こんにちは。お笑いセンス抜群、チョッピーです。
ふしぎの海のナディア
最近、Amazon prime video で『ふしぎの海のナディア』を観ている。
上のツイートに書いている通り、初見だ。
なにやら『エヴァンゲリオン』シリーズ等で有名な庵野監督による面白いアニメ…という評判は知っていたのだが、今までの人生ではたまたま観る機会がなかった。
観る機会がなかったのだが、夕食時に妻から
アマプラで『ふしぎの海のナディア』が観られるらしい。観よう。
という提案があったので一緒に観てみた。そしたら期待に違わず面白い。
今は第5話まで観終わったところだが、第3話あたりから不穏な雰囲気が漂い始め、第4話で完全にエヴァっぽくなった。今後の展開にも期待が出来る。
やはり名作と名高い作品は基本的に面白く感じられるモノが多い。『ふしぎの海のナディア』も、もっと前から観ておけば良かった。
そもそもチョッピーは褐色キャラ好きなのに、何故、今まで観ていなかったのか…。
ホントに。ねぇ。
名作・古典知らない系人材
実は僕は『ふしぎの海のナディア』に限らずいわゆる「名作」とか「古典」とか呼ばれる作品をあまり観てきていない。
じゃあ、これまでどんな作品を楽しんできたのか…と言うと「ゲーム」「小説」「新書」「ニュース番組」「バラエティ番組」などだ。
だからテレビで放送される名作・古典等をほとんど観てこなかった。テレビを観ずにゲームをしていたり、テレビを観たとしてもニュース番組やバラエティ番組ばかり観ていたのだ。
特にバラエティ番組はよく観ていた。
バラエティ番組の中で特に強く記憶に残っているのは『内村プロデュース』と『ぷっすま』の2つだ。『とんねるずのみなさんのおかげでした』もよく観ていた。基本的にお笑い番組が好きなのだ。
好きな番組のラインナップが年齢(35歳)を感じさせますね。チョッピーは2004年以降のテレビ番組をほとんど知らないのでご容赦ください。
『FREEZE』ムッチャ悪質問題
さて、そんなお笑い番組好きな僕ことチョッピー。先日、Amazon prime video 限定配信のお笑い番組を観た。
そう、今回の記事のタイトルにも書いている通り『FREEZE』だ。正確には『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE』。
「何が起きてもリアクションしてはいけない」というルールの下、お笑い芸人やアーティストなどの芸能人が賞金100万円のために様々な嫌がらせに耐えていく…という番組。
いまのところシーズン1とシーズン2が配信されている。僕は両方とも観た。
この番組、なかなか悪質かつ低俗である。何故か。その構図が完全にイジメと同じであるからだ。
上で説明した通り、この番組の出演者は基本的に何が起ころうと何もしてはいけない。
その前提の下で、出演者にはかなり過激な、おそらく地上波ではNGとなるであろうレベルの嫌がらせが行われる。
さらにシーズン1においては演者への嫌がらせは松本人志の指示で行われる。指示およびジャッジを行う松本人志は別室で、演者が嫌がらせに耐える様を眺め、笑っている。
つまり番組の構造自体が「絶対強者による無抵抗な弱者への加害」になっているのだ。これは完全にイジメの構造と同じモノだと言えるだろう。
実際に観て頂ければ一目瞭然ですが、『FREEZE』のシーズン1は「松本人志によるデスゲーム感」が本当に強いです。
チョッピーの気質
さて、ここまで『FREEZE』の悪質さについて書いてきた。『FREEZE』は今まで書いてきたように悪質であり下劣な番組だ。ネット配信限定コンテンツになっているのも頷ける。
おそらく配信側もそれに気付いているのだろう。シーズン1にはコンテンツ警告に「暴力」がついており、シーズン2ではレーティングが「ヤングアダルト(16+)」となっている。
性的表現やグロ描写などはほとんど無いにもかかわらず、かなり強いレーティングになっている気がします。この番組はそのくらい過激という判断なのでしょう。
『FREEZE』は悪質かつ下劣で危険だと配信側も認める程の俗悪番組。
かといって僕は「この様な俗悪番組を作ったり、配信したり、楽しんだりするべきではない!」と主張したりするつもりはない。理由は2つ。
- 『FREEZE』は本当のイジメと異なり、演者は全て同意の下での業務としてそれを行っているから
- 僕自身がこのような番組を楽しめる気質を持っているから
「1」に関してはこれ以上の説明は不要だと思う。この番組内で行われている行為は全て合意済みの業務である。そこには何の問題も存在していない。仮に番組内容に納得がいかなければ出演しなければよいのだ。
問題は「2」である。上に書いた番組の構造の説明時にはあえて書かなかったが、世の中のお笑い番組には全て「番組内で描かれる行為を傍観するだけの存在としての視聴者」という構造が潜んでいる。もちろん、それは『FREEZE』でも同様である。
『FREEZE』で描かれる行為が「イジメ」だとすると、視聴者、つまり僕は「イジメに直接関わらないが、その様を見て笑っている傍観者」に該当すると言えるだろう。
もちろん、繰り返しになるが『FREEZE』で描かれているのは本物のイジメではない。ただ、この番組を楽しめる人には「イジメを模した構造を楽しめる気質」が確実にある。
『FREEZE』は(笑いながら)そんな事を感じられる作品だった。
本日の締め
今回は僕が『FREEZE』を観て感じた事を書いてみました。
感想というほどの感想ではないので『僕の感想』ではなく『Daily Choppy !』に書きました。
なんか色々と書きましたが、ダウンタウン的なお笑いが好きな人なら普通に楽しめると思います。個人的に点を付けるとするなら…5点満点中の3.5点くらいかな…?
Amazon prime に登録している人ならいつでも観られるので、お暇な時に観てみてはいかがでしょうか?
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
「笑い」って大抵の場合、攻撃性が含まれてますよね。