こんにちは。最近、ノリと勢いだけでインディーズゲーを買いがち、横道それ夫です。
今回はそんなノリと勢いだけで購入したインディーズ系2作品を紹介します。
パズルゲームとTPSなので、そもそもネタバレがありません。購入前の参考にもどうぞ!
※紹介する作品はすべてNintendo Switch版に準拠します。
りっく☆じあ~す サイバーパニック!
90年代の日本のゲームセンターの奥の方で開花したいかがわしげなアーケードゲームたちにインスパイアされた『りっく☆じあ~す サイバーパニック!』は、誰にでもとっつきやすく、それでいで奥深いゲームメカニズムとともに、この特別なサブジャンルのお手軽な満足感を提供します。プレイ画面の後ろにいる女の子たちはシルエットの状態からスタートします。アクション満載の各ステージを切り抜け、敵をかわしながら、ラインを描いてエリアを切り抜き、背景画像を徐々に露わにしていってください。
りっく☆じあ~す サイバーパニック! | My Nintendo Store
自機を操作し、画面内に直線を引いて陣地を取っていく…つまり『QIX(クイックス)』です。
いいところ
- 背景の女の子イラストのクオリティがまぁまぁ高い
「艦〇れ」「アズー〇レーン」「ドールズフロ〇トライン」あたりに登場しそうな「女の子×メカ」風のキャラクターが背景に登場します。健全とまでは言いませんが、セクシー度は控えめ。
- お手軽難易度
スコアにこだわらなければ全体的に難易度は控えめです。イラスト収集したいのにゲームがクリアできない!とならないのは「お手軽ゲー」としては評価ポイントかも。
- Switchで『QIX』風のゲームが遊べる
あくまで「風」ですが、レトロ&シンプルなゲーム性は妙な中毒性がありますね。なお、本家『QIX』も2022年2月24日発売の『タイトーマイルストーン』に収録が決定しています。
ちょっとダメなところ
- 自機表示が大きすぎる
自機がドットではなく、ツムツムのツムみたいな丸いキャラクターなので、細かな操作がしづらいという難点があります。
そこまで繊細な操作を求められる難易度ではないのですが、操作ミスを誘発させる要因になっており少々ストレスを感じます。
- アイテムが強すぎる
本作を「お手軽ゲー」として考えても、「完全無敵」「時間停止」あたりがちょっと強すぎます。アイテムの種類と出現場所によってはどんなに高難度ステージでも即クリアできるレベルです。
まぁ、「アイテムありき」みたいな敵配置もあるんですが…。
本作の評価は…
星3つ!★★★☆☆!!
Hentai vs. Evil
やるべきことは、時々、多少のゾンビを殺したり、悪魔を滅したりするだけですが、物事を盛り上げるためのちょっとしたスパイスがあっても、構いませんよね?『Hentai vs. Evil』では、悪魔が街や郊外、さらにはビーチにまで侵入し、住民を人喰いゾンビに変え、かわいい女の子たちを檻の中に閉じ込めてしまいます。そんな狂った事態を止めるのはあなたです!女の子たちを救出し、弾丸の雨の中で諸悪の根源を撃破しながらスタイリッシュにキメまくり、女の子たちを仲間に加えていきましょう!
Hentai vs. Evil | My Nintendo Store
タイトルのインパクトったらね。
「女の子×TPS」そしてマップは広大なオープンワールドという売り込み!それで定価が1,000円だって!?
貯まっているポイントで交換できそうだ、記事のネタにもなりそうだし買ってみよう!
いいところ
- 妙に惹かれるタイトル
タイトルは完全に「バカゲー」のソレですよね。
- 可能性を感じるゲームコンセプト
ゲームコンセプトは『バレットガールズ』シリーズや『スクールガールゾンビハンター』などに代表される、「人気のあるTPSというジャンルに可愛い女の子を足したら無敵」というやつですね。
なお、過去にそれで「無敵」になった作品を僕は知りません。
ちょっとダメなところ
- 低フレームレートによる画面の見づらさ&操作性の悪さ
プレイし始めて20秒くらいで「あ、コレ、ヤバいやつだ!」となりました。
元がPCゲーっぽいので、Switchのハードスペックが足を引っ張っているという点も考慮できなくもないですが、それにしたってフレームレートが低すぎです。
2ステージほどクリアしましたが、とにかく目が疲れます。エイム操作で画面があちこち向くので、人によっては画面酔いするかも。
- イマイチ爽快感のない銃撃
- 永遠に追いかけてくる敵
- 見ると不安になる敵の造形
- オープンワールドというかただ広いだけのマップ
正直、低フレームレートだけでプレイを継続する気を大きく削がれるのですが、それ以外にも「あ、コレはちょっと…」な要素が多い作品です。
ポイント交換でゲットした本作の評価は…
星1。★☆☆☆☆。PC版なら高フレームレートでもうちょっとあそべる?
おわりに
往年の名作『QIX』を程よく現代アレンジした『りっく☆じあ~す サイバーパニック!』は割と遊べるのでお勧めです。
一方の『Hentai vs. Evil』は個人的に久しぶりのやらかしです。「ネタゲー」「バカゲー」を期待したものの、遊ぶのが身体的に苦痛という評価になってしまいました。
低価格帯のインディーズ系とはいえ、ある程度の吟味は必要だなと思い知らされたのでした。
今日もふらとぴにお越しいただきありがとうございます。ではまた!