こんにちは。薬は苦手、チョッピーです。
イラっ!
いやぁ、インターネットって本当に不快なモノですよね。
最悪の始まり方。
失礼。ネット上でサイトを運営している人間の発言として不適切だった。
インターネットって素晴らしい!
ビバ・ネトゲ!
ビバ・仮想通貨!
ビバ・クラウドサービス!
ビバ・メタバース!
ビバ・ソーシャルネットワーク!
…ん?
ソーシャルネットワーク?
つまり…SNS…?
SNSだと!
クソが—!!!!
許せねぇぜ!!!!
情緒、どうした。
失礼。
どうにもSNS上でよく使われる言葉とかに釈然としない事が多くて…。
ひろゆきが如く
僕が釈然としないSNS上の言葉には、ビジネスに関係するモノが多い。
「SNSマーケティング」という言葉が流行って以降、SNSをビジネス目的で使う方が増えました。それに伴いビジネスに関連する言葉も増えている気がします。なお、かく言うチョッピー自身もビジネス目的でSNSを活用しています。ビジネスに関係する言葉はほとんど投稿していませんが。
SNS上で展開されるビジネスに関する言説。その中でも最近、僕がとみに気になっているのは「○○をやりたい!と言っている人のうち、実際にやる人は全体の1%。やり続ける人はさらにその1%。」というものだ。
「何を言ってるんだ?」と思う。
これは一体、何を根拠とした数字なのだろう?
母数は何? どこの調査機関が調べたデータなの?
「やる」の定義は? 「やり続ける」の定義は?
全くもって納得が出来ない。
チョッピー、性格が悪すぎる。
嘘を嘘と見抜けない人には…
さらに、上に紹介した言葉に続けて「だから、やり続けるだけで人よりも一歩先に進める」みたいな意見を述べる人までいる。とんでもなく気に入らない。
「一歩先に進める」の意味もよくわからないが、おそらく「目的に近づける」と言いたいのだろう。
そんなわけあるか!
たとえばの話、大阪から東京に行きたい人が九州に向かって歩き続けたらどうなるか。目的地から遠ざかっていく一方である。
また、先着100名のセール品を買うために多くの人が全速力で殺到している売り場に、一人だけゆっくりと歩いて行ったらどうなるか。その人が売り場に辿り着いた頃には、セール品は売り切れてしまっているだろう。
「一歩先に進む」ためには「やり続ける」だけでは不十分である。正確には「目的に沿った形で、さらに競争相手よりも抜きんでてやり続ける」などの必要がある。
もしかすると「足場が動く歩道なので、本人は何もしなくても自動的に目的地に辿り着ける」みたいなケースすらあるかもしれない。
狂気にまみれろ
とはいえ、この言葉を使いたがる人の気持ちもわかる。
「なにかをしたいけれど、あと一歩の勇気が出ない人」の後押しをし(て自分の人気を上げ)たいのだろう。
良い事じゃないか。
僕は全く良い事だとは思わない。
「あと一歩の勇気が出ない人」を「やり続けるだけでいい」的な甘言でたぶらかすのは不誠実だ。その理由は上で述べた通り「やり続けるだけで人よりも一歩先に進める」は嘘だからだ。
「あと一歩の勇気が出ない人」 にはキチンと「目的達成のために、なにかをやり続けるのは効果がないかもしれない。むしろ、逆効果となる場合すらあるかもしれない」と真実を伝えるべきだ。
どうして…?
何かをやり続ける場合には、そのリスクなども全て認識した上で「それでもやる」という狂気と共に進むべきだと僕が考えているからだ。そうでなくては、本人が幸せになれない。
「この行為はむしろ逆効果となるかもしれないが、それでもいい」という狂気がなければ、実際に目的を達成できなかった場合に後悔が残るだろう。「やらなければ良かった」と思うかもしれない。
実際に何かをしたところで、目的を達成できる可能性は低い。
多くの「目的を達成できない人々」が不幸に陥らないためには「それでもいい」という狂気が必要だ。
それを身に着けるために必要なのは「やり続けるだけで人よりも一歩先に進める」という甘言ではない。「やったところで目的を達成できる保証など無い」という良薬である。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
甘い言葉は、それを発する人以外には何のメリットも与えないと思っています。