こんにちは。ギャルゲーから洋ゲーまで何でもプレイする男、横道それ夫です。
ゴールデン・ウィーク、いかがお過ごしですか?
僕は出前館をお供に自宅でゲーム三昧です。自粛というか、平常運転です。
さて、今回はそんなゴールデン・ウィークにクリアしたゲームからノベル系インディーズゲーム3作品をひとことレビューという形でお届けします。
いずれも発売されてしばらく経っていたり、割と有名だったりする作品ですが、なにかしらの参考になれば幸いです。
どの作品レビューもネタバレはありません。
Tokyo Dark – Remembrance –
過去にとらわれ動けなくなるのか、自分の選択を信じるのか、、、伊藤刑事の相棒が行方不明となった。単純かと思われた事件は次第に奇妙な様相を帯びていく。彼女は過去と向き合い、その正気を保てるのか。
東京ダークはご自分で作り上げる物語を楽しむゲームです。行方不明となった相棒を求め、東京中を探索し、深く暗い闇を解き明かしましょう。探索中のあなたの選択や行動が伊藤刑事の精神状態に変化をもたらし、異なるエンディングを迎えることになります。
Tokyo Dark – Remembrance – | My Nintendo Store
ノベルゲーにアクセントとして横スクロールの探索要素を取り入れたような作品。
引用元にもあるように、プレイヤーの選択が主人公の精神状態や物語の展開に影響を与えます。
いいところ
- 日本神話を絡めたダークさ満載のシナリオ
- 読みやすさと読み応えを兼ね備えたやたら秀逸な文章
- 要所で挿入される美麗なアニメーション
- かわいい猫
ちょっとダメなところ
- 妙にRボタンに依存する微妙な操作性
- 質の低い男性キャラクターデザイン
- カタルシスを感じないエンドの多さ
ミステリっぽい雰囲気も感じられる作品ですが展開はゴリゴリのオカルトです。これは好き嫌いが激しいかもしれません。
『流行り神(真ではない)』の「オカルトルート」が好きな人にマッチする感じでしょうか。
今からプレイするなら追加シナリオがあるSwich・PS4版がオススメです。
個人的にしっくりくる展開が少なかった。
本作は星3つ!!★★★☆☆
シロナガス島への帰還 -Return to Shironagasu Island-
大富豪の遺書の中に残された『シロナガス島』への招待状。
ニューヨークで探偵業を営む男『池田戦』は、特殊な能力を持つ少女『出雲崎ねね子』と共に島へと向かう。
そこで起きる数々の奇怪な殺人事件。
果たしてシロナガス島に隠された真実とは……?
すべての謎を解き、呪われた島から脱出せよ!
シロナガス島への帰還 -Return to Shironagasu Island- |Steam
「探偵」「孤島」「殺人事件」というド安定三種盛り。
画面内をクリックして探索&選択肢で進んでいくシンプルなデザインのノベルゲーです。
いいところ
- お約束の展開から徐々に盛り上がる劇場版仕様な熱いシナリオ
- 緊張感を加速させる「制限時間」要素(一部シーンのみです)
- かっこいいBGM
- クセが強いけど可愛いキャラデザ
- タイトル回収のカタルシス
ちょっとダメなところ
- このジャンルの宿命とも言える総当りクリック
- 消去法的に絞り込めてしまう犯人
- パーツで見ると既視感のある展開も
ワンコイン(500円)とは思えぬクオリティに脱帽しました。
シナリオ部分の良さはもちろんですが、プレイヤーが「読む」だけではなく「遊べる」工夫も凝らされており、ノベルゲーにありがちな冗長さを感じることなくエンディングまで突っ走れました。
「ちょっとダメなところ」も強いて挙げればのレベルなので、多くの方に強くオススメできます。
『EVE burst error』が好きな人はすぐにでもプレイするといいです!!
フルプライス含めてもここ数年で指折りの傑作!
本作は星5つ+α!!★★★★★+α
くっころでいず
この流れでこの作品来るか…?来るんです!!
平凡な日々は、ある女性の出現より平凡な生活は一変する。
ある日、主人公の家に突如、魔方陣が出現し、魔法陣の中から剣と甲冑を身にまとい傷を負った女性が姿を現した。
女性の名は「カトレア」。
異世界から転生されたのだと言う。
カトレアが元の世界に戻る方法を見つけるまで一緒に住むことに…果たして無事にカトレアは元の世界に帰れるのか?それとも……”
平凡な日々が一変!?
くっころでいず official WEB |qureate
異世界から来た女騎士とのちょっとHな同棲生活がはじまる!
2000年代初頭に山のように量産された紙芝居ギャルゲーの遺伝子を継ぐ作品です。
あらすじ以上の内容はないのでご安心?ください。
いいところ
- タイトルのセンス
- E-moteによる動く2Dイラスト
- 様式美と予定調和の詰まった伝統芸能のような展開
- 割としっかりしてる文章
- 多言語対応が楽しい
- 「まだ死ねない!」の無駄遣い
ちょっとダメなところ
- プレイ時間1時間半
- 家族と一緒には遊べない
ちょっとストアで間違って手が滑ってたまたま偶然かつ不本意ながら買ってしまってでも遊ばないのも勿体ないから仕方なくフルコンプしたんですけど。
カトレアかわいい。と思ったら買えばいいと思うよ。
なおSteam版なら無料のパッチを当てることで更なるエチエチ仕様にすることも可能ですが、シナリオの展開やテンポは明らかにノーパッチ版のほうがよいです。
クリア後に中国語字幕とかで遊ぶと楽しいです!
本作は星4つ!★★★★☆
まとめ
どの作品も小説・文芸書1冊分程度の価格&プレイ時間で遊べます。
気楽にプレイできるノベル系作品は大作の合間に遊ぶにはもってこいだと思いますよ。
今回紹介したなかでは、『くっこr…『シロナガス島への帰還 -Return to Shironagasu Island-』がイチオシです!
今日もふらとぴにお越しいただきありがとうございます。ではまた!
ノベル系作品はインディーズで良作が生まれ続けているみたいですね!!