こんにちは。高速道路に乗った瞬間給油ランプが点灯して生きた心地のしなかった横道それ夫です。
完全に失念してました。距離が短かったので大丈夫でしたが、みなさんもお気を付けください。
さて、ここのところ積みゲー消化日記になっている気がする本連載ですが、今回も多分に漏れず積みゲー消化日記です。
今回は、全身全霊のアーシャ愛を込めて「豪華絢爛!GS最強ギャラクシーコンボセット」を購入したにも関わらず積みゲーと化していた「アトリエ~黄昏の錬金術士 トリロジー~DX」の『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~DX』について書いた記事です。
ゲームの内容どころかシステムにすらほぼ触れない「黄昏シリーズ最高!」「アーシャ可愛い!」な記事になりました。
当然ネタバレなどあろうはずもないので、どなた様も安心してお読みください。
愛を、感じてほしい。(ダーリンソーゼァーユアー♪)
アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ DX
概要
もとはPlaystation3用ソフトとして2012年に発売された『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』です。
そこにDLCを加えたのがPlaystationVita用ソフト『アーシャのアトリエPlus ~黄昏の大地の錬金術士~』。
そしてVita版を高解像度化&システム改良したものが本作『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~DX』です。
リメイクではなくリマスターですね。Playstation4・NintendoSwitch・steamに対応しています。
僕は当時PS3版をプレイしましたが、特にストーリーに関わる追加要素があるわけではないので過去にPS3かVitaでプレイ済みの方は注意です。念のため。
いわずもがな、本作は「マリーのアトリエ」から続く長寿「アトリエ」シリーズのひとつです。
世界観は過去作から刷新されており、本作は「黄昏」シリーズと呼ばれる3部作の第1作目にあたります。
キャラクターデザインは左(ひだり)氏が担当しています。
世界観が歴代最強
アトリエシリーズといえば牧歌的な世界観の作品が多いかと思います。
初代「ザールブルグ」シリーズはもちろん、知名度の高い「アーランド」シリーズでもその雰囲気を感じますよね。
一方、本作から続く「黄昏」シリーズは少し異質。
錬金術によって隆盛(たかもりではない)を極めた文明が何かしらの理由により滅んだ数百年あとの世界が舞台。
そして前文明の遺産は現在に豊かさをもたらすと同時に世界に大きな傷跡を残し、世界は少しずつ滅びに向かっているのであった…。
おおよそこんな世界観です。
「ソラノヲト」「ワイルドアームズ」あたりの世界観が好きな人にはドンピシャ。
そう、そこはかとなく漂う「口笛と荒野」感
どうも僕は「希望のない(少ない)世界で希望を持って生きる人たちの物語」みたいなのが好きなようでして、なのでこの「黄昏」シリーズの世界観も大好きです。
とはいえ本作の世界にそれほど悲壮感はありません。登場人物がみんな明るいからでしょうか。
世界が滅びに向かってる感も、次作の「エスカ&ロジー」の方がより顕著かも。こちらは現在プレイ中。
音楽も歴代最強
「アルトネリコ」や「よるのないくに」など、アトリエシリーズ以外にも良BGMゲーを世に送り出すことに定評のあるガストですが、本作のBGMも相当素晴らしい出来です。
朗らかで明るいアトリエシリーズらしい感じの曲から儚さや寂しさを感じる「黄昏」らしい曲までさまざな楽曲があり、いずれもまさに珠玉。
本作のサウンドは阿知波大輔氏・柳川和樹氏・下田祐氏の3名が担当されています。みなさんアトリエシリーズに所縁の深い方々です。
僕的には阿知波氏が作曲した「Sylpheed」「Undine」「Sagittarius」などの戦闘BGMが超カッコよくて好きです!
すべて横道的最強通常戦闘BGM「ガンブレイズ」に負けずとも劣らず。
「ガンブレイズ」はワイルドアームズ4の通常戦闘BGMです。こちらはなるけみちこ氏が作曲しています。戦闘BGMでありながらどこか哀愁のようなものを感じさせる傑作ですね!ワイルドアームズ3の「ガンメタルアクション」も素晴らしい!ワイルドアームズ3と言えばレイライン観測所で流れる「FATE BREAKER」もクソカッコいいんですよね!まぁこれはフィールドBGMですけど。あとは……
あやうくワイルドアームズの話になるところでしたね。
なお本作パッケージ版にはサントラをダウンロードできるシリアルコードが封入されてます。
本当に素晴らしい曲ばかりなのでソフトの購入は新品パッケージ版を強く強くおススメします!!
こちらでダウンロードできるサントラの一部が試聴ができます。
本作含めたシリーズのBGMの素晴らしさは伝わると思います。
定価の倍くらいの価値がある。そう断言しましょう!
アーシャの可愛さも歴代最強
「アーランド」シリーズの岸田メル氏
「不思議」シリーズのNOCO氏&ゆーげん氏
そして「ライザ」シリーズのトリダモノ氏
近年のアトリエシリーズはキャラデザに素晴らしいイラストレーターの方々が起用されていますが、個人的には「黄昏」シリーズの左氏が最強だと思っています。
左下がアーシャですね。
声優は井上麻里奈さん。「進撃の巨人」のアルミン役といえばご存じの方も多いはず。
アーシャ役ではアルミンとは打って変わった温かいお姉さんボイスが素敵です。声優さんは凄いですね。
ほかにも中田譲治さんや小清水亜美さんも準主役クラスで出演しています。横道、歓喜
キャラとしては「妹思いの優しいお姉ちゃん」という割と普通の感じ。
それこそまさに「牧歌的」でふんわりした雰囲気を醸し出し大変よろしゅうございます。
ところで、アーシャは本作中で「相当の美人」と明言されています。
歴代通じて可愛いキャラ揃いのアトリエシリーズですが、作中で美人設定があるキャラって割と少なかったように思います。
だからと言うわけではありませんがアーシャの可愛さは歴代最強クラス。
デザインした左氏と、氏を起用したガストスタッフはガチマジに素晴らしいです!
初期衣装が素晴らしすぎてDLCを使いづらい。それもまた素晴らしい!
移動&戦闘スピード調整機能は素晴らしい!
本作で追加された機能のお話も少しだけ。
本作DX版では「ダッシュ」と「戦闘スピードアップ」が機能追加されました。
デフォルトでも不便さを感じるほどではありませんが、探索や戦闘などある程度作業プレイも必要な本作においてはありがたい機能ですね。
一応、戦闘スピードアップについては
- 追撃やバックアタックなどの入力が忙しい
- 技演出やキャラボイスが途中で切れる
- 珠玉の戦闘BGMを楽しむ時間が減る
といった弊害も無きにしも非ず。特に戦闘BGMについてはキャラごとに必殺技専用BGMもあるので、演出と合わせて定速で見ていただきたいですね!
まとめ
ふとももが巷を賑わせた余韻もそのままに新作「ライザのアトリエ2」が発表されたアトリエシリーズですが、本作から始まる「黄昏」シリーズも本当に素晴らしい作品です。
出荷数が多かったからなのか思いのほか不人気なのか、市場価格が残念な感じになっていますが「価格が安い=つまらない」の公式が一切当てはまらない良作ですよ。
新品でもお安く手に入れられるはずなので、ぜひぜひ手に取って遊んでみてください!
今日もふらとぴにお越しいただきありがとうございます。ではまた!
僕のドナーストーンは割れてしまいました。投げてないのに……。