、一番、難しいのかもしれませんね。
