【Daily Choppy !】第611回:自分が読みたいことを、人のために書く

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こんにちは。出来れば面白いモノを書きたい、チョッピーです。

自分が読みたいことを、人のために書く
自分が読みたいことを、人のために書く

僕の文章の基礎は『読みたいことを、書けばいい。』だけ

『ふらとぴ』の運営開始は2019年の7月15日である。早いモノで、今日はそれから611日目。『ふらとぴ』運営開始と同時に連載を開始している本連載『Daily Choppy !』の掲載も611回目となる。

『Daily Choppy !』の1回分の文字数は大体2000文字~4000文字くらい。つまり『Daily Choppy !』筆者の僕が今までに書いた文字数は(『Daily Choppy !』だけで)183万文字を超えるくらいはあると言えそうだ(1日の文字数を3000文字として計算)。

611日間、183万文字。これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは人によって意見が分かれそうだが、個人的には「結構、書いてるなぁ」という気持ちになる。

それなりの期間・分量で「なにかしらの記事を書いている人」なので、まぁ、僕の肩書として「ライター」という呼び名を置くのも間違ってはいないのかもしれない。

チョッピー
チョッピー

余談ですがチョッピーの自認としてはチョッピーはライターではありません。文章で食っていこうとしている人ではないので。

それ以前はシステムエンジニアとして働いており、ライター的な活動はしていなかった。ライターとして活動するための勉強やトレーニングもしていない。

チョッピー
チョッピー

もちろんシステムエンジニアとして活動するために必要な文章を書く作業はしていました。メールを書いたりとか、システムの設計書を書いたり…とか。でも、それらの文章とライターが書く文章は種類が違います。具体的に言うとそれらの文章には「感情」を乗せる必要がありません。(意図せず乗ってしまう場合もありますが)

そんな僕にも今までの人生で唯一、書くための参考に読んだ本がある。『読みたいことを、書けばいい。』だ。

読みたいことを、書けばいい。
書くことは、たった1人のベンチャー起業。依頼殺到、読者熱狂。元電通webライター鮮烈の処女作!

つまり僕の文章の基礎はこの書籍『読みたいことを、書けばいい。』だけで培われていると言っても過言ではない。たぶん。

『読みたいことを、書けばいい。』の要約は「読みたいことを、書けばいい」である

この本は『ふらとぴ』ユーザの皆さんや『Daily Choppy !』の熱心な読者の方(チョッピスト)にとってはお馴染みのモノだと思う。

『ふらとぴ』史上(今のところ)最大の盛り上がりを見せた『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』でチョッピーと語り合った田中泰延さんの著作であるからだ。

田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」
田中泰延さんとチョッピーの対談企画。

田中泰延さんのプロフィール等については上の企画に詳しいので、まだ未読の方がいらっしゃれば是非、読んでみて欲しい。きっとご満足いただけるハズだ。

チョッピー
チョッピー

ただ『田中泰延&チョッピーの「面白い話をしよう」』は全部で6万字弱のボリュームがあるコンテンツ。お時間のある時に読まれた方がよいかもしれません。

この本の内容を僕の理解で要約すると「読みたいことを、書けばいい」となる。

チョッピー
チョッピー

そのまんまやんけ

そうですね。スミマセン。でも、実際、そうなのだから仕方がない。

良い文章を書くための秘訣は自分が「読みたいことを、書けばいい」なのだ。元電通のコピーライターとして活動していた田中泰延さんだけあって著作のタイトルも秀逸である。

僕もコンテンツを作る時にはこの考え方に倣っている。『Daily Choppy !』を書く時には「読みたいこと」を書いているつもりだし、動画コンテンツなどを作る時には「観たい映像」を作っているつもりだ。

チョッピーは「自分の満足」を後回しにしがちな特性がある

ここまで僕のコンテンツ作りにおける考え方を説明してきた。「読みたいことを、書けばいい」だ。

この言葉は「言うは易く行うは難し」の代表みたいなモノである。少なくとも僕にとっては。深掘りしようと思えばいくらでも深掘りできる。たとえば「読みたいこと」と「書きたいこと」の違いとか。

だが、ここからは深掘りとは違う方向性で「読みたいことを、書く」にまつわる話を展開してみたいと思う。題材は「自分のためだけだと頑張れなくなっちゃう問題」についてだ。

