こんにちは。チョッピーです。
本日の記事について
今回はチョッピーがライターとして連載記事を220日書き続けて得られた知見を共有する回です。最初に結論を述べます。「あまり意味はない」です。
毎日、文章を書き続けると何かが変わるのか?
執筆量
僕、本サイト「ふらとぴ」の運営を開始してから「Daily Choppy !」とその他の連載企画等の執筆を毎日続けています。大体今までで280本くらいの記事を書いているみたいです。
運営が開始してから220日目なので平均1日1.3本くらいの執筆量。文字数で言うと平均2000文字くらいなので2000文字×280本で56万文字くらい。
56万字といえば「HONZ」というサイトの編集者の方の記事に
新書は8万字~12万字、単行本は15万字前後と言われています。
HONZ|初めて本を書く人にお願いしている事
とあるので、これを参考にすると新書だったら5冊~6冊分、単行本だと3冊~4冊分と言えそうですね。
まぁ、文章量なんて読者が得られる価値とは何も関係ないのでカウントする事にあまり意味は感じないのですが、今回の記事に限って言うと「これくらいの文章を書いた結果、得られた知見」として理解して頂ければ助かります。
SEO的観点からの成果はあるか?
SEO的な成果はほとんどありません。
Google Search Consoleでの検索結果表示回数と合計クリック数の累積は以下の通り。
項目 | 累積(2019/7/15~2020/2/16) |
検索結果表示回数 | 5,896回 |
合計クリック数 | 594回 |
日別のデータをグラフ化した結果は以下の通りです。
検索結果表示回数は日ごとに増えているのですが、それがまったくクリック数には繋がっていない事がわかります。とはいえ、そもそも全て誤差みたいな数値しか稼げていないのでSEO的には毎日更新はほぼ意味がないと言えるでしょう。また、この結果から「ふらとぴ」は少なくともGoogle検索で情報を仕入れようとしている人には全く訴求が出来ていない事もわかります。
ライターのスキルアップは出来ているのか?
ライター(つまり僕)のスキルアップという観点からは…どうなんでしょうね。あくまでも自己評価なのですが「文章の読みやすさ」と「執筆スピード」という2つの観点から考えてみます。
文章の読みやすさ
これを考えるにあたって過去の「Daily Choppy !」を読み直してみたのですが…読みやすさに関しては向上している気がします。昔の文章もそんなに読みにくくは無いのでは…といううぬぼれもあるのですが昔よりも今の文章の方がとっつきやすくなっている気がします。今もその気はあるのですが、昔の文章はビジネス文章のクセが抜けていないように思えます。
あと、とてもどうでもいい事なのですが最近は「見出しをたくさんつける」という方法で「このセンテンスで伝えたいことはこれですよ!」という点がわかりやすくなるような工夫もしています。これは個人的にはメリデメがあるよなぁ…と思っているのですが、とりあえずしばらくは続けてみようと思っています。
執筆スピード
僕の場合は大体1本の記事を書き上げるのに必要な時間は2時間~7時間程度です。これはふらとぴ運営開始から今に至るまでまったく変わっていません。2時間~7時間とブレが大きいのは執筆スピードは「その日、書きたいネタがあるか否か」で今も昔も大幅に変わってくるからです。
結論
今のところのメリットは「文章が少し読みやすくなる」気がするだけ
あくまでも自己評価ですが前述したように毎日更新で220日間、記事を書き続けて「向上した」と言えるのは「読みやすい文章を書く力」だけです。SEO的観点や執筆スピードという観点からは特にメリットはありません。
対してこれに費やした時間は平均しておよそ5時間×220日で1100時間ほど。46日分くらいの時間です。「株式会社フォーサイト」によると勉強時間1000時間が必要とされる資格は「中小企業診断士」や「社会労務保健士」とのこと。同じ時間を費やすならば、それらの資格試験に費やした方が多くの成果は得られそうです。効率という観点からは「毎日記事を書き続ける」はまったくおススメできる作業だとは言えません。
なぜチョッピーは毎日記事を書き続けるのか
2つの理由があります。
- ほぼ日で何度も紹介されていた「10年、毎日続けたらいっちょまえになる」を実際に試してみたいと思ったから
- 僕自身が毎日更新されるコンテンツが好きだから
これらの2つの理由から僕は今後も毎日記事を書き続けようと思っています。今のところ、あまり効果は出ていませんが…。
本日の締め
今日は僕が220日間にわたり毎日記事を書き続けた結果、得られた知見を共有させて頂きました。今のところ「あまり意味はない」という結論ですみません。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
しかしほぼ日の糸井さんは10年どころか20年以上、毎日記事を更新しているからスゴいですよね…。