こんにちは。疑り深い男、チョッピーです。
今回の記事について
今回はチョッピーの基本的な考え方についてのお話です。
理想を描く力
昨日の「Daily Choppy !」(第571回)↓で「現在は理想を描く力が大事な時代ですね」というお話を書きました。
何においても「こうなりたい」というイメージを持つことが出来れば、おそらく今の時代はそれを実現するための手段は基本的には揃っているのではないかと思います。
「何をすればいいのかわからない…」という状況に陥ってしまった場合は「何になりたいのか」という「自分にとっての理想像」を考えると道が開ける…のかもしれませんね。
【Daily Choppy !】第571回:理想を描く力があると良さそう|ふらとぴ
うん、自分で言うのもなんですが良いお話ですね。生き方にも適応できそうですし、お仕事にも適応できそうです。「何を目指しているのかわからないお仕事」はツラいですからね。
チョッピーの前職だったシステムエンジニアにおいては「何を目的として何を作るのか」を決めるのはとっても大事なお仕事のひとつでしたしね。「要件定義」とか呼ばれるんですけど。
本サイトふらとぴも「理想としてのビジネスモデル」↓を掲げて、その実現のために動いています。
これがあるおかげでふらとぴ編集部内では「次に何をするか」を決めやすいです。これがなければ「ふらとぴ」の運営は迷子になっていた可能性もあります。
やっぱり理想は大事!
ホンマか?
不穏な見出しですね。「ホンマか?」ときました。ホンマやで。どう考えても理想は大事やろ。今の時代、理想を実現するための手段は大抵、揃っているのだから、ドンドン理想を語って、それを実現していくべきです。
確かに! 実は僕も実現したい社会があって、そのためには今の政治体制を入れ替えるべきだと思うんですよね。
え?
そもそも国という仕組み自体が旧態依然としていてダメなんです。みんなわかってないよね。
突然、何を言っている?
ちょっと今から「ぼくのかんがえたさいきょうのしゃかい」を語るから聞いていってね。有益だよ!
止めろ! その行為には何の価値もない!
お前が「理想を描く力が大事」って言ったんだろ
そういう意味じゃない。
拡大解釈禁止
僕が昨日の「Daily Choppy !」で語った「理想を描く力が大事」という主張には「現在は理想を実現するための手段が揃っている場合が多いから」という前提があります。それを無視して「とにかく理想を描けばいいんだな!」という態度を取ってしまうと上で実現した通り、僕から「止めろ! その行為には何の価値もない!」と言われてしまいます。
僕は思うのですが、あらゆる主張というモノは「特定の状況下における特定の人にしか適応できないモノ」なのではないのでしょうか。(科学的に証明可能な定理・法則等を除く)
僕が昨日の「Daily Choppy !」で語った「理想を描く力が大事」という主張もそうです。世の中に存在する他の主張もそうです。歴史的に有名な言葉も今の時代に適応できるモノかはわからないし。権威のある方が語る内容も正しいとは限らない。
歴史の荒波や厳しいチェックに晒されながらも生き残っている言葉は「大抵の場合においては正しい」のかもしれませんが「いついかなる状況においても正しい」という保証はないのではないでしょうか。
かといって「じゃあ若手の発言が正しいのか」と言われれば一概に「そうだ」とは言えない場合の方が多いでしょう。
何事も「その主張が適応できないケースもある」という事は意識しておいた方がいいと思います。特に昨今は発信が容易な時代。様々な主張が日々、世の中を飛び交っています。その中身は玉石混交。気を付けたいところです。
「Daily Choppy !」もそのうちのひとつ。「そういう意見もあるやろな」くらいのスタンスで読むのもおススメします。
Oh, Really?
「気をつけたいところです」と書きましたが、具体的にどう気を付ければよいのか。個人的には全ての主張に対して一度「Oh, Really?」と言ってみるといいのではないかと思います。
電車の中でスマホをみてたヤツがいきなり「Oh, Really?」とか言い出したら確実に変なヤツだと思われるけど大丈夫?
実際に口に出す必要はないです。確かに「言ってみるといいのでは」とは書きましたが。揚げ足を取るな。頭の中で考えればいいと思います。
別に「Oh, Really?」である必要もないです。「ホンマか?」でも「本当?」でも何でもいいです。とにかくあらゆる主張に対しては一度、頭の中で「それは本当か?」という検証をしてみるとよいのではないかと思います。
この検証をすれば「その主張が適応できるシチュエーション」や「その主張が適応できないシチュエーション」が自分の中で咀嚼できると思います。
僕は基本的に自他のあらゆる主張に対して「本当か?」を考えています。そのおかげで「何かを思いついてから行動するまでに若干、時間がかかる」というデメリットはあるものの、それなりに安全な道を歩けているのではないかと思っています。
「会社を辞めて独立する」という道は安全だったのか?
…安全な道を歩いているのではないかと思っています。
Oh, Really?
信じるか信じないかは、あなた次第です!
本日の締め
今回は僕の基本的な考え方についてのお話を書いてみました。
コミュニティって人間が生きていく上で有益な場合が多いと思います。でも、中には不健全なコミュニティも存在します。そういうコミュニティってえてしてリーダー格の方の発言が絶対視されがちな気がします。
そういうコミュニティに関わってしまうとQOLが下がると個人的には考えています。「Oh, Really?」の精神を持っていると、そういうコミュニティに関わってしまう可能性も少なくなるのではないでしょうか。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
一方で「何かを盲信する幸せ」も確かにあるとは思うんですけどね。