こんにちは。アンチ大好き、チョッピーです。
ヒトはなぜか分類したがる習性があるとかないとか
「蓼食う虫も好き好き」とはよく言ったモノで、人には多種多様・千差万別な指向・嗜好がある。
たとえば世間的によく知られた分類としては性的指向の LGBTs とか。
場合によっては LGBTs ではなく、LGBTQIAだ、いや、LGBTQQIAAPPO2Sだ…などという意見もある。
まぁ、ここでそれらの内容について深く語りたいわけではない。
僕はそもそもそれらについて深く語る言葉を持たないし。
単純に人間とはそれぞれ多様な存在ですね…という例として、一番、メジャーであるように思えた分類を提示してみただけだ。
提示した分類について深く知りたい方は、各自で個別にお調べ願います。
ニッチ好き、それほどニッチでもないジャンルに出会う
さて、そんなメジャーな分類である LGBTs だが、人には、さらに細かい指向・嗜好もある。
かく言う僕もかなりニッチな嗜好の持ち主であり、作業のお供に流している YouTube の動画のジャンルは見事にマニアックなモノばかりだ。
たとえば「ボキボキ整体」とか「野食」とか。
もちろん、ここで書くのすら憚られるようなジャンルのモノもある。
そんな動画ばかり観ているので、僕の YouTube のおススメ動画画面は極めて治安が悪い。
しかし、さすがは YouTube だ。
それがニッチな嗜好…たとえば1,000人に1人しか好まない様なジャンルであっても、日本国民全体を対象にすればターゲットボリュームは12,000人ほどある事になる。
それだけのボリューム層にリーチできる手段があるなら、当然、それを狙った製作者もでてくるわけで…。YouTube にはホントに色々なジャンルの動画が揃っている。
そんなわけで今日も今日とて作業中の BGM として利用する動画を探していたところ、とあるひとつの動画が目についた。
初代ヴァルキリープロファイルのストーリー解説動画か…。
ここでワンポイント解説!
ヴァルキリープロファイルとは
『ヴァルキリープロファイル』は、『スターオーシャン』シリーズや『ラジアータ ストーリーズ』で有名なトライエース制作の、北欧神話をモチーフとした斬新な世界観とシナリオのプレイステーション用ファンタジーRPGです。
ヴァルキリープロファイル | SQUARE ENIX
プレイヤーは、戦乙女「ヴァルキリー」となり、神々の戦い「ラグナロク」に勝利するための戦士を神界に送り込むべく、地上界に降りて優秀な戦士となり得る死者の魂を集めて行きます。神の使者として、神々や人々の人生を垣間見てしまったあなたを待ち受ける「運命」とは!?
本作の発売日は1999年12月22日。
僕は中学校3年生から高校1年生くらいにかけてこれをプレイしている。
さらに説明すると、本作には3つのエンディングがあり、かつ、多種多様な仲間キャラがいるのだが、当時の僕はそれらを全てコンプリートしていた。
つまり全てのエンディングを見ており、全仲間のエピソードなども全て楽しんでいたのです。違う言い方をすれば「履修済み」となります。
だから、いまさらストーリー解説動画なんて観ても、新しく知れることなんてない。それに僕には懐古趣味も無い。
…まぁ、だからこそ作業中の BGM には適しているかもしれないな。
とりあえず流してみる事にした。
舌の進化
それから数十分後…
なんだこれ面白れぇ!
僕は案の定、その動画にハマっていた。
と言っても、その動画によって新たな知見が得られたりしたワケではない。
ヴァルキリープロファイルに関しては、システム面はさておき、少なくともストーリーについては他愛無いモブキャラとの会話なども含めて、ほぼ確実に全てを一度は見ているからだ。
中高生の頃の僕は、かなり偏狂的なゲームの楽しみ方をしていたのです。
当時の僕にとっては、ゲームとはそれほど貴重なモノであったから仕方がない。
貴重な1本1本を何の味もしなくなるまでしゃぶりつくす。それが子供時代の僕のゲームの楽しみ方。
ヴァルキリープロファイルも、僕の中ではすでにしゃぶりつくされたゲーム。
なのに、なんと、その動画の中で流されているゲームのプレイシーンには、新しい味があるではないか!
と言っても、何度も書いた通り、そのプレイシーンには僕の知らない映像は映っていない。
そこに映っている映像は、確実に僕が中学生の頃に観ていたそれと同じモノだ。
なのに、僕の受け止め方は当時とは異なる…。
100歳までは死ねないな
「過去に読んだ物語をあらためて読み返してみると全く違う感想が抱ける」というのは、まぁ、よくある話だとは思う。
それこそ僕もそんな事が書かれている文章を何度も読んだ事がある。
ただ、やはりそれを自分で体験すると色々と面白い。
そう言えば、これも昔なにかの本で読んだのだが、人間は成人以降、肉体的機能は基本的に衰えていくが精神的機能については死ぬまで成長し続けるらしい。
だから一度読んだものでも、期間を空けると新たな感想を得られる…のかもしれない。
この主張が本当かどうかは知らないが、もし本当だとするならば、今後も僕…そしてもちろん読者の皆様も、年を取れば取るほど新たな楽しみが得られるようになるハズだ。
そう考えると、年を取るのも悪いことばかりではないのかもしれない。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
これは懐古趣味とは違う形での古い物語の楽しみ方だと思っているのですが、どうでしょうね。