こんにちは。チョッピーです。
今回の記事について
今回はSNSの活用を通じてチョッピーが考えた「目的をキチンと捉える事の大事さ」についてのお話です。
SNSマーケティングが花盛りですね
昨今は少し廃れてきた感が無きにしもあらずですがSNSを活用したマーケティングが花盛りですね。
国や自治体などによる休業・外出自粛願いなどが発出される前までは、SNSを活用したマーケティングに関するセミナーなども頻繁に開催されていた気がします。僕も実際、SNSマーケティングのセミナーを受講した事もあります。(「Daily Choppy !」第137回↓参照)
さらに僕達ふらとぴ編集部メンバーもFacebook・Twitterなどに個人アカウントを保有しており、そちらでふらとぴの記事の宣伝をしたりしています。例えば僕のTwitterアカウントでの「Daily Choppy !」の宣伝ツイートはこちら↓
もちろん、ふらとぴ公式アカウントもあります。それらはふらとぴのこちらのページにリンクでまとめられています。
SNSの本来の利用目的ってマーケティングツールではないハズ
前段で思いっきり「ふらとぴはSNSをマーケティングに活用しています!」とお伝えしておきながら早くも言動不一致な内容を述べるのですが、でも、そもそもSNSって(少なくとも利用者にとっては)マーケティングツールではないハズなんですよね。
そもそも「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の略ですし。
ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、人と人とのつながりを支援するインターネット上のサービス。
SNS|コトバンク
マーケティングツールだったら名称も「SMS(ソーシャル・マーケティング・サービス)」になっているハズですね。「ショートメッセージサービス(SMS)」と紛らわしいですね。
携帯電話同士で電話番号あてに数十文字のメッセージを送受信できるサービス
SMS|コトバンク
というわけで本来的にはSNSはマーケティングを行うためのツールではない。人と人が繋がってなにかしらを楽しむためのサービスです。(出会い系サイトの説明みたいな表現になってしまいましたが、そういう意図はありません)
これを無視してSNSのアカウントでマーケティングに特化した活動だけをしていると、あまり良くない結果になりそうな気がします。
個別のアカウントに閉じた影響としてはアカウント自体の魅力がなくなっていくでしょう。また、そういうアカウントが増えれば増えるほど、そのSNS自体の面白さが無くなっていき利用者にとって魅力のないサービスとなってしまうでしょう。
個人的な考えではありますがSNSにおいてマーケティング効果はあくまでも副産物だと思っています。それを主目的にアカウント運営を行ってしまうのは本末転倒なのではないでしょうか。
経営者にとって会社運営の目的も利益じゃないよね
いきなり話が変わりますが経営者にとっての会社運営の目的も利益ではありません。ここで言う利益とは「売上-経費」で求められる値の事です。具体的な勘定科目の名称で言うと「税引後当期純利益」の事です。
経営者にとっての事業の目的は企業の理念を実現する事であり利益はその副産物に過ぎません。利益が目的となるのは株主です。
仮に私腹を肥やすことを目的として企業運営を行っている場合であっても、その場合は「役員報酬を高くすること」が目的になるわけであり、その目的が達成されれば達成されるほど「税引後当期純利益」は低くなります。(利益から役員報酬を含む全ての支出を差し引いた値が税引後当期純利益であるためです)
「利益を上げる事が企業の存在目的」という様な言説がなされる場合もありますが、それはあくまでも株主にとっての存在目的であり、経営者や社員、顧客にとっての存在目的ではありません。
企業経営者は自己の企業運営の目的をキチンと見据えて経営を行うべきだと考えます。そうでなければその企業は「マーケティングだけを目的としたSNSアカウント」と同じ結末を迎える事になってしまうでしょう。
今回の締め
今回はSNSの活用を通じてチョッピーが考えた「目的をキチンと捉える事の大事さ」について述べてみました。
僕自身が経営者であるため、記事の題材として企業経営を挙げましたが「副産物を目的化するとよくない」は何事にも適応できる考えなのではないかと思っています。なにかの参考になれば幸いです。
本日もふらとぴにお越し頂きありがとうございます。
目的定義って大切ですよね。