こんにちは。信心深い可能性がある、チョッピーです。
メガドンキの衝撃
恵方巻しか売ってない!
いきなりどうした。
聞いてくれ。
今日、最寄りのメガドンキに行ったんだ。夕飯用に、総菜やお弁当を買うために。
普段、僕はスーパーやメガドンキでは食材を買い、自炊をしている。総菜やお弁当はあまり買わない。
でも、今日はそんな気分ではなかった。
正確にお伝えすると自炊自体は別にしても良かった。でも、何故か今日はどうしても洗い物をしたくなかったのだ。
自炊をすると必ず洗い物もしなければいけませんからね。
そんなわけで普段は買わない総菜・お弁当を買うためにメガドンキに向かった。
寒空の下、自転車を走らせること十数分。メガドンキに到着。
「ティファール、わっしょ~い」との謎の掛け声を耳にしながら総菜コーナーに向かう。
そこで、僕は本記事冒頭のセリフ(恵方巻しか売ってない!)を叫ぶことになったのだ。
実際は叫んではいません。心の叫び。あと、本当は恵方巻しか売っていなかったわけではなくて、総菜コーナーの1/3くらいは恵方巻以外の商品もありました。
発祥地
本記事掲載日(2月3日)は節分。
節分と言えば豆まき。それと、恵方巻だ。
恵方巻が全国的に広まったのは2000年頃。セブン‐イレブンを始めとするコンビニ各社が全国販売を始めた事がキッカケだ。
恵方巻は1989年に広島のセブン‐イレブンで売られ始め、1998年には全国のセブン‐イレブンでも売られるようになりました。他のコンビニ各社もそれに追随しています。このお話はセブン‐イレブンの公式サイトで読めたのですが、現在は公開されていません。残念。
それでは、恵方巻は「創られた伝統」なのかと言うと、それは違うらしい。
どうやら恵方巻は元々は大阪の船場を発祥とする文化らしい。それが形を変え、現在にまで続いており、近年になって全国区のイベントに成長した…との事だ。
つまり、恵方巻の本家本元は大阪。
僕は今、大阪に住んでいる。今日、買い物に行ったメガドンキも大阪にある。
つまり…
総菜コーナーが恵方巻に支配されているのも当然なのだ。
他の地域のメガドンキでも同じ状況になっていた可能性はあります。
美味しかったです
総菜コーナーが恵方巻に支配されているのを目の当たりにした僕は、迷った。
どうする…? 恵方巻を買うか…? しかし、正直、恵方巻の文化は僕個人としては馴染みがなく、気が乗らない…。では、数少ない恵方巻以外の総菜・弁当を買えばいいのか? しかし、どうも心が躍るモノは売られていないぞ…。かと言って、いつも通り食材を買って家で料理をするのも…。そもそも洗い物がしたくなかったから、メガドンキに来たのに…。うーん…。僕は、僕は、一体、どうすればいいのだ!
そんなわけで僕はブツブツ言いながら総菜コーナーと食品売り場コーナーをウロウロし続けた。20分くらい。
「恵方巻しか売ってない!」は心の叫びでしたが、こちらは本当にブツブツ言いながら20分くらいウロウロしていました。通報されなくて良かった。
最終的に今日の僕の夕飯がどうなったかと言うと、次の通りだ。
そう、僕は「洗い物をしたくない!」という気持ちを打ち消し、いつも通り自炊をする事にしたのだ。
学びが留まるところを知らない
今回の件、色々と学ぶことがあった。
まずは何と言っても「住んでいる土地の特性や、特殊なイベント開催日の把握の必要性」だ。
2月3日にメガドンキの総菜コーナーが恵方巻に支配されることがあらかじめ分かっていたら、僕は今日はおそらく外食をしていたでしょう。そのくらい当初は洗い物をしたくなかった。
次に「どれだけ嫌だと思っていても、覚悟さえ決めてしまえばやれてしまう自分の特性」だ。
当初は本当に洗い物をしたくなくて仕方なかったのですが、メガドンキで「いいや、今日は唐揚げを作る」と決めてからは、洗い物も全然、めんどくさくありませんでした。
これらの点を学ぶには、僕は年齢を重ねすぎている気がしなくもない。
チョッピーは現在36歳。せめて20歳くらいで、このくらいの事は把握しておきたかったですね。
だが、何かを学ぶ時に「遅すぎるタイミング」なんてモノは存在しない。いくつになろうが、新しい事を学ぶのは良い事だ。
また、唐揚げも美味しかったし、総菜・お弁当を買ったり、外食をするよりもコスパも良かった。
つまり、今日、僕が遭遇したイベントは、決してバッドイベントではなかった。
むしろグッドイベントだったのだ。
そうだ。そうに違いない。
あぁ、僕はなんて運が良いのだろう。
豆も撒いていないのに、福は、僕の下にやってきたようだ。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
メガドンキの総菜コーナーに大量に売られていた恵方巻のインパクトにやられて、意味のわからない文章を書いてしまった気がしないでもありません。