こんにちは。無類の魂好き、チョッピーです。
音楽のコードの話ではない
「蓼食う虫も好き好き」という言葉がある通り、人の好みは千差万別だ。
僕はどうも昔から今に至るまでマイナー趣味。
コロコロコミックよりもコミックボンボンだったし、ファッションよりもゲームだったし、YouTube よりもニコニコ動画だったし、Instagram よりも Twitter だった。
今も「飲む・打つ・買う」には全く興味がなく、「筋トレ・サウナ・料理」に精を出している。
来世、もし僕が虫に転生したとしたら、おそらく蓼ばかり食べる事になるのだろう。(そんな虫は「蓼虫」と呼ばれているらしい)
まぁ、虫にとってのメジャーな食べ物は何か? と訊かれてもわからないのだけれど。
…キャベツとかですかね。なんとなく。
絵本スゲー!
つい先ほど、Twitter で素晴らしいツイートを見かけた。
絵本!
確かに僕にも子供のころ、何回も読み返していたお気に入りの絵本があった。
『あしにょきにょき』だ。
あまりに懐かしい。
思わず検索してみたところ、すぐに紹介ページが見つかった。
しかも、どうやらこの本、上に貼り付けたサイトで「全ページためしよみ」が出来るらしい。
ただし、「全ページためしよみ」をするためには会員登録をしたうえでスマホにアプリをインストールする必要があるようだ。
それくらいお安い御用だぜ!
というわけで即座に会員登録を行い、アプリもインストールした。
そして、数十年ぶりに読んだ。
やはり今読んでも面白い。
考えるな、感じるんだ
読者の皆様は『あしにょきにょき』という絵本、ご存じだろうか?
あまり有名な本ではない気がするので、知らない方の方が多いかもしれない。
あらすじを僕の理解で非常に簡単に説明すると以下の通りだ。
世界中の美味しいモノを味わっているポコおじさん。
ある日、彼の家にあやしい男が現われる。顔が緑色のものすごくあやしい男だ。
彼はポコおじさんにそらまめを勧める。
トランクいっぱいに一粒しか入らない、とても大きなそらまめ。
これは珍しいと、喜ぶポコおじさん。彼はそれを煮て、食べる。
すると、左足がにょきにょきと伸び始めた。
左足は家を飛び出しどんどこ伸びる。
家や街を破壊しながらどんどこ伸びる。
足は誰にも止められない。
街の中を縦横無尽にどんどこ伸びる。
そこに女の子が現われる。
彼女は足に近づくと…
クライマックスシーンは省略しています。気になる方は是非「全ページためしよみ」で読んでみて下さい。お子様のいらっしゃる方は紙の書籍を買われても良いのでは…。
しかし、この本…今、あらためて読み返してみると、話の展開や要素、その不条理さが『笑ゥせぇるすまん』を彷彿とさせて仕方がない。
チョッピーはもちろん『笑ゥせぇるすまん』も大好きです。
変わらぬもの
『笑ゥせぇるすまん』を彷彿とさせる絵本、とてもではないがメジャーな世界観のモノであるとは言えないと思う。
ジャンルとしてもどちらかと言えば不条理ギャグに分類される作品だと思う。
吾妻ひでお的な世界観というか…。当然、メジャーなジャンルではない。
僕はどうやら幼少期から蓼を食べていたらしい。「三つ子の魂百まで」とはよく言ったモノだ。
子供の頃に何を好んでいたか。
これをあらためて思い出してみるのは、人生の幸福度に大きく寄与するのではないか…?
そんな気がした。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
『あしにょきにょき』以外には『せかいいちのぼうし』という絵本が印象に残っています。今回、初めて知りましたが、どちらも深見春夫という作家の方の作品らしいのです。僕は彼の世界観が好きなのかもしれません。