こんにちは。徘徊ではない、チョッピーです。
奇遇じゃん
『学問のすゝめ』の著者として、また、慶應義塾大学の創立者としても有名な福沢諭吉。
彼は大分県中津市出身の偉人として地元でも有名な存在だ。
その証拠に(?)中津市には彼の記念館もある。
そんな中津の雄として知られている彼。だが、実は出身地は大阪だ。
福澤諭吉は、1835(天保5)年に大坂の中津藩蔵屋敷で、13石2人扶持の下級武士福澤百助の次男として生まれました。1歳6ヶ月の時父と死別し、母子6人で中津に帰郷。
福澤諭吉を知る | 福澤諭吉旧居・福澤記念館
そんな幼少期を過ごした福沢諭吉。
彼は学生有志と「散歩党」なる団体を結成するほど散歩好きでもあったらしい。
慶應義塾大学が運営する「未来をひらく福沢諭吉展」というサイトの「展示作品」のページに「散歩党」と共に散歩をしている福沢諭吉の写真が掲載されています。気になる方はご覧下さい。
さて、ここまで読んで頂いたチョッピスト(『Daily Choppy !』愛読者の意)の皆様の中には、もしかすると「おや…?」と思われた方もいらっしゃるかもしれない。
大阪と大分と言えば…?
そう、僕ことチョッピーである。
僕の場合は福沢諭吉とは逆で、大分出身で大阪在住なワケなのだが、まぁ、ほとんど同じ境遇にある人間だと言って差し支えないだろう。
全慶應義塾大学関係者から怒られそうな発言。
さらに、僕も散歩が好きだ。今まで、色々な場所をウロウロしてきた。
大分・大阪・散歩…ここまで共通点があるとは。僕と福沢諭吉には何かしらの強い因縁があるに違いない。
僕もきっと後の世においては、彼と同じく偉人として歴史に名を刻まれる存在になっているのだろう。
…ちなみにチョッピーは確かに大分出身ではあるのですが、彼の場合は中津市ではなく別府市の出身です。正直、中津市と別府市は文化的にも歴史的にも、そんなに近しい土地だとは言えないと思うのですが…。まぁ、彼が「共通点がある」と言うのであれば、それが真実なのでしょう。彼の中では。
ハサミの使えない者
「経験効果」という有名な経験則がある。
1972年,ボストン・コンサルティング・グループが発見した経験則で,通常,ある製品の累積生産量が2倍になるごとにトータル・コストが 20~30%の率で低減するというもの。経験効果の源泉には,習熟による作業能率の向上 (学習効果) ,作業の専門化と方法の改善,新しい生産工程の導入,生産設備の能力向上,製品の標準化,資源ミックスの改善などが考えられる。この経験則から,低価格政策によって市場占有率を拡大し,累積生産量を増大させることでコスト優位性が獲得できることが示唆される。
経験効果とは|コトバンク
上に引用した説明文にあるように世界的に有名なコンサルティング会社のボストン・コンサルティング・グループが提唱したモノだ。
ボストン・コンサルティング・グループは他にも「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)」などの有名な戦略を提唱したり、名だたる大企業を顧客にコンサルティングをしていたりと、名実ともに偉大な企業です。
そう、ボストン・コンサルティング・グループはそれほどに偉大な会社だ。
だが、一般的に言って、どの様な個人・団体でも「絶対に間違えない」という事はあり得ない。
…え?
ボストン・コンサルティング・グループが提唱した「経験効果」という経験則、実はこれ、ウソである。
ホントに何言ってんのお前!?
いや、申し訳ない。
僕が言いたいのは「経験効果って誰にも、どんなモノにでも無条件で適応させられるモノじゃないのでは?」という事である。
実際、僕は本連載『Daily Choppy !』をすでに968日連続で執筆しているがトータル・コスト(執筆時間)が減った気はしていない。
そりゃそうでしょ…。経験効果って普通に考えて製造業の経験則だろうし、そもそもトータル・コスト=執筆時間でもないだろうし…。ボストン・コンサルティング・グループも「チョッピーの執筆作業にも経験効果は適応できる」なんて一言も言ってないでしょ。
そうですね。
間違っていたのは僕の方だったようだ。
もっとちゃんと謝って。
はい、スミマセンでした。
夢のあと
しかし「経験効果」とまでは言わないので、少しくらいは執筆速度が上がってほしいモノだ。
コンテンツ作成にも経験効果の源泉と同じくやればやるほど「習熟による作業能率の向上」などが見込める部分はあると思う。
ただ、コンテンツ作成には「作れば作るほど、その難易度が上がっていく」という特性もある。端的に言えば「そのネタはもうやった」という困難が常に付きまとうのだ。
あとは作れば作るほど「こんなクオリティで大丈夫か?」という疑念が積み重なっていく…という精神的な課題もありますが、今回はそちらは無視します。
この困難がドンドン積み重なっていき、ついには本人のコンテンツ作成者としての成長スピードを超えた時に破綻が訪れる。
「毎日コンテンツを作るぞ!」と息巻いていた兵者どもは、そのようにして日々、夏草へと化しているのだろう。
猿真似は大事
かく言う僕も昨日は生産性が最悪だった。
毎日1記事は書かなければならないのに、20時になっても1文字も書けていなかった。
う~ん、今日は本格的にダメだな…。何も思い付かない…。
どうしたモノかな…と考えていたところ、ふと「散歩に行こう」と思い付いた。
散歩に行ったところで何かアイデアが沸いてくる保障など無い。でも、少なくとも気晴らしにはなるだろう。
そんな気持ちで特になにかを期待する事も無く散歩に出かけた。すると、驚くべき事に家の扉から出て数歩の時点で記事のネタを思い付けた。
散歩は思考力や創造力の向上に役立つとも言われている。
それらの能力は、日々、コンテンツを作っている人間にとっては必要不可欠なモノだ。
福沢諭吉は、もしかすると、それらの効果を経験的に知っていたのかもしれない。
僕も彼にならって散歩を習慣化すれば、本当に彼の様な偉人にもなれるのではないだろうか。なんと言っても、そもそも僕と彼には大分・大阪という共通点があるのだから。
それ、最後まで引っ張るんだ。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
僕、散歩の他にサイクリングも好きなんですけど、どうもサイクリングよりも散歩の方がコンテンツ作成には良い効果を及ぼしてくれる様な気がします。理由はサッパリわかりませんが。