こんにちは。他社大好き、チョッピーです。
偉業を達成!(他社が)
障害者特化型の仕事受発注プラットフォーム「NEXT HERO」を運営するヴァルトジャパンという会社が資金調達を実施し、その累計額が7.4億円になったらしい。
こちらのサービス、就労継続支援事業という障害福祉サービスを提供している事業所と、そこに業務を発注したいと考える一般企業を繋ぐプラットフォームのようだ。
正直、やられた…と思っている。
というのも本サイト『ふらとぴ』も似たようなサービスの実現を考えているからだ。
上記は本サイト『ふらとぴ』の想定ビジネスモデルだ。
ここの右側に書かれている「企業プロモーション発注」や「コンテンツ作成」や「クリエイター採用支援」が「NEXT HERO」と同じような機能・業務に該当する。
一般企業のPRコンテンツなどを、ふらとぴクリエイターとして登録いただいた就労困難者の方々に作成して頂いたり、彼等を企業内クリエイターとして採用して頂くイメージです。
もちろん「『NEXT HERO』には業種の区別がない(ように思える)」が「『ふらとぴ』はクリエイティブ業種に限っている」という違いはある。
だが「就労困難者と一般企業を結び付けるプラットフォーム」という意味では、その機能は変わらない。
しかしながら、この機能の実現はヴァルトジャパンに先を越されてしまった。
ハッキリ言って、ムチャクチャ悔しい。
差異
最近は、今回のヴァルトジャパンしかり、「福祉実験ユニット」と自らを称する会社ヘラルボニーしかり、弊社が事業領域と定めている領域に近い活動を行っている企業の資金調達等のニュースを目にする機会が増えた。
これらの会社は多くの有名企業等から投資を受けていたり、権威ある賞を受賞していたり、なにやら社会的に価値ある企業・事業だと認められているようだ。
一方、弊社はどうだろうか?
言うまでもなく全く認められていない。
本サイト『ふらとぴ』の立ち上げ以前に、そのビジネスモデルの相談をさせて頂いた人・機関からは「絶対に存続できない」だの「ニーズがない」だの「障害者を利用している」だの「実際にモノを作らない事業なんかダメだ」だの「障害福祉なんか支援しても意味がない」だの「何がしたいのかわからない」だのなんだのボロカスの評価しか受けていないし、『ふらとぴ』運営開始後に応募したビジネスモデルコンテスト等でも「新規性がない」だの「収益が見込めない」だの「とにかく良くない」だの…同じくボロカスの評価しか受けていない。
なんだろうな…。
弊社と上に挙げたような企業とでは、一体、何が違うのだろうか。
TTP(徹底的にパクる)とか言いますし
さて、このまま「今まで弊社を批判してきた人々に対する怨嗟の念」と「弊社と異なり社会的価値を認められている企業に対する羨望の念」を書き連ねても良いのだが…。
そんな事をしても何にもならない。
自分がみじめになるだけだし、読者の皆様にも失礼だ。
そんな文章を読みたい方はいらっしゃらないと思いますし。僕も読みたくありません。
なので、ここからは弊社と上記の企業の違いを前向きに考えてみたい。
目的はもちろん弊社のブラッシュアップだ。
弊社よりも社会的評価の高い企業・事業の良い点を分析し、それを参考にする。
後手を取っている企業として、当たり前の戦略だ。
イケメン化が必要か…?
と言っても、もう、あまり紙幅も無い。
今回の記事では、とりあえずパッと思い付くモノを2つだけ挙げる。
- わかりやすさ
- イケてる感
「1」に関してはヴォルトジャパンと弊社を比較するとわかりやすい。
ヴォルトジャパンの「NEXT HERO」はそのサービスの内容と意義が大変わかりやすい。
「就労困難者と一般企業の間の業務の受発注プラットフォーム」という1点にサービス内容を集中させているからだろう。
そもそも就労継続支援という福祉サービスをご存じない方にはよくわからないサービスかもしれませんが、それを知っている方からすれば「おぉ、これは便利」と一瞬で理解できるモノだと思います。たぶん。
一方、『ふらとぴ』の事業はそれと比べると複雑なモデルとなっている。総合サービス的と言うか。
実際、僕がビジネスモデルを誰かに説明しても、それが相手にキチンと伝わった試しがない。
「誰でも一瞬で中身と意義を理解できるサービス」は、やはり強いのだろう。
「本当に頭の良い人は難しい事をわかりやすく説明できる」なんて意見もありますね。
「2」に関してはヘラルボニーと弊社を比較するとわかりやすい。
正直、僕にはヘラルボニーが何を目的として何を行う会社なのかイマイチわかっていないところがあるのだが、それでもあちらの企業からは「なんとなくイケてる感じ」を受ける。
一方、弊社は…なんだろう、暖かみ…? みたいなモノはあるのではないかと思うのだが「イケてる感」があるかと言われると…。ちょっと空気感が違うような気もする。
僕個人は「コンサル的なチャラい感じ」が死ぬほど嫌いなタイプの人間なのだが、事業を成功させるためにはそうも言っていられない。「イケてる感」を習得すべく頑張る必要がありそうだ。
「イケてる感を習得するために必死になる」のが、すでにイケてないのはさておき。
とりあえずはこのくらいだろうか。
どうも現時点において弊社は他の企業・事業に水をあけられている感じが強いが、だからと言ってその設立者であり代表取締役でもある僕には腐っている時間は無いし、そもそも、その行為に意味も意義もない。
「Make everyone happy !!」の実現に向けて、今後も『ふらとぴ』を改善しつつ、頑張っていきたいと思う。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
とにかくビジネスの成功においては「期待できそうな感じ」をわかりやすく表現するのが大事なんだと思います。