こんにちは。絶頂大好き、チョッピーです。
眺めて愛でましょう
皆様はお仕事のお供に音楽や動画を流すタイプだろうか?
それとも、無音で黙々とお仕事をされるタイプだろうか?
僕は圧倒的に前者のタイプだ。
今の僕は自宅でお仕事をしているので誰に気兼ねすることなく音楽・動画を流せていますが、前職在籍時もオフィスでイヤホンをつけて音楽・動画を流しながら作業をしていました。どうも、環境音とか他人の会話とかが耳に入ると、そちらが気になってしまって集中できないのです。
そんなわけで僕は常に色々な音楽や動画と共に作業をしている。
流す音楽や動画は、その時々によって変わる。
基本的には新しくリリースされたものを多く流している。
そんな僕の最近のヘビーローテーションはこちらの動画。
こちらは那須どうぶつ王国が提供しているプロモーション動画。
上の動画を観て頂ければ一目瞭然なのだが、こちらの動画、動物園のプロモーション動画だとは思えない程、音楽も映像もクオリティが高い。
そのため、僕は7月19日現在ですでに100回以上はリピートしている。
こちらの動画は7月7日公開であるにも関わらず異様なリピート回数。
僕は同じく那須どうぶつ王国が2021年4月15日に公開した『マヌルネコのうた(Pallas’s cat song)Official MV』にもドハマりしたのだが、今のところそれ以上のハマり方だ。
どちらの MV も大変クオリティの高いコンテンツです。猫が大嫌いでなければ、一見の価値があります。どちらも2分少々なのでサクッと観られます。最悪、音声無しで映像だけ観ても楽しめますよ。
エセ有識者かく語りき
しかし、上に紹介した2つの楽曲、どちらもかなりドープな曲調だ。
ドープとは「dope」…つまり「麻薬」から転じたスラングです。「クセになる・中毒性のある・病みつきになる」みたいな意味合い。「アガる」がアッパー系だとすると、「ドープ」はダウナー系だと言えるかもしれません。
『マヌルネコのうた』には、まだポップさやコミカルさなどの「一般的な動物ソングのイメージ」を思わせる雰囲気も残されてはいる。
だが、『スナネコのうた』はそれらの要素を完全に排して、徹底的にオシャレでドープな曲調に振り切っている。
それに合わせてボーカルにもエッジボイスや息吐き・吐息などのオシャレなテクニックが多用されている。
たとえば歌詞の一番初めの『砂漠に舞い降りた』の「た」の部分にいきなりエッジが使われています。次の『灼熱の砂に』の「に」にもエッジ、その次の『溶け込むhunter』の「ter」は息吐きです。次の『どんな日も肉球隠す被毛』の「どんな日も」は吐息だし、「隠す」の「か」はエッジです。いやー、テクい! たまらん!
…と、なにか有識者みたいなノリで解説してみたが、実は僕はこのようなオシャレなボーカルテクニックを多用した歌唱法が昔から好きだったわけではない。
むしろ
エッジだの息吐きだの吐息だの…お高くとまりやがって気に食わねぇ! もっと芯のある声で歌え! マイクがない環境でも上手く聞こえる歌い方で歌いやがれ!
と思っていた。
うっひょ~~~~~~!
僕がそのような考え方に支配されていたのは…おそらく2010年くらいまで。
その頃くらいまでは僕はロック・メタル・パンクなどのラウド系楽曲をとにかく好んでいた。
もちろんJ-POP育ちなのでバラードやアイドルソングなども好きではあったが。
一方、ジャズやチルなどと呼ばれる「オシャレ系」な楽曲は好きではなかった。
とにかく
地声も裏声もシャウトもハッキリと発声しろ! 息を混ぜるな!
と考えていたのだ。
具体的には ↓ の動画で使われている様な歌唱法が好きだった。(もちろん今でも好き)
だが、2010年頃にニコニコ動画などで音楽を聴いているうちに、ふと
オシャレ系の音楽の素養も高めなければ、今後リリースされる多くの音楽を楽しめなくなってしまうのではないか? 何の根拠もないけど、そんな気がする…。
と思い、それから「テクくてオシャレな歌唱法」が使われている曲なども意識的に聴くようになった。
ここか? ここがええのんか?
それらの曲を聴き始めた当初は
あー、ハッキリしねぇ歌い方だな。自分をオシャレで品があるかのように見せかけやがって。腹立つわ~。
と、かなりヒドい感想を抱いていた。
だが、それから12年程経った現在は『スナネコのうた』の歌唱法について有識者みたいなノリで解説してしまう程に好きになっている。
序盤の抑え目な歌唱とリズム楽器中心の控えめな曲調が、後半の盛り上がりを引き立てて、最高に気持ちいいのです! 特に01:14 ~ 01:28の落ちパートの後の大サビは最高!
もちろん『スナネコのうた』ではない楽曲…たとえばヨルシカの楽曲なども楽しめている。
2010年の考えの変化がなければ、おそらく今でも僕はヨルシカ等に対して
な~んか気に食わねぇな…。
と思い続けていただろう。
おそらくだけれど「気持ちよく感じられるポイント」には「生まれながらに獲得しているモノ」と「訓練して獲得するモノ」があるのではないだろうか。
そして、それは人によって違う。
僕はたまたま生まれながらにラウド系の音楽が好きだった。一方、ドープな音楽は訓練しなければ好きになれなかった。
でも、訓練すれば、当初は苦手だったものでも好きになれる。(場合もある)
「気持ちいいポイント」は多ければ多い方が良い。
今後も色々な「気持ちいいポイント」を積極的に開発していきたいところだ。
えっちな話じゃないYo!
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
あえて「気持ちいいポイント」という紛らわしい言葉を使いましたが、ドープな音楽ってホントに「気持ちいい」という表現がピッタリなんですよね。