僕ことチョッピーには「自分のためより人のために動いた方が頑張れる」という特性がある。

チョッピー
チョッピー

キレイごと感がスゴい。そこまでして自分を良く見せたいのか? 浅ましい奴だ。

いや、そういうつもりではない。確かに言葉にするとあまりにキレイごと感が強くて自分でも驚くのだけれど。

でも、こういう気持ちって誰しも少しはあるのではないだろうか。自分のためだけならやらない事でも、人のためならやれる…というモノ。

たとえば社会人なら誰しも一度は「仕事だから」と言ってイヤな業務を頑張った経験があるのではないだろうか。もしくは一人ぐらしだったらやらないであろうクリスマスの飾りつけを子供のために頑張った経験とか。ないだろうか。なかったら申し訳ない。僕にはある。

「僕にはある」というか、そういう気持ちが高じて『ふらとぴ』という事業を行っている面すらある。他の人がどうかは知らないが、少なくとも僕にはそういう特性がある。

ちなみに過去にこの題材で記事も書いている。(『Daily Choppy !』第495回)

一見、素晴らしいように思えるこの特性。だが、この特性は見方を変えると「自分のためだけだと、あんまり頑張れない特性」とも言える。そして、僕の個人的な感想としては「自分のためより人のために動いた方が頑張れる」という特性は「読みたいことを、書けばいい」という考え方と相性が悪い。

「読みたいことを、書けばいい」の主体は自分自身だ。「自分自身が読み手として満足できる文章を書く」という考え方だ。この考え方自体はとても素晴らしい。非の打ち所がない。

ただ、「自分を満足させるためだけに頑張るのが苦手」という特性とこの考え方が合わさると「いつまでも頑張れない人間」が爆誕してしまう(場合もあるかもしれない)。僕だ。

他人を自分におきかえて考える

この問題はどうやって解決すればいいのだろうか。「解決しなくてもいいんじゃないの?」という考え方もあるかもしれない。「別に頑張らなくたって生きていけるじゃない」というモノだ。

確かにサラリーマンであればそうかもしれない。サラリーマンであればクビにならない限り、特に頑張らなくても毎月のお給料が懐に入ってくる。その様な立場であれば頑張る必要は無いのかもしれない。

チョッピー
チョッピー

もちろん頑張られているサラリーマンの方も多いとは思います。

でも、僕はすでに独立してしまっている。サラリーマンではない。自分が頑張らなければ生き抜けない。また、ふらとぴクリエイターの皆様にいつまでも無給でコンテンツを作って頂くわけにもいかない。(今はふらとぴクリエイターの皆様には報酬がお支払い出来ていない。本当にスミマセン)

チョッピー
チョッピー

「自分で稼がなくたって日本であれば生きられる」という意見もあるかもしれません。が、そのあたりに立ち入ると議論が複雑になっていくので、今回の記事ではそこには踏み入りません。「稼がなければ食えない。食えなければ死ぬ」という前提でお読みください。

そんなわけで僕は「読みたいことを、書けばいい」を「人のために」行うのと同程度の頑張りで実現する必要がある。難題である。どうすればいいのか。

僕は今のところ、この問題を「人(=お客さん)のために頑張る」という気持ちと「自分がお客さんだったらどう考えるか」という考え方を同居させることにより解決させている。具体的には次のような心の操作を自分の中で行っている。

  1. まず最初に「これからやる作業は人のためにやるのだ」と考え、作業に取り掛かる
  2. 作業に取り掛かったら「この作業のアウトプットのユーザは自分だ」と考え、自分が喜べるアウトプットを作るために尽力する

これにより僕はなんとか「自分のために動くのはめんどくさい」という気持ちを封じたまま「読みたいことを、書けばいい」を成立させている。

本日の締め

今回は僕の「自分が読みたいことを、人のために書くための考え方」を書いてみました。

僕のアウトプットが現時点で「自分が満足できるモノ」に到達しているかどうかは別として、個人的にはこの考え方を持っていれば「高品質なアウトプットを作るために頑張る」という態度は実現できるのではないかと考えています。

「面白いコンテンツを作りたい!」と考えている人のなにかの参考になれば幸いです。

本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。

それだけしかしていないと精神的に擦り切れてしまう気もしますが、実際のところ「仕事だからやれる」という作業もあるのではないかと思います。

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