こんにちは。未知大好き、チョッピーです。
ひょうたん温泉は最高
諸々の作業が終わり、数時間ほど何の予定も入っていない時間ができた。
よっしゃ、温泉行こう!
現在、僕は地元の大分県別府市に帰省している。
別府はそれなりに有名な温泉地だ。温泉の湧出量や源泉数では日本一を誇る。
そんな土地に滞在していて時間ができたのであれば…そりゃ、温泉に行くよなぁ?
というわけでいそいそとお風呂セットをこしらえ、父親の車に乗り込む。(実家に帰省している間は父親の車を使わせて頂いているのだ)
行くぜ、ひょうたん温泉!
ここでワンポイント解説!
ひょうたん温泉とは?
別府市鉄輪(かんなわ)地区にある有名な温泉施設。極めて良質な各種温浴設備が比較的安価に楽しめる。温浴施設としては日本で唯一ミシュランガイドから三ツ星が送られており、確かな実績に加えて権威まで兼ね備える名湯。なお、チョッピーはこの温泉が大好き。
さらに詳しく知りたい方は ↓ の記事などをお読みください。
以上、ワンポイント解説おわり!
というわけで、別府で時間ができたら、なにはなくともひょうたん温泉。
これが間違いのない別府の楽しみ方である。
知らない情報
Let’s go to enjoy Hyotan Onsen !
ワクワクのあまり母語の英語が口をつく。
僕はその勢いのまま車のエンジンをかけた。気分はまるでカウボーイ。
時速120kmでかっ飛ばす! カーブは全てドリフトだ。赤信号? みんなで渡れば怖くない!
そんな妄想を炸裂させながらアクセルを踏み込…まない。
いや、待て…。今、僕が行くべき温浴施設は、本当にひょうたん温泉でいいのか…?
なぜか突然、そんな考えが頭に浮かんだ。
今、僕が求めているのは温泉というよりも…サウナなのではないか!?
あぁ、哀しきサウナおじさんよ。
チョッピーは5年ほど前からサウナにハマっている。サウナにハマると日本一の温泉地に滞在していても、それを求めるようになってしまうのだ。
さらに、この1週間ほど僕はサウナを楽しめていない。サウナおじさんがサウナから一週間も離れると、どうなってしまうと思う?
答えは簡単。
サウナの事しか考えられないモンスターサウナおじさんが誕生してしまうのだ。
もちろんひょうたん温泉にもサウナに似ている施設はある。むし湯だ。
ここでワンポイント解説!
皆様は「熱殺蜂球」という言葉をご存じだろうか? 「ねっさつほうきゅう」と読む。
マンガやアニメの必殺技のようにしか思えない響きだが、これは実はミツバチがスズメバチを殺す時のフォーメーションを指す言葉だ。
なんとミツバチは自らの巣に襲い掛かってきたスズメバチに向かって大量に群がり、胸の筋肉を震わせて発熱し、それによりスズメバチを蒸し殺してしまうのだ! その際の温度は実に47~48度にもなるという。
このミツバチの習性を利用したのがむし湯…。すなわち虫湯だ。
それを楽しむためには、入浴者はまずスズメバチの仮装をしなければならない。そして、その格好のままミツバチの巣の中に突っ込む。そうすれば大量に群がってきたミツバチの発熱により心地よい発汗が楽しめるというわけだ。入浴者はその後、アナフィラキシーショックにより死ぬ。
以上、ワンポイント解説おわり!
なお、この虫湯の説明は全てウソである。
ひょうたん温泉にむし湯があるのは本当です。漢字で書くなら蒸し湯。虫湯ではない。いわゆる天然のスチームサウナです。
そう、ひょうたん温泉に行けばスチームサウナは楽しめる。
だが、そこは哀しきモンスターサウナおじさんであるチョッピー。
今は高温のドライサウナが楽しみたい! ロウリュが出来る施設があれば最高!
だが、別府にロウリュが楽しめるサウナなんてあるのだろうか? 聞いた事がない。
うーん、念のためスマホで調べてみるか。
すると、とある個人ブログがヒットした。
やまなみの湯に別府発のセルフロウリュが誕生…だと…!?
やまなみの湯は昔から営業しているスーパー銭湯型の温浴施設。だが、僕の記憶ではセルフロウリュが出来る様な設備はなかった。
さらに調べてみると、どうやら2022年7月1日にリニューアルオープンし、その際にサウナ施設が充実したらしい。
知らなかった。
ギャンブルに勝った
というわけで行った。
感想を箇条書きで書くと次の通り。
- 3種類の趣きの異なるサウナが楽しめて嬉しい
⇒ 個人的には薬草の香りが楽しめる「漢方の杜サウナ」がお気に入り - 水風呂に温泉が使われており、さらにものすごく冷たくて嬉しい
- 露天風呂スペースに休憩用の椅子がたくさん用意されていて助かる
- 料金が480円と、サウナのある温浴施設としてはスゴく安価で助かる
総合的な満足度としてはひょうたん温泉に軍配が上がるのだけれど「とにかくサウナを楽しみたい!」という時には、こちらを選んでも良い気がした。
リニューアル後のやまなみの湯についてもっと詳細に知りたい方は上でも紹介した個人ブログなどをご参照ください。
ネイティブボーン
やまなみの湯からの帰り道、ふと思った。
…でもやっぱり「ひょうたん温泉」はホントに間違いがないよな。そこに行けば確実に満足できるとわかっている施設があるのに、どうして僕は新しいモノや珍しいモノに必ず挑戦してしまうのだろう…。
おそらくだが、僕には「満足できる選択肢を可能な限り増やしたい」という気持ちがある。また、そもそも「未知のモノに挑戦する楽しさ」を求める気持ちもある。
一方、ふらとぴ編集部員の横道それ夫は過去の『Daily Choppy !』のレビュー時に
僕は食品に関しては一切冒険しないタイプなので、スーパーの商品レビュー回はいつも新鮮です!
と言っていた。
もう、これはおそらく持って生まれた特性の違いなのだろう。
どちらが正しいとか、間違っているとか、そんな話ではない。
僕はきっと今後も「この選択肢を選ぶのが確実」だとわかっている状況においても
それは分かってるけど、この選択肢も面白そう…
などと言いながら、正解か不正解かわからない道を選ぶ。
なんというか…生来的にリスクテイカーなんだろうなぁ。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
皆様は冒険したいタイプですか